
で、恵子が昨日と今日狛江の彼女の実家に泊まっている。
前回の大晦日から正月への外泊と違い、今回は車椅子なしでの移動だ。
まあ、その限りにおいてかなりのステップアップだし嬉しいことは確かなのだが、まだまだ不安な面もたくさんある。
本当に退院した後のリハビリのことを考えると,かなりの不安がつきまとう。
後2ヶ月でどれぐらい彼女が回復していてくれるかにもよるのだが、もし仮に今のままの状態で家に帰ってくるとなると、私の身体が持つかナ?というのが第一の不安だ。
家に(私なしで)彼女を一日中一人でほうっておくわけにはいかないので、おそらく仕事そのもののペースがかなり制限されるような気もしている。
食事の世話を含め毎日の生活の全てをどうやって過ごし、リハビリもどういう形でやっていくかといったもろもろをどうやっていこう?みたいなところでこのところ思いをめぐらすことが多い。
在宅介護をしている人はきっと仕事どころではなくなるのだろうなということもよくわかる。
現在の医療制度では、なにしろ長い入院生活ができないような仕組みになっている。
回復期の病院の入院日数のマックスが半年というのもその一つ。
そして、退院してからのリハビリにしても、通院リハビリ(つまり、病院の外来で医療保険を使っての治療)はできるだけ避けて通所リハビリ(つまり、デイケアなどの介護保険で利用できる場所でのリハビリ)にして欲しいというのが国の施策だ。
要するに、医療保険はなるべく使わずに介護保険をできるだけ使いなさいという意図なのだが、医療保険でできるリハビリと介護保険でできるリハビリでは実際「天と地」ほどの違いがある。
さまざまなリハビリ器具と療法士の揃う病院でのリハビリに比べ、介護保険で利用できるリハビリは、デイケアなど介護施設の貧弱な設備でのリハビリが中心で療法士さんさえいない所がほとんどだ。
そんな場所にリハビリに通って一体何の意味があると言うのだろうか?
こういう現状は十分理解した上で彼女に一体どれだけの満足の行くリハビリが施してあげられるかナ?と最近あれこれ考える。
まあ、なるようにしかならないし、頑張るのは私と彼女の二人なので、その二人が何とかベストのチョイスでベストの回復に持っていくしかないとは思っている。
まあ、ハタで見ている人は退院が近いというと「良かったですね」と単純に喜んでくれるのだが、この病気、退院=完治ではないので、ある意味、家に帰ってからの方が性根をすえてかからないと大変なことになってしまう(私自身が心配しているのはその部分だ)。
誰かが言っていたけれど、病院に預けている間は本当に安心なのだ。
今や6人に1人という確率で起こるこの脳卒中という病気、そして、癌やさまざまな病気、そして老齢によるさまざまな介護の問題など、日本の医療と介護はトンデモナク深刻な状況だと思う。
消費税を上げる上げないだけで簡単に解決する問題でもないような気がするのだが。
前回の大晦日から正月への外泊と違い、今回は車椅子なしでの移動だ。
まあ、その限りにおいてかなりのステップアップだし嬉しいことは確かなのだが、まだまだ不安な面もたくさんある。
本当に退院した後のリハビリのことを考えると,かなりの不安がつきまとう。
後2ヶ月でどれぐらい彼女が回復していてくれるかにもよるのだが、もし仮に今のままの状態で家に帰ってくるとなると、私の身体が持つかナ?というのが第一の不安だ。
家に(私なしで)彼女を一日中一人でほうっておくわけにはいかないので、おそらく仕事そのもののペースがかなり制限されるような気もしている。
食事の世話を含め毎日の生活の全てをどうやって過ごし、リハビリもどういう形でやっていくかといったもろもろをどうやっていこう?みたいなところでこのところ思いをめぐらすことが多い。
在宅介護をしている人はきっと仕事どころではなくなるのだろうなということもよくわかる。
現在の医療制度では、なにしろ長い入院生活ができないような仕組みになっている。
回復期の病院の入院日数のマックスが半年というのもその一つ。
そして、退院してからのリハビリにしても、通院リハビリ(つまり、病院の外来で医療保険を使っての治療)はできるだけ避けて通所リハビリ(つまり、デイケアなどの介護保険で利用できる場所でのリハビリ)にして欲しいというのが国の施策だ。
要するに、医療保険はなるべく使わずに介護保険をできるだけ使いなさいという意図なのだが、医療保険でできるリハビリと介護保険でできるリハビリでは実際「天と地」ほどの違いがある。
さまざまなリハビリ器具と療法士の揃う病院でのリハビリに比べ、介護保険で利用できるリハビリは、デイケアなど介護施設の貧弱な設備でのリハビリが中心で療法士さんさえいない所がほとんどだ。
そんな場所にリハビリに通って一体何の意味があると言うのだろうか?
こういう現状は十分理解した上で彼女に一体どれだけの満足の行くリハビリが施してあげられるかナ?と最近あれこれ考える。
まあ、なるようにしかならないし、頑張るのは私と彼女の二人なので、その二人が何とかベストのチョイスでベストの回復に持っていくしかないとは思っている。
まあ、ハタで見ている人は退院が近いというと「良かったですね」と単純に喜んでくれるのだが、この病気、退院=完治ではないので、ある意味、家に帰ってからの方が性根をすえてかからないと大変なことになってしまう(私自身が心配しているのはその部分だ)。
誰かが言っていたけれど、病院に預けている間は本当に安心なのだ。
今や6人に1人という確率で起こるこの脳卒中という病気、そして、癌やさまざまな病気、そして老齢によるさまざまな介護の問題など、日本の医療と介護はトンデモナク深刻な状況だと思う。
消費税を上げる上げないだけで簡単に解決する問題でもないような気がするのだが。
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