利根輪太郎 競輪人間学 壁は厚かった

2022年09月11日 18時04分02秒 | 未来予測研究会の掲示板

競輪ファンの一人として、スーパールーキーに期待した。

結果はどうであれ、中野慎詞選手に車券で賭けたのである。

だが、中野選手は不発で連勝30でストップ!

当然、新鋭に対するプロトップクラスの競輪選手たちの意地もあったのである。

青森競輪   みちのく記念 善知鳥杯争奪戦 最終日

12レース決勝戦(9月12日)

並び予想 1-5-6 2-4 7-8 9-3

レース評
超大型ルーキーの番手で2度目の地元記念制覇を狙う新山が本命。中野がペース良く粘って対抗だが、S班3人も猛然と抵抗。

結果

7-3 1万3,420円(37番人気)

7-3-9 4万180円(132番人気)

【青森競輪G3結果】

吉田拓矢が内を突いて今年3度目のV 

中野慎詞は不発で連勝30でストップ/決勝
9/11(日) 17:26配信 netkeirin


 9月11日、青森競輪場で行われたみちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、差した吉田拓矢(27歳・茨城=107期)が1着、差した和田真久留(31歳・神奈川=99期)が2着、追い込んだ郡司浩平(32歳・神奈川=99期)が3着に入った。3連単は⑦-③-⑨で40,180円という配当だった。

 レースは後ろ攻めの吉田が5番手の中野慎詞(23歳・岩手=121期)に蓋をして残り2周に入り、前受けだった清水裕友(27歳・山口=105期)が後ろを警戒しつつもそのまま先行していく展開。最後バックでは車間が短くなって混戦となるが、3番手から外を踏んだ郡司が清水マークの三谷将太(36歳・奈良=92期)にブロックされたことで内が空き、吉田がここを突いて抜け出す。

最後は郡司マークから内を踏んだ和田に2車身差を付けて押し切り、オールスター競輪落車以来のシリーズを優勝で飾った。今年のGIIIは立川、宇都宮に続いて3勝目。

 後手を踏みつつ後方となった中野は打鍾から反撃を試みるも不発。
9着に敗れ、デビューから続いていた連勝は30でストップした。




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 7 吉田 拓矢   11.7    
2 3 和田 真久留 2車身 11.7    
× 3 9 郡司 浩平 3/4車身 11.9      
4 5 新山 響平 3/4車身 11.7      
  5 8 椎木尾 拓哉 3/4車身 11.8      
  6 6 内藤 宣彦 1/4車輪 11.7      
  7 4 三谷 将太 2車身 12.4      
8 2 清水 裕友 1/2車輪 12.5   B  
9 1 中野 慎詞 2車身 12.3    

戦い終わって

戦い終わって写真

 注目の中野慎詞は5番手からレースを進め、吉田拓矢にフタをされると7番手まで下げて仕掛けたが、前受けの清水裕友も踏み上げ出切れずに終わる。3番手の郡司浩平が外に持ち出すと、空いたインコースを見逃さなかった吉田が俊敏に入る。そして外振る三谷将太の内を掬いVゴールを駆け抜けた。
 吉田は「後ろ攻めだとは思ったけど、中野君の動きが読めなかったし、どうしようかなって感じでした。連日感じは良くなかったけど、準決のあとにセッティングを煮詰めて朝の指定練習の感じが良くて。優勝も狙えるかなって感じもしたんで。2コーナーは吸い込まれるように内へ行って、3コーナーからは「空いてくれ!」って感じで内へ。納得いく勝ち方ではなかったし、中野君には可哀相な事をしたけど、優勝できたし次の共同通信社杯も何とか戦える状態まで持ってこれたのは良かったと思います。これに慢心せず次はSS班らしいレースをして関東を引っ張って行けたらと思います」。
 郡司をマークから内に入り伸びて2着の和田真久留は「北の動きがね。初手でどこの位置が欲しいのかわからないし、北の考えがわからず予想外のレースでした。2角? そこでは浩平は脚が溜まっていなかったはずだし、浩平が外に持ち出したときに内を空けてしまって、(吉田が)ここに来るかって、締めたんですけどね」。
 三谷のブロックの上をまくって3着の郡司は「中野君がどこから行きたいのか分からなくて…。清水君は踏み込んで(中野を)合わせるようだったけど、残れるような走りにも見えた。それで車間を空けながら対応しようとしたけど、脚を削られていた。レベルが高くなればなるほど厳しいですね」。
 

【青森競輪G3結果】

吉田拓矢が内を突いて今年3度目のV 

中野慎詞は不発で連勝30でストップ/決勝
9/11(日) 17:26配信 netkeirin


 9月11日、青森競輪場で行われたみちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、差した吉田拓矢(27歳・茨城=107期)が1着、差した和田真久留(31歳・神奈川=99期)が2着、追い込んだ郡司浩平(32歳・神奈川=99期)が3着に入った。3連単は⑦-③-⑨で40,180円という配当だった。

 レースは後ろ攻めの吉田が5番手の中野慎詞(23歳・岩手=121期)に蓋をして残り2周に入り、前受けだった清水裕友(27歳・山口=105期)が後ろを警戒しつつもそのまま先行していく展開。最後バックでは車間が短くなって混戦となるが、3番手から外を踏んだ郡司が清水マークの三谷将太(36歳・奈良=92期)にブロックされたことで内が空き、吉田がここを突いて抜け出す。最後は郡司マークから内を踏んだ和田に2車身差を付けて押し切り、オールスター競輪落車以来のシリーズを優勝で飾った。今年のGIIIは立川、宇都宮に続いて3勝目。

 後手を踏みつつ後方となった中野は打鍾から反撃を試みるも不発。
9着に敗れ、デビューから続いていた連勝は30でストップした。


利根輪太郎の競輪人間学 本命の裏・本命の隣り

2022年09月11日 14時44分05秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ  青森競輪 みちのく記念 善知鳥杯争奪戦

最終日(9月11日)

5レース

並び予想 7-1-4 8-2-5 3-9-6

レース評
点数上位の石塚に首位期待したが、狙い目は多い。
山本の引き出しある河合が軸でもいいし、鈴木を評価すれば成清と折り返し

2番の軸と期待した。

そこで2-5(8.2倍)を厚めに買う。
この時、出目作戦として隣りの4番をどうするか考えた。

だが、4番は7-1ラインの3番手。
4番より、7番と1番を重視して、4番を切り捨てる。

買った車券は、2-5 2-7 2-1
と裏の5-2 7-2 1-2。

実は、前日の11レースも2番を軸に車券を買っていた。
負けた車券の2番への拘りだった。

皮肉なもので、本命2-5のとなりの2-4の裏目となる。

結果

2=4 1万1,340円(24番人気)

4-2 6万1,750円(61番人気)

4-2-7 41万9,650円(360番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 4 橋本 勝弘   12.0    
2 2 河合 佑弥 1/2車輪 11.8    
3 7 石塚 輪太郎 3/4車輪 12.4   B  
× 4 1 吉村 和之 1/8車輪 12.2      
5 5 佐々木 省司 3/4車身 11.8      
6 8 山本 勝利 1/2車身 12.1      
  7 6 小菅 誠 1車身 12.1      
8 3 鈴木 浩太 3/4車身 12.5      
  9 9 成清 貴之 6車身 12.9  

 

戦い終わって

戦い終わって写真

 後ろ攻めの山本勝利が赤板で叩くが、中団外併走になった石塚輪太郎がさらに叩いて先制。展開は番手の吉村和之に絶好となったが、石塚ライン3番手の橋本勝弘が外の鈴木浩太をどかしながら踏んで1着。穴を演出した橋本は「外併走から叩いた石塚君の判断がよかったですね。練習をやってきて最終日が一番軽く感じた。今日が初日ならよかったのにね」。
 山本に任せた河合佑弥が中を突いて2着。「これが2回目の番手で緊張した。作戦は後ろ攻めから叩いて、あとは全ツッパ。でもあの石塚君の仕掛けは合わせられないね。外は危険な気がして中を踏みました」。


対話と励ましの行動

2022年09月11日 10時48分34秒 | 新聞を読もう

▽核兵器は、いかに言葉を飾ろうと、世界の民衆の生存の権利を根源的に脅かす悪魔の兵器であり<絶対悪>である。

つまり、戦争を起こす人間の生命の傾向性を変革するほかない。

▽平和は、一人一人の生命の開拓から始まる。
人間は互いに尊極なる生命をもっており、それを涌現させ、対話の連帯を拡大していく。
それが、根源的な実践であり、最も着実な挑戦。
結果的に、戦争・紛争という人間の<魔性>を打ち破る方途となる。

▽人間の心に潜む<無明>には、根源的な無知がある。

無明とは道理に暗いことを意味する。
道理に暗いことは、根源的な悪ともなる。

道理に暗いとは、人として行うべき正しい道をよく知らない。
また、的確な判断が下せない。常識がないこと。

▽人の心は時間の経過にともなって移り変わり、人の性質は接する環境に基づいて変わる。

▽人は、善い縁に触れることで、真っすぐに成長できる。
「誠実」「信頼」を根本にした「対話」による人と人とのつながりから、「平和の道」「友好の道」は広がる。

▽人間の可能性を信じて、人間のなかに飛込み、心と心をつないでいく行動で、人の生命の善性も薫発していく。
あくまでも、希望のある人の生命の蘇生を促すのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本の感性と東洋の叡智

2022年09月11日 10時29分02秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
〈元外交官がみた、世界に誇るべき日本の特性とは〉
〈外国人に日本文化を端的に説明するために〉

シドニー総領事(1985~88)、ベルギー大使(1994~97)等を歴任した元外交官の筆者が、世界的にも稀な独特の文化を持つ日本を独自に分析。
日本人が元来もっていた特性=「日本の感性」と、中国をはじめとするアジア圏から輸入された思想や風習=「東洋の叡智」という切り口から、それらがどう絡み合って文化形成がなされたか、その経緯を整理した一冊。
日本人が日本について「総復習・再確認」することができる教科書的な内容で、外国人に日本文化の神髄をかいつまんで説明するにも役立つ書。
長年外交官を務めた著者にしか語れない経験談も多く交え、単なる教科書的な内容にとどまらない一冊。
 

商品説明

元外交官の著者が独特の文化を持つ日本を独自に分析。日本人が元来持つ特性=「日本の感性」と、アジア圏から輸入された思想や風習=「東洋の叡智」という切り口から、それらがどう絡み合って文化形成がなされたかをまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】

〈元外交官がみた、世界に誇るべき日本の特性とは〉
〈外国人に日本文化を端的に説明するために〉

シドニー総領事(1985〜88)、ベルギー大使(1994〜97)等を歴任した元外交官の筆者が、世界的にも稀な独特の文化を持つ日本を独自に分析。

日本人が元来もっていた特性=「日本の感性」と、中国をはじめとするアジア圏から輸入された思想や風習=「東洋の叡智」という切り口から、それらがどう絡み合って文化形成がなされたか、その経緯を整理した一冊。日本人が日本について「総復習・再確認」することができる教科書的な内容で、外国人に日本文化の神髄をかいつまんで説明するにも役立つ書。

長年外交官を務めた著者にしか語れない経験談も多く交え、単なる教科書的な内容にとどまらない一冊。【商品解説】

 
著者紹介
 
中村 順一
略歴
〈中村順一〉1934年横浜市生まれ。ケンブリッジ大学修士課程修了。シドニー総領事、ベルギー大使などを歴任。平安女学院大学客員教授、京都外国語大学理事、国際京都学協会副理事長。
 
 

たかこ さん

#読了 「元外交官の著者が、日本文化の特性を、自身の業務経験を交えてわかりやすく解説。外国人に「日本」を端的に説明するにも役立つ書。」。

素敵なタイトル!著者のこれまでの経験から語られている言葉は、とても教養にあふれていて自由で平等でいろいろな文化を体験してきたからこそだと感じた。

ただ日本にいるだけでは気づかないことがたくさんあった。外側から見る視点を持つことが大事だと思う。

日本語の五感に関わる表現の豊かさ、和を重要とし、複数の価値を容認し、包容する文化、茶華道に関わる者として大事にしていきたい。

 

 
 
 
 

戦争には莫大なコストがかかる

2022年09月11日 10時20分33秒 | 社会・文化・政治・経済

〈アメリカの主要戦争の直接費用総額、戦費総額の終戦年GDP比〉

・第1次世界大戦…… 260億ドル、36%
・第2次世界大戦…… 2880億ドル、132%
・朝鮮戦争…… 540億ドル、14%
・ベトナム戦争…… 1110億ドル、8%
・湾岸戦争…… 610億ドル、1%
・イラク戦争……月額40億~50億ドル、1%以下

アフガン戦争のコストは2001年9月11日からの20年間で、2兆2600億ドル(約247兆円)というブラウン大学の「戦争のコストプロジェクト」が算出している。

イラク戦争は少なくとも3兆ドル(約305兆円)という見積もりをアメリカの著名経済学者ジョゼフ・スティグリッツ氏が著書で書いている。

戦後、旧大蔵省が調査した資料によれば、日本の日中戦争を含む太平洋戦争における大まかな戦費総額は、約7600億円(一般会計+特別会計)。
あくまでも旧大蔵省が調べたものだけであり、アメリカの2880億ドルに対して少ない印象があるかもしれない。

当時の日本のGDP(当時はGNP、国民総生産)が「228億円」(1937年)であることを考えると、GDP比率は実に「33倍」にもなる。国家予算に対する比率は「280倍」という途方もないデータもある。
ちなみに、太平洋戦争時の費用については当時の金額で1935億円、GDPの「8.5倍」という説もある。
はっきり言って詳細はわかっていない。

戦費総額を比べると、日清戦争の時期は2億3340万円、日露戦争の時期は18億2629万円でした。 
それに対し、37年以降の日中全面戦争・太平洋戦争の時期は7558億8873万円。

 

 

 


対テロ戦争の被害者とコスト

2022年09月11日 09時44分45秒 | 新聞を読もう

対テロ戦争の被害者

対テロ戦争(英語: War on Terrorism または War on Terror、略称: WoT)は、アメリカ同時多発テロ事件を契機とした、アメリカ合衆国政府による、国内外におけるテロリズムとの戦いである。

正式名はテロとのグローバル戦争(GWOT: Global War on Terrorism)と呼び[1][2]、第三次世界大戦[3]やテロとの戦いとも呼ばれた[注釈 1]。

アメリカ同時多発テロ事件を起こしたアルカイダの首謀者であるウサーマ・ビン・ラーディンの殺害成功(2011年)により、歴史的な区切りを迎えたとされる。

しかし、2014年には、アルカイダよりも規模が大きいISILと世界各国の戦いが勃発している。

当事者
対テロ戦争の当事者は大きく有志連合とテロ組織の2つの勢力に分かれる。アメリカ合衆国を中心とした有志連合は「テロリストによる大量殺人への対抗」、イスラム過激派を中心としたテロ組織は「西側諸国によるムスリム迫害への対抗」という立場を取っている。自衛のための戦争を行っている、という認識は双方の勢力に共通している[4]。

テロ組織自体は大量殺人の正当化という意味で世界的に批判されているが、テロリズムの撲滅という大義名分を掲げるアメリカが、イスラム諸国の状況を深く理解せずにアルカイダ以外の組織に対して先手必勝で仕掛けた「自衛戦争」により、イスラム諸国の反感を買い、新たなテロ組織の台頭を招いている事実も批判されている。

有志連合
対テロ戦争は「人類史上最大の連合」[5]とも呼ばれた多くの国家が連合して行っている。対テロ戦争で行われた作戦によって変動するものであり、特定の国際機構や同盟に規定された単一の国家の連合ではない。世界に存在する、ありとあらゆる組織を凌駕する圧倒的な戦力を擁する。

対テロ戦争において最も指導的な立場にあるのがアメリカ合衆国であり、イラクやアフガニスタンで対テロ作戦を展開している。

アメリカ合衆国は『四年次国防見直し(Quadrennial Defense Review)』にて国家戦略として国土防衛や大量破壊兵器使用の防止などと並んでテロリスト・ネットワークの打倒を掲げている[6]。

またアメリカ合衆国だけでなくイスラエルはパレスチナ問題を通じてでテロリズムに直面している。反シオニズムのパレスチナ勢力としてヒズボラやハマースなどがあるが、これらは政治勢力であると同時にテロ攻撃をも行う勢力である。なお、同じ反シオニズム勢力の中でもファタハなどの穏健派は有志連合に味方している。

対テロ作戦はさらにイギリスやオーストラリアが参加しており、中東や東南アジア、アフリカの角などでの多国籍軍による作戦やアフガニスタンでの不朽の自由作戦ではカナダ、イラク、アフガニスタン、パキスタン、フィリピン、ソマリア、エチオピア、レバノンなどが参加している。またレバノンはパレスチナ問題にも関わっている。

テロ組織
テロ組織とはテロリズムを実践する組織である。またテロ組織を支援するとされるイランやシリアなどの国家はテロ支援国家と呼ばれる。冷戦後のテロ組織はイスラム主義の運動と関連しており、従来の分離主義や民族主義の運動と並ぶテロ活動の動機となっている。小規模で戦力は弱いが、ゲリラ的な活動を主体とし、テロ組織の所在の特定やテロ事件発生の予測と撲滅が難しい。

対テロ戦争の主体として特に有名なテロ組織として挙げられるのがアルカイダである。アルカイダはウサーマ・ビン・ラーディンによって主導されているが、固定的な構成員を持つ組織ではなく、首脳部によって構成される中核を中心とするテロリストの流動的かつ広範なネットワークであるとされている[7]。

ビン・ラーディンの主張はサウジアラビア駐留米軍の撤退、サウジアラビアの税制や保健衛生の改革、イラク制裁の解除、パキスタンやチェチェン、カシミールでの人権弾圧の解決である。第二次世界大戦での核攻撃、戦後の核開発、イスラエル支援、人権侵害などを理由にアメリカを「史上最悪の文明」として強く非難する[8]。

詳細は「アフガニスタン紛争 (2001年-2021年)」および「2021年ターリバーン攻勢」を参照
またアルカーイダと関係があったとされるタリバンはムハンマド・オマルが指導するイスラム主義運動の流れを汲む政治勢力であり、2022年現在アフガニスタンを支配している。

また、アルカイダやタリバンなどとは別に、ソマリアのイスラム法廷会議や東南アジアのアブ・サヤフ、ジェマ・イスラミアもイスラム原理主義組織として知られる他、反シオニズムの政治勢力であるハマースやヒズボラ、フセイン政権崩壊後のバアス党などはレジスタンス活動でもあるが、その手法にテロリズムが含まれるためにテロ組織と呼ばれることもある。

作戦概要
テロリズム
詳細は「テロリズム」を参照
テロリズムを定義することは難しいが、その目的から政治的な策略として理解することができる。つまり暴力によって政府や社会に対する心理的な衝撃を与えるための手段であり、より大きな政治戦略の一環として位置づけることができる。軍事学的に見れば、テロ攻撃はゲリラ戦のような不正規戦でしばしば利用される作戦である。テロ攻撃に必要な計画、人員、装備、訓練、拠点などは高度に秘匿されながら準備され、敵である政府や軍事組織だけでなく、一般市民までをも攻撃の対象とする場合もある。これは攻撃の物理的な成果は本質的には重要ではなく、その攻撃でもたらされる恐怖や畏怖が狙いであるためである。

対テロ作戦
詳細は「対反乱作戦」、「対テロ作戦」、および「対ゲリラ作戦」を参照
テロ攻撃を防御することは極めて困難である。テロ攻撃の被害を防ぐためには不正規戦において敵に攻勢をかける必要がある。

しかし伝統的な軍事力に対する作戦とは異なり、不正規戦の特性に合致した作戦能力が必要である。この作戦能力が備わっている戦力として特殊部隊が高く評価されている。特殊部隊はテロリストを発見してから排除するまでのあらゆる機能を集約した部隊である。

対テロ作戦として、特殊部隊はさまざまな情報源を活用した諜報・諜報活動、対ゲリラ作戦のような存在が秘匿された敵を迅速に発見、拘束して殲滅する戦闘、また現地の行政機関や治安機関との関係を構築して連携する民事作戦、公共サービスの提供などによって現地住民の人心を掌握する心理戦を行う。

敵ゲリラ組織だけでなく、一般市民までをも攻撃の対象とする場合もある。これも攻撃の物理的な成果は本質的には重要ではなく、その攻撃でもたらされる恐怖や畏怖が狙いであるためである。

経過
アメリカ同時多発テロ事件が起きた2001年9月11日以降、イスラム過激派と世界各国の対立の構図が形成され、終わりの見えない戦いが続いている。

テロリズムの脅威
詳細は「アメリカ同時多発テロ事件」を参照
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロにより、ハイジャックされた2機の飛行機はニューヨークの世界貿易センタービル、1機はバージニア州アーリントン郡の国防総省に衝突し、1機はペンシルベニア州に墜落した。

結果として約3000人の民間人が死亡し、世界的に大きく取りあげられた。事件はアルカーイダによるものと報道され、国際テロ組織の脅威が強く認識されることになった。米大統領ジョージ・W・ブッシュはこの大規模なテロ事件をうけて9月12日の国家安全保障チームの会合において、このようなテロ攻撃はもはやテロリズムではなく「戦争行為(acts of war)」であると述べた。

こうして自由と民主主義が危機に瀕している情勢と主張し、このような新しい脅威に対抗するためにテロリズムとの戦い、すなわち対テロ戦争の重要性が論じられるようになる。

対テロ作戦の開始
詳細は「アフガニスタン紛争 (2001年-2021年)」を参照
9月20日にはブッシュ大統領は米国議会と国民に対して訴えかけ、ウサーマ・ビン・ラーディンが指導するアルカーイダなどの国際テロリズムの存在を指摘した上でアルカーイダがアフガニスタン政府によって支援されていると述べ、当時アフガニスタンを統治していたターリバーンを非難した。

10月7日、有志連合は「テロリズムに対する汎地球戦争」(Global War on Terrorism)としてアフガニスタン侵攻を開始した。アメリカ軍が主力となり、『不朽の自由作戦(Operation Enduring Freedom-Afghanistan, OEF-A)』を実行してアルカーイダと繋がりがあるとされたターリバーン政権を攻撃した。これが対テロ戦争における最初の戦いと位置づけることができる。

北大西洋条約機構もこの軍事作戦に賛同はするが、主要な作戦への参加は各国の自主性に委ねた。関連する作戦として10月16日に海上阻止を行う『活発なエンデバー作戦(Operation Active Endeavour)』を公式に開始した。

また不朽の自由作戦はアフガニスタンだけでなく、有志連合によって2002年にはフィリピン、グルジア、ジブチ、エチオピア、ソマリアでも行われた。これら作戦は地域の安定化のための治安作戦や軍事支援などを含むものである。

イラクへの侵攻
詳細は「イラク戦争」を参照
ターリバーン政権を打倒した後もインドネシアのバリ島やテロ事件などが続き、またアルカーイダの指導者であるウサーマ・ビン・ラーディンも10年近く行方がわからなくなり(2011年5月2日にアメリカ軍により殺害)、テロリズムの脅威はなくならなかった。対テロ戦争は続き、2002年1月29日の一般教書演説ではイラク、北朝鮮、イランなどを名指しして「悪の枢軸」と発言した。核開発疑惑をめぐってはイラクのフセイン政権への敵視を強める。

テロリストが入手可能なイラクの大量破壊兵器について国際原子力機関がイラクを調査し、そのような疑惑は否定される。しかしアメリカはその報告を認めず、2003年3月19日にイラク戦争を開始してフセイン政権を倒すが、大量破壊兵器は発見されなかった。イラク戦争によってフセイン政権が打倒されると、イラクでは抑圧の重石がなくなった事も災いして部族、民族、宗派をめぐる対立が激化し、治安が急速に悪化する。2004年7月、サッダーム・フセイン元大統領はイラクの裁判所に起訴され、2006年12月に死刑判決を受け執行された。

続くテロ事件
イラクでフセイン政権を打倒した後の2004年3月にパキスタンではワジリスタン紛争が開始された。

パキスタン軍や地域の武装勢力と、ターリバーン、アルカーイダ系の武装勢力との戦いであり、アメリカもアルカーイダを掃討するために作戦に参加した。この作戦によってアフガニスタンとパキスタン国境地帯のターリバーン勢力は打撃を受けた。

しかし2004年3月11日にアルカーイダ系のテロ組織によってスペイン列車爆破事件が実行され、またチェチェン共和国独立派によって9月1日にベスラン学校占拠事件が発生した。

2005年にも7月7日にロンドン同時爆破事件が引き起こされ、21日にも二回目のテロ事件があった。それ以後もインドネシア、インドでもテロ事件が続いた。

評価
ヒラリー・クリントン国務長官は2009年3月30日、ハーグに向かう途中で同行記者団に、バラク・オバマ政権が「対テロ戦争」なる語の使用を中止した旨述べた[9]。

アメリカ軍はイラクからは2011年12月に撤退した。アフガニスタンではアメリカ軍および国際治安支援部隊とターリバーンの戦闘が継続している。
また掲げられたイラク侵攻の理由が変えられたためにその正統性に対する批判もある。
イスラム主義に根ざしたテロ組織ではアメリカとイスラエルの軍隊がダール・アル=イスラームの征服をもくろんで開始したものであり、イスラム教徒が彼らと戦うのはアッラーの道にかなったジハードであるとしている。対テロ戦争でパレスチナ問題のパレスチナ側組織がテロ組織として挙げられていることなどにより、その正統性に疑いを投げかける材料とされている。

イギリス外務大臣デイヴィッド・ミリバンドは、2009年1月15日付ガーディアンに論文を投稿、この中で「“対テロ戦争”なる定義は誤りだった、却って諸勢力を団結させる事に繋がった」と述べた。
イギリス政府も2007年からは「テロを煽る事になる」としてこの語を用いないようにしている。

 

米ブラウン大の研究チーム

米国の「9・11」後の20年間で、一連の対テロ戦争の費用が8兆ドル(約880兆円)にのぼるとする報告。

戦争によって亡くなった人は90万人前後に達する。

 戦争費用は、国防総省や国務省が国外での作戦にかけた費用のほか、2050年までにかかる退役軍人の療養費など。

 内訳は、アフガニスタンやパキスタンでの費用が2・3兆ドル(約250兆円)

▽イラクやシリアでの費用が2・1兆ドル(約230兆円)▽退役軍人への療養費2・2兆ドル(約240兆円)などだった。

 死者は米兵が7052人

▽敵対した兵士が30万人前後▽市民が36万~38万人▽ジャーナリストらは680人だった。

米国の対テロ戦争で全世界の3700万人以上が避難民に。

9月初旬に発表されたブラウン大学の「戦争のコスト(Costs of War)」プロジェクトの報告書によると、2001年に始まった米国の「グローバルな対テロ戦争(Global War on Terror)」により、故郷を追われた人々の数は推計3700万人に達した。

しかも、この数字は控えめな推計であり、その実数は最大で5900万人にまで膨れ上がる可能性がある。

報告書によると、2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件以降に米国が関わった戦争により、やむなく故郷を離れた人々の数をまとめた包括的な調査研究は今回が初めて。

報告書によると、この研究が調査対象としたのは、米国政府が武力紛争の開始あるいは拡大に明確な役割を果たした戦争のほか、ドローンによる空爆や戦場での助言、武器販売などの手法で戦闘行為に相当程度関与した戦争。

2001年以降、故郷を追われた人の数は8カ国で推計3700万人に達した。

うち800万人は国外に逃れ、残りの2900万人はそれぞれの国内で避難を余儀なくされている。

ただし、このうち2530万人は、現時点でもとの居住地に戻ったと考えられている。

最も大きな影響を受けているのはイラクで、2003年の米国による侵攻(イラク戦争)以降、920万人が難民となった。その大部分は国内避難民だ。

米国は2014年9月以降、イラクの隣国であるシリアでも軍事行動に関わっており、同国では700万人強が避難を余儀なくされたと推定されている。米国史上最長の軍事作戦が続いているアフガニスタンでは、通算で530万人が故郷を追われた。

 


児童虐待最多

2022年09月11日 09時36分08秒 | 医科・歯科・介護

児童虐待最多

厚生労働省

全国の児童相談所(児相)が2021年度に対応した虐待相談件数(速報値)が前年度より2615件増え、20万7659件になったと発表した。

1990年度の集計開始以降、31年連続で最多を更新した。

内容別では、「心理的虐待」が12万4722件(前年度比3388件増)と約6割を占め、全体の件数を押し上げた。

 家の外へ追い出されたり、殴る蹴るなどの暴行を加えられたりする「身体的虐待」は4万9238件(同797件減)で、15年ぶりに前年度を下回った。同省は「子どもへの体罰禁止などを盛り込んだ改正児童虐待防止法が20年4月に施行された効果もあるかもしれない」とみている。

 「心理的虐待」は、子どもの目の前で配偶者や家族に暴力を振るう「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」や言葉での脅し、きょうだい間で差別的な扱いをすることなどを含む。10年前は全体の約3割だったが、割合が大きくなっている。食べ物を与えないなどの「ネグレクト(育児放棄)」は3万1452件(同22件増)だった。 

児童虐待の定義と現状
児童虐待の定義

児童虐待は以下のように4種類に分類されます。

身体的虐待 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など
性的虐待 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクト 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など
心理的虐待 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV)、きょうだいに虐待行為を行う など
児童虐待の現状
 児童相談所の児童虐待の相談対応件数(平成26年度)は、児童虐待防止法施行前(平成11年度)の7.6倍に増加(88,931件)虐待死はほとんどの年で50人を超えている。

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旧統一教会が、いかに歪んだ聖書の読み方を教えていたのか

2022年09月11日 09時18分06秒 | 事件・事故

旧統一教会が、いかに歪んだ聖書の読み方を教えていたのかが。
彼らにはまず目的があり、そのためにキリスト教を悪用していたにすぎない。

韓国が中心であり、日本は、韓国を助けるためにある。


家庭連合では先祖を慰霊する祭事のことを「先祖供養」ではなく、「先祖解怨」と呼んでいます。
 人は誰でも地上生活を終えると、永遠の世界である霊界に行きます。


私たち家庭連合では、先祖を敬い大切にするという次元にとどまらず、先祖の怨みを解き、その願いを果たすことを通して先祖自身の解放を目指しています。それが、私たちが「先祖解怨」という言葉を用いている理由なのです。

また、解怨された霊人たちが地上にいる子孫を仲立ちとして、霊界で「先祖祝福」を受けた霊人は「絶対善霊」となり、子孫が幸福になれるように役事するようになります。

現金での献金は1億円。

家にはいくつもの壺や多宝塔があった。
あれらはいくらで購入したのか。亡くなった夫と結婚する「霊肉界祝福」の費用や、韓国での40日修練、先祖の霊を慰めるという「先祖解怨式」など、献金以外にも多額の金が統一教会に流れている。

(1)善因善果悪因悪果の応報的宿命観――不幸には先祖の因縁があるとされ、因縁転換の方法へと話が進む。

(2)縦横の法則――先祖の因縁(縦の原因)は兄弟姉妹(横の結果)にまで及ぶ。

(3)悪因縁の形成原因――五つあるとされ、1・離婚、再婚、2・庶子、3・同棲、4・初婚男性と連れ子のまま再婚、5・別居である。

先祖の色情
(1)に関して、統一教会信徒が強調するのは「先祖の色情因縁」である。
Bさんの何代も前の先祖は身持ちが悪く、女性を泣かせたという。
その因縁が子孫に出ると言われた。霊能の鑑定だから何でも分かるそうだ。

(2)に関連しては、B家では、夫の弟3人がそれぞれ、4歳、2歳、0歳で亡くなっている。
2人の妹も3歳で亡くなっている。確かに、5人も兄弟姉妹が相次いで亡くなるということはまれである。ただし、亡くなった年は、昭和16年が1人、昭和19年が4人である。ついでにいえば、夫の叔母もこの間に相次いで亡くなっている。太平洋戦争の末期、栄養状態が極度に悪く、大空襲にも見舞われた東京であれば、多くの人が難儀な生活をおくっていたであろう。

 しかし、亡くなった事実のみ指摘されてBさんは納得してしまった。「私としては子や孫の命のことを言われると、心配だっただけに本気で何とかしないといけないと思い、言われるとおりにするしかなかったのです」とまで思い詰めるに至ったのである。

縄文末期、さらには人類始祖期まで遡って除霊。やはり理解できない統一教会の教え。

日本で布教に努めていた統一教会が持ち出したのも「先祖の色情因縁」だ。ここからの話は、『霊と金 スピリチュアル・ビジネスの構造』(桜井義秀・著)によるものだ。統一教会では「〇〇さんの10代前の先祖は身持ちが悪く、女性をたくさん泣かせていた。その因縁が子孫に出る」などと言って、「先祖解怨(せんぞかいえん)をせよ」と迫るのだ。文氏の著書にもあったように、霊能の鑑定でなんでも分かるらしい。

 先祖解怨には、夫婦それぞれの父母の家系で4系統が必要で、それぞれに70万円で、計280万円。さらに、七代遡るごとに3万円が必要で、文氏が「120代まで先祖解怨すること」(1999年の発言)としているので、計算すると500万円弱(484万円)必要になる。120代遡ると、日本では縄文末期になるという。2006年には「先祖解怨式を210代までしなさい」としているので、210代、つまり6300年前の先祖の悪行を許してもらわないといけない計算だ。6300年前になると、人類の始祖・アダムとエバにたどり着けるということらしい。


ワクチンを接種した後に亡くなった

2022年09月11日 09時12分18秒 | 医科・歯科・介護

新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか。

「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません。

「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。人はワクチンの接種とは関係なく突然命を落とすことがあるため、ワクチン接種後の死亡事例が出た時は、ワクチン接種との因果関係を調査することが大切です。

新型コロナワクチンを含むあらゆるワクチンは、大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。日本で使用されているファイザー社及びモデルナ社のmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは、いずれも臨床試験において、ワクチン接種者とプラセボ接種者で、重い病気を発症した人や亡くなった人の割合に差がないことが確認されています(※1、※2)。

また、接種が進んでいる米国では、ワクチン接種後の病気の発生率と、接種を行わなかった場合の予想される病気の自然発生率を比較するなどの評価が行われています。これらの調査の結果、米国CDCは2021年6月時点で「死亡事例とmRNAワクチン接種には明らかな因果関係がない」と評価しています(※3)。

日本においても、副反応疑い報告制度により、ワクチン接種後の死亡事例が報告されていますが、こうした事例をみたときに、現時点でワクチン接種との因果関係があると判断された事例はありません(※4)。

また、新型コロナウイルス感染症の流行時における超過死亡(ある時点において全ての死因を含む死亡者数が例年より多かったことを示します。)についても、日本では感染拡大の時期、とりわけ2021年4~6月の時期に、一部の都道府県で超過死亡が確認されましたが、これは日本でワクチン接種が進む時期よりも前であったことが厚生労働省の研究班より報告されています(※5)。ワクチン接種が原因で超過死亡が発生したという科学的根拠は、現時点において確認されていません。

それでもなお、決して予断を持つことなく、個別の死亡事例をみたときに「新型コロナワクチンが原因ではないか」、あるいは、症例数などをみたときに「新型コロナワクチンの接種後に特定の病気による死亡が特に増えていないか」など、引き続き、国内外で慎重なモニタリングが行われています。

こうしたことをまとめると、日本において、現時点で、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません。

 新型コロナワクチン 接種後死亡の2人に一時金支給決定 厚労省

新型コロナウイルスワクチンを接種したあとに亡くなった90代と70代の男性2人について、厚生労働省は接種が原因で死亡した可能性が否定できないとして法律に基づく死亡一時金を支給することを決めました。
新型コロナワクチンの接種後に死亡し、一時金の支給が認められたのはこれで3人となります。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐっては、副反応が原因で障害が残ったり、死亡したりした場合、予防接種法上の救済対象となり、接種との因果関係が否定できないと国が認定した人には医療費などが支給されます。

厚生労働省は、9日に専門家でつくる分科会を開き、接種後に亡くなった91歳と72歳の男性について救済の対象とすることを決めました。

遺族には死亡一時金として最大で4420万円が支給されます。

ワクチンの接種後、91歳の男性は呼吸困難に陥る「間質性肺炎」が悪化し、72歳の男性は脳出血などを起こしたということで、厚生労働省は死亡診断書やカルテの記載などを踏まえて因果関係を判断したとしています。

接種したワクチンの種類や接種回数などは明らかにしていません。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐってこれまでに受け付けた救済申請は4244件で、このうち920件で医療費などの支給が認められています。

死亡一時金の支給が認められたのはこれで3人となります。