競輪選手の多くが、GⅠレースのタイトルを目指しているだろう。
長い競輪ファンとして、多くの新人選手に注目してきた。
具体的に例を挙げてみたい。
ミスター競輪こと中野浩一(35期)は、多くの選手たちに刺激を与えてきた。
井上茂徳さん(41期)は法政大学を中退して「自転車の道を追求したい」と競輪を目指した。
中野浩一の華々しい活躍が刺激になったのだろう。
吉岡稔真(65期)は、中学時代に父親に連れられて行った競輪祭で中野浩一に憧れを抱いた。
競輪学校(競輪養成所)を上位で卒業しなくてもその後、タイトルを獲得した選手も少なくない。
新田祐大(90期)2勝10位
守澤太志(96期)24勝52位
佐藤慎太郎(78期)20勝13位
吉田拓矢(107期)21勝6位
平原康多(87期)32勝8位
宿口陽一(91期)4勝57位
郡司浩平(99期)32勝10位
脇本雄太(94期)19勝11位
古性優作(100期)11勝34位
浅井康太(90期)15勝10位
清水裕友(105期)20勝4位
松浦悠士(98期)19勝13位
中川誠一郎(85期)38勝4位
過去のデータ
滝沢正光(43期)学校成績13勝で42位。
山田裕仁(61期)学校成績16勝で85位。
村上義弘(73期)学校成績36勝で16位。
伏見俊昭(75期)学校成績12勝で28位。
十文字貴信(75期)学校成績6勝で66位。
一方、上位成績者は以下
藤巻昇(22期)学校成績70勝で1位。
坂本勉(57期)学校成績95勝で1位。
菅田順和(36期)学校成績112勝で1位。
神山雄一郎(61期)学校成績110勝で1位。
後閑信一(65期)学校成績55勝で5位。
山口健治(38期)学校成績66勝で3位。
吉井秀仁(38期)学校成績65勝で4位。
鈴木誠(55期)学校成績42勝で7位。
内林久徳(62期)学校成績65勝で1位。
小橋正義(59期)学校成績75勝で3位。
三宅伸(64期)学校成績95勝で1位。
中野浩一(35期)学校成績114勝で2位。
野田正(46期)学校成績124勝で1位。
吉岡稔真(65期)学校成績59勝で2位。
井上茂徳(41期)学校成績55勝で7位。
佐々木昭彦(43期)学校成49勝で9位。
ちなみに、これまでの競輪の長い歴史を振り返ると学校成績が1位、2位でもタイトルを獲得出来なかった選手も少なくない。