GⅢ 青森競輪 みちのく記念 善知鳥杯争奪戦
3日目(9月10日)
11レース
並び予想 6-5-1 2-7-8 3-9-4
レース評
いよいよSSが相手だがそれでも中野が勝つ。
マークは内藤だが、力で吉田を対抗視。
ピリッとせずも山田は軽視できない。
番手の内藤 宣彦選手を軽視してしまう。
内藤選手は、年齢から(67期51歳)、中野 慎詞選手(121期23歳)を追走できずに、離れると思い込む。
だが、捲りではなく展開は先行であった。
その結果、後続のラインに付け入るスキを与えなかったのだ。
改めて、中野選手は並みの競輪選手ではないことを証明した。
1番人気 2-5(5.5倍)
結果
2-7 600円(2番人気)
2-7-5 2,920円(6番人気)
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◎ | 1 | 2 | 中野 慎詞 | 11.6 | 逃 | SB | 吉田を叩く | |
△ | 2 | 7 | 内藤 宣彦 | 1車輪 | 11.5 | ク | 中野に続く | |
○ | 3 | 5 | 吉田 拓矢 | 1/8車輪 | 11.4 | 叩かれ飛付 | ||
▲ | 4 | 1 | 神山 拓弥 | 1車身 | 11.3 | 吉田に続き | ||
× | 5 | 3 | 山田 英明 | 4車身 | 11.5 | 仕掛機なく | ||
注 | 6 | 9 | 園田 匠 | 1/8車輪 | 11.3 | 後方苦しく | ||
7 | 4 | 福島 武士 | 3/4車身 | 11.3 | 後手ライン | |||
8 | 8 | 佐藤 愼太郎 | 1/2車輪 | 11.7 | 飛び付かれ | |||
9 | 6 | 稲村 成浩 | 大差 | 12.4 | 掬れはぐれ |
戦い終わって
山田英明が早めに押さえ、突っ張れなかった中野慎詞は下げる。中団から山田を掬った吉田拓矢が先頭に立つが、中野の巻き返しは早く。豪快に出切った。そしてマークの内藤宣彦がぴったりマークを決める。デビューから無傷の30連勝を決めた中野は「前攻めから突っ張るか、下げてもすぐに行く作戦。強い人を相手にまくりは勝負にならないから、引いてからすぐに仕掛けた。とにかく全力でゴール線を切るまで踏みました」。
2着に流れ込んだ内藤は「キツかったけど、ホッとした。今回は敵も超一流。今まで通りにはいかないけもしれないけど、普段のスタイルで走ろうと中野には伝えた。吉田君に飛び付かれそうになったが、下がったので大丈夫だと。バックで決まったと思ったけど、抜かれた感触があったから、ホントに2着ですよね(笑)」。
3番手に飛び付いて3着の吉田は「中野君が前なら僕らは中団。でも一度前に出ないと勝負にならないから、山田さんの内を狙って踏んだ。8割程度で踏んで合ったところで飛び付きもと。(3番手に)行かせてもらいました」。