仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

電子書籍で読み、自分の読書ノートを作る

2022年08月30日 | 本と雑誌

 読書は、紙の本を基本にしていたが、今後は電子書籍を使うことも多くなりそうだ。

 読みやすさや満足感は、紙の本が優れている。(私にとっては)

 しかし、電子書籍の方が優れている点もある。

 例えば、

1 かさばらない。

  何冊読んでも、タブレットの中に電子データで保存されるので、かさは増えない。

 

2 字の大きさが選べる。

  自体や字の大きさ、明るさなどを選べるので、読み易い。

 

3 自分の読書ノートが作り易い。結果として、繰り返し読める。

  自分がメモした箇所を保存してとって置けるので、その要点だけを繰り返し読める。

  

 本日は、「3 自分の読書ノートが作り易い。結果として、繰り返し読める。」について、少し詳しく書くことにする。

 自分のiPadには、次の読書ノートがある。

 

 アイコンをクリックすると、自分がメモをした文章が出てくる。

 次のように。

 

 自分が心に残った文章なので、繰り返し読むことで、さらに記憶に残る。

 

 

 

 

 使用環境については、次の3つである。

 使っているタブレットは、iPad

 電子書籍は「Kindle」

 読書ノート用に「グッドノート」を使っている。

 

 次の動画を参考にしながら、自分の読書ノートを作った。

iPadで簡単にできる本を知識に変える超効率読書術【iPad読書術】

 

 読書ノートは、繰り返し読めるところが気に入っている。

 読書ノートを作ることで、どんな本を読んだのかという記録にもなる。

 これまで読みっぱなしだったので、読書からの学びの質が、少しでも高まるといいなあ。

 

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竹内和雄氏の著書「10代と考えるスマホ」に学ぶ、適切なネット利用

2022年08月16日 | 本と雑誌

 竹内和雄氏の著書「10代と考えるスマホ」を読んだ。

 学びが多い本だった。

 ネットの利用時間が長い生徒は、国語も数学の点数が低いことがわかる。

 4時間以上の生徒はかなり低い。

 ただ、一番点数が高いのは、数学も国語も1時間未満の生徒で、全くしない生徒よりも高い。

 社会への関心も自分自身への満足度も、ネット利用が1時間程度の生徒が1番高い傾向が見られる。

 

 

 ここからは、感想であるが、インターネットが普及するよりも昔は、学力が高い児童生徒のには、2つの特徴が見られた。


 それは、「テレビの視聴時間が短い」と「決まったお手伝いをしている」である。

 テレビの視聴時間が短いというのは、家庭にルールがあり、そのルールを守らせることができる教育力があるということであろう。

 また、お手伝いをするということで、見えない学力を育むことができると考えられる。さらに、自分以外の家族の役に立つことをしている自分に対する有用感も育まれたと考えられる。

 この2つは、心のブレーキとアクセルをコントロールできる子に育てられるという面がある。 

 

 テレビの視聴時間を短くすると言うのは、「心のブレーキをかける子」に育っていると言える。

 お手伝いと言うのは、自分の体を使って、何か役に立つことをするという「心のアクセルを踏むことができる子」を育てられていると考える。

 

 今は、ネットの利用時間によって、「心のブレーキをかけることができる子」に育っているかどうかが分かるということだろう。

 

 この本には、ネットの利用時間と学力の関係以外にも、いろいろなデータや著者の見解が示されている。

 

 例えば、

 ネット利用に関するルールの決め方のポイントである。

 「大人が勝手に決めたルール」「自分だけで決めたルール」は、なかなか守りづらい。

 大人や学級の友達と一緒に、話し合って決めるのが、ポイントになりそうである。

 ルールの視点には、時間、場所、お金、マナーなどがある。

 

 あとがきに書いてあった言葉も印象深い。

 

 「ネットは道路と同じです。使わなければ事故は起きませんが、子供たちに使わせないわけにはいきません。」

 「道路とネットは似ていますが、違う事は、ネットは道路と違って自衛が容易と言うことです。」

 

 中学生向けの本ではあるが、大人が読んでも充分学びがある。

 保護者や小中学校の教員にはとてもオススメである。 

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中島らも氏の傑作「ガダラの豚 Ⅰ〜Ⅲ」を読んだ。

2022年08月15日 | 本と雑誌

 中島らも氏の傑作「ガダラの豚 Ⅰ〜Ⅲ」を読んだ。

 

 初めて読んだのは、1993年の夏だっと思う。

 社会人になった初めての年。夏休みのはじめに読んだ。

 分厚い単行本だったが、あっという間に夢中になり、ページが残り少なくなると、「楽しみは、もうこれだけしか残っていないのか・・・」と、残念に思ったのを覚えている。

 

 今は、文庫本で3冊構成になっている。

 超能力やマジック、呪術などをからめた話ではあるが、人間の心の光や闇を描いており、面白い。

 中島らも節が全開である。

 

 

 主人公は、民俗学の学者である「大生部 多一郎」アル中で、テレビの人気タレント教授である。

 他の登場人物もキャラクターがはっきりしており、楽しい。

 助手で少林寺拳法の使い手である道満光彦

 インチキ超能力を暴く手品師のMr.ミラクル

 超能力者の清川

 各巻は、次のような話である。

 

 Ⅰは、怪しい新興宗教の教祖に騙された主人公の奥さんを助け出す話。

 Ⅱは、テレビ局の特番でアフリカへと家族で旅立ち、大呪術師であるバキリから大切なものを奪い返す話

 Ⅲは、復讐のために、東京にやってきたバキリと対決する話

 

 ホラー映画好きの中島氏なので、流血場面も多い。

 それが苦手でなければ、おすすめです。

 

 脚本が良くできたエンターテインメント映画を見たような楽しさを味わわせてくれる本である。

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旬のものを食べたくなる本・・・水上勉氏の「土を喰う日々」(映画公開も決定!)

2022年08月14日 | 本と雑誌

 水上勉氏の本「土を喰う日々」を読んだ。(「喰う」は、「くらう」と読む)

 副題には、〜わが精進12ヶ月〜とある。

 水上氏は、九つの時から十八歳の頃まで禅宗のお寺で暮らし、精進料理を覚えたそうである。

 酒飲みの老師の食事(つまみ?)を作り、鍛えられたそうである。

 氏は次のように書いている。

 「僕に、自慢のできる料理などありはせぬが、ただ畑と共にいて、旬を喰うぐらいの才覚があると言えばすむだろう。」

「僕が、この文章に「土を喰う日々」と題したのも、実は僕の精進料理、つまり、本孝老師から習った料理法が、土を喰う日々であったからである。」

 

 水上氏が、1月から12月までに、どんな料理を作り、食べてきたか、客人に提供してきたかが書いてある。

 今では、スーパーに行けば四季に関係ない食材も手に入るが、この本にはそういう食材は出てこない。

 というより、出てきようがない。山や畑にある四季折々の食材を、どのようにして素材の良さを引き出すかを考えて料理している。

 

 やってみたいなあと思ったのが、「くわいの丸焼き」である。

 とれたてのくわいを、餅焼き網の上でじっくりと焼くだけの料理である。

 次のように描写している。

 「この場合、あんまりコロコロと転がしたりしてはならない。焼くのだから、じっくりと焼かねばならぬ、あぶるのではない。もちろん、皮なんぞはむいていない。したがって焼けたところはきつね色に焦げてきて、次第に黒色化してくる。この頃あいを見て、転がす。すると、焼けた皮がこんがりと、ある部分は青みがかった黄色い肉肌を出し、栗のように見える。」

 

「僕は、この焼き上がったクワイを大きな場合は、包丁で二つに切ってさらに乗せて出した。小さな場合はまるごと二つ。脇に塩を手盛りしておく。これは酒飲みの老子の大好物となった。」

 

 実は、自分は「くわい」なるものを食べたことがない。しかし、上記の食べ方は、里芋やじゃがいもでもできそうな気がする。

 そして、きっと美味いのだ。

 

 

 この「土を喰う日々」に出てくる食材や調理法は、自分には馴染みがないものが多い。

 しかし、なんとなく美味しそうなのである。

 

 いずれは自然農法で、自分の食べる食材は育てたいと考えているので、この本は参考になる。

 

 「この本を映像化して見ることができると、もっとイメージがわくんだけどなあ」と思っていたら、何と映画が公開されるそうである。

 タイトルは、「土を喰う十二ヶ月」、主演は沢田研二氏、料理研究家の土井善晴氏が料理担当をするそうだ。

 公開は2022年11月11日(金)とのこと。楽しみである。

 映画の公式サイトはこちら・・・「土を喰らう十二ヶ月

 

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健康な食生活をしたい日本人におすすめの本「粗食のすすめ」

2022年07月15日 | 本と雑誌

 いい本を読んだ。

 タイトルは「粗食のすすめ」である。

 著者は、管理栄養士でもある幕内秀夫氏

 

 この本では、「日本の伝統的風土にあったものを食べよう」と提案されている。

 

 具体的には、「ご飯を食べよう」と言っている。

 

 世界的に見ると、

 肉を主食にしているイヌイットの人たちがいる。

 さつま芋を主食にしているパプアニューギニアの人たちがいる。

 棗椰子とラクダのミルクを主に食べているベドウィン族の人たちがいる。

 

 それぞれの風土にあったものを食べているので、健康である。

 

 それぞれの民族は、それぞれの自然に即した「偏食」をしているといえる。

 

 日本人の場合、「偏食」すべきは「ご飯」である。

 

 もう少し具体的に改善策を提唱している箇所もあった。

 

 それは、「子供の食生活改善一〇箇条」である。(PP179〜182)

 

1 ご飯をしっかり食べる。(ご飯が主食なら副食も悪くならない。甘いお菓子も欲しがらなくなる)

2 飲み物で満腹にしてはいけない。(液体で満腹になってしまうときちんと食事ができなくなってしまう)

3 パンの常食はやめる。(砂糖、油脂類、添加物だらけになる)

4 おやつは主食に近いものを優先する。(穀類や芋類がベスト、甘い菓子類は極力避ける)

5 未精製の穀類にする。(胚芽米、分搗き米などにしよう)

6 副食は季節の野菜を中心にする。(動物性食品よりも多く摂るようにする)

7 発酵食品をきちんと食べる。(味噌汁、漬物、納豆など)

8 肉類よりも魚介類にしよう。(肉、食肉加工品は極力食べない。動物性食品は魚介類や卵などにしよう)

9 揚げ物は控えめにする。(現代の食生活は油脂類が非常に増え過ぎている)

10 食事はゆっくりとよく噛んで。

 

 以上の10ヵ条は、日本人の伝統的な食生活に合っているので、これらに気をつけた食事をすれば、きっと体質は改善され、快適な日々を過ごすことができるのではないだろうか。

 自分自身、上記の10箇条に近い食生活をしているが、大変快適である。

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小池一夫氏の書いた「人生の結論」には、指針となる言葉が並んでいる。

2022年06月16日 | 本と雑誌
 最近読んだ本に「人生の結論」 (朝日新書)がある。
 
 著者は、小池一夫氏である。
 
 82歳で亡くなる少し前に出版された本となる。
 
 味わい深い言葉がたくさんあった。
 
 メモをした言葉の中から少し選んでみると、次のようになる。
 
 
 
 人間関係のいちばん大切なキーワードは、「敬意」です。
 
 
 
 人とのコミュニケーションは、そんなに難しく考えなくていいのです。  伝えたいことがあるときに話しかけ、話を聞いてもらい、話すべきことがないときは、口を閉じる。無駄口は叩かない。沈黙も会話のうち。そして人が話しているときは、真剣に聞く。基本はただそれだけです。
 
 
 
 可愛いは、人生のある一定の期間限定ですが、可愛げは一生続く身に付けるべき資質です。
 
 
 
 失礼な人は無視してもよい
 
 
 
 礼節もなければ、平等でもない人とは、最初から上手くいかなくても仕方がないと割り切って付き合うしかないのです。
 
 
 
 一流同士は決して群れません。二流同士は慰め合います。一流同士は競い合うのです。そして、お互いに認め合う仲間になります。認め合いながらの競争なのです。
 
 
 
 いい言葉を使う人には、いい人生をつくる力があるのです。  日頃使っている言葉とは、人生を変えるものであると言っても過言ではないのです。  言葉の選択力と人間力は正比例なのです。
 
 
 
 僕が長年仕事をしてきて強く感じるのは、人の話を雑に聞く人が、期待を上回る仕事をできたことはないということです。
 
 
 
 仕事は準備が全て「練習が仕事で、競技は集金」  トッププロの競輪選手の言葉です。これは様々な職業の本質を突く言葉です。「練習は本気、本番は遊び」と言った野球選手もいました。試合の前に勝負はついているのです。
 
 
 
 
 これらの言葉に出会えただけでも、この本を買ってよかったと思う。
 
 次の言葉も良かった。たしかにそのとおりだと思うからである。
 
 
 
 日本では「人に迷惑をかけたらいけません」と教えますが、インドでは子どもに「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから人のことも許してやりなさい」と教えるという話を聞いたことがあります。  僕は、日本式よりインド式のほうがいいなと思います。
 
 
 自分も小池氏のように、後世に続く人たちに、少しでも励ましになるような言葉を残していきたい。
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マンガ 面白いほどよくわかる!古事記 Kindle版 ・・・概要が掴めるところがいい

2021年12月19日 | 本と雑誌

 昨日ははじめて読む人の「古事記」 今野華都子 著 は確かに分かりやすかったを書いた。

 

 

 古事記は、複数読んでみたいと考えている。

 色々な方が書いた古事記を読むことによって、理解が深まると考えているからだ。

 同じ古事記でも、書く人によって、表現の仕方が変化しているので、伝わってくるものが変わってくる。

 同じ古事記でも、変化している古事記を繰り返し学習することになる。

 学習も一緒で、「変化のある繰り返し」で習熟が深まっていく。

 

 

 ということで、今回読んだのは、漫画である。

 絵として書かれていると、キャラクターがよりわかるのではないかと考えたからである。

 

 読んだのはこちら

 

 マンガ 面白いほどよくわかる!古事記 Kindle版

 こちらは、 Kindle Unlimited会員ならば無料で読める。

 

 これも確かに分かりやすい。

 

 古事記の成立、上巻・中間・下巻それぞれのあらましが書いてある。

 また、神々の系図だけでなく、天皇の系図も書いてある。

 

 初めの方で書かれているこれらの資料に目を通すことで、概要を掴む事ができる。

 

 内容は、かなり省略してあるが、分かりやすいから助かった。

 

 また、漫画なので、確かに読みやすい。

 ベストセラーになっているのもわかる。

 

 

 しかし、まだ理解が不十分なので、次の古事記を読みたい。

 次は少し長文になっている古事記に挑戦しよう。

 

 

 

 

 

 

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はじめて読む人の「古事記」 今野華都子 著 は確かに分かりやすかった

2021年12月18日 | 本と雑誌
 古事記の勉強をしている家人の影響で、自分も読みたくなった。

 古事記のエピソードは、因幡の白兎や海幸山幸の話のように、知っているものもあるが、ちゃんと通して読んだことはない。

 初めは超簡単な本から読み始めようと思い、準備したのが、次の本。



  はじめて読む人の「古事記」 今野華都子 著 致知出版社



 確かに分かりやすかった。


 表紙には「親子で読める」と書いてあるように、小学生にもわかるような文体である。

 すべての漢字にルビが振ってあるので、音読するにもよいだろう。

 大人であっても、はじめて古事記を読む人にはいいと思う。

 初めて読むには、もともと古事記は難しいからである。

 まず、人の名前が長くて分かりにくい。(意味がわかれば覚えやすいだろうけど)

 相関関係が分かりにくい。

 この本の初めには、人物の相関図があるので、本文を読みながら相関図を見て、また本文に戻るという繰り返しで読んだ。



 古事記を読んだ感想だが、

 「神様がたくさん出てくるが、素晴らしい神様もいれば、そうでない神様もいたのだなあ」


 例えば、大国主神(おおくにぬしのかみ)の兄たちである。

 求婚の旅の途中に出会った因幡の白兎に意地悪なアドバイスをする。

 また、求婚を申し込んだが、八上比売(やかみひめ)は弟の大国主神を選んだため、弟を殺そうとする。

 しかも2回も!


 そもそもイザナギの神も怖い。

 迦具土神(かぐつちのかみ)を出産した事が原因となり、イザナミの神が亡くなったことから、我が子である迦具土神の首を刎ねて殺してしまう。

 怖い!

 

 この後に、黄泉の国に妻を取り戻しに行く話などは、ホラー物語である。

 一体なにを象徴した話なのかはわからないが、怖い。

 凄まじい夫婦喧嘩の話である。



 須佐之男命(すさのおのみこと)もすごい。

 「髭の長さが胸に届くほどの年頃になっても(母に会いたくて)泣き喚いていた」

 馬の死体を機織りの御殿に放り込んだりもしている。

 

 もちろん、神様の素晴らしいエピソードもたくさん出てくるのだけれども、素晴らしくない神様のエピソードが印象に残ってしまう。



 では、この古事記という物語が好きか嫌いかと聞かれれば、「好き」と答える。

 とても人間くさい神様がたくさん出てくる。

 違う本でも古事記を学ぶことで、日本人の考え方の根本的なルーツを知る事ができるような気がする。



 最後に、この本のいいところと物足りないところを1つずつ。

  まず、いいところ。

 付録がすばらしい。

 「古事記」と愛する大和言葉よいう付録が終わりの方についている。

 古事記とは何か?

 大和言葉とは何か?

 「おとうさん」「おかあさん」「こんにちは」「さようなら」「むすこ」「むすめ」などの大和言葉の意味も解説してある。

 初めて知った意味もあった。



  物足りないところ

 神武東征までで終わりになっている。

 本来ならば、その後の続き(ヤマトタケルノミコトや仁徳天皇の物語)もあるはずだが、書いてない。

  ぜひ、続きも読みたいものである。
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「きれいカッコいいシニアになろう!」南雲吉則著・・・元気なシニアになる具体的な方法がたくさん

2021年12月06日 | 本と雑誌
きれいカッコいいシニアになろう」南雲吉則著を読んだ。

 面白かった。

 家、肌、体型、腸について綺麗を保つ方法が具体的に記してあった。

 すぐに真似したのが、家を綺麗に保つ方法である。

 南雲氏は、顔を洗った後、タオルを使わないそうである。

 ペーパータオルを引き出して、まず顔を拭く。

 3枚も使うとのこと。

 3枚も使うのは勿体無い。

 そのもったいないという気持ちがあるので、家の中を拭きましょうという提案である。

 使い終えたペーパータオルで顔を拭いた後、鏡や脱衣所などを拭くそうである。

 これはいいことを聞いたと思い、今日から実行している。

 ちょっとした事だけれども、家を綺麗にするには有効な方法ではないかなあ。



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「サラタメさん」の本「シン・サラリーマン」・・・これからのサラリーマンに必要な3つの力とは

2021年12月02日 | 本と雑誌
 自分がよく見ている「サラタメさん」が本を出すことになったそうな。

 その名も「シン・サラリーマン」

 正しい本の名前は「真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン――名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法」である。

 幸せなサラリーマン生活を送るための考え方が書いてある。

 終身雇用制や年功序列制がなくなってきた今、どんな考え方で仕事に取り組めば良いかが書かれている(と思う)。

 いつもYouTubeで学ばせていただいているので、本も買うことにした(予約注文)

 これからのサラリーマンに必要なスキルは3つ。

 「リーマン力」「副業力」「マネー力」 

 YouTubeで、詳しく解説しているので、見てみた。

 ますます本を読んでみたくなったので、予約した。

 発売が楽しみである。


 ただ、600ページもある本だというので、読み終えることができるかが不安である。

 ま、辞書みたいに、興味のある所だけ読んでも、きっと役に立つだろう。

 
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週末に読んだ漫画 2021年11月

2021年11月29日 | 本と雑誌
 週末に読んだ漫画は、どれもおもしろかっt。


 読んだ漫画は、次の通り。


 異世界居酒屋「のぶ」13巻

 ヨーロッパの中世のような異世界に店を出すことになった居酒屋が舞台の漫画。

 出てくる人たちが基本的には善人である。

 そのため、読み終える度に幸せな気分になれる。


 葬送のフリーレン 5巻

 これも異世界もののの漫画である。

 魔王を倒す勇者たちの話ではあるが、変わっている。
 
 それは、「魔王を倒した勇者一行のその後を描く後日譚ファンタジー」であるという点だ。

 つまり、魔王はもう倒されている。

 主人公のフリーレンは、1000年は軽く生きる長命種の「エルフ」である。

 フリーレンは、勇者一行の一員ではあったが、メンバーの気持ちや考えを知らなかったことに気づく。

 メンバー一行の気持ちや考えを知る旅に出る。

 人間から見ると、発達において特性があるフリーレンである。

 優れた魔法使いではあるが、他人の気持ちを知ることが苦手である。

 そのフリーレンが旅の途中で、仲間の思いに気づいていく。

 気づいても、その仲間はもういない。

 その切なさが伝わってくる。

 6巻が楽しみである。


 あらら、書いているうちに長くなった。



 そのほかに読んだ漫画も面白かった。

 簡単に書名を記す。


 ゴールデンカムイ 26〜27巻・・・映画になっても迫力あるだろうなあ


 転生したらスライムだった件 17〜18巻・・・ますます面白くなっていく


 怪獣自衛隊 5巻 ・・・もし怪獣が今の日本に現れたらこうなるかもしれないなあと思わせるところがすごい



 
 


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漫画「チ。 ー地球の運動について」が面白い・・・知的好奇心に心を揺さぶられた人達

2021年11月27日 | 本と雑誌
 漫画「チ。 ー地球の運動についてー」が面白い。

 天動説を支持する「C教」は、地動説を研究する者を迫害している。

 しかし、地動説を研究する者は、後を絶たない。

 なぜか?

 地動説の立場に立って天体を見た方が美しいからである。

 知的好奇心がくすぐられるからである。


 人間の「真実を知りたい」という知的好奇心の欲求が描かれている。

 真実を知るという欲求は、抑え難いものであることを伝えてくれる漫画である。



 知的好奇心を持って、真実を知りたいという欲求を持つ人は、どの時代にも、どんな場所にもいるものだ。


 話は少し変わるが、先日は、「古事記」「日本書紀」の学習会に行った。

 熊襲や日本武尊、景行天皇についての学びがあった。

 熊襲(くまそ)とは誰か?

 どこにいたのか?

 興味深い話が続いた。

 

 よく考えてみると、この学習会に参加している人たちも、漫画」「チ。」に出てくる人たちも本質的には変わらない気がする。



 「知りたい」という欲求に素直な人たちである。


 



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『辛口サイショーの人生案内』最相 葉月著

2021年11月13日 | 本と雑誌
おもしろい!

『辛口サイショーの人生案内』最相 葉月著

 著者の最相 葉月氏が、優しく、そして辛口で答える。

著者は、前書きでこう書いている。

「私の回答はいつも厳しすぎるようで、もう少し手加減してくださいと担当者に言われることもあります。でも通読すればきっとお分かりいただけると思います。

 私はあなたの悩める人生が愛おしくて仕方がないということを。


 

 ここに書いてある通りの回答が続いていく。



 例えば、次の悩みに対してはどう答えるか?



 20代の会社員女性。四年つきあっている彼は医学生。純粋で温かい人です。ただ他県にある彼の実家はお金持ちで、皆高学歴。私が短大卒なので交際を反対されており、ご両親にはお会いできていません。彼も反対されてから私のことは話題にしていないようです。

 彼は将来、地元に戻り医師になるつもり。私の父は彼に何度も会って人柄を気に入っていますが、私が嫁いで行くことについては「苦労する」と心配しています。
 結婚は二人だけの問題ではありません。でも、お互い好意を持っているのに別れるなんてあきらめがつきません。

 私は平凡な家庭で育ちましたが、信じる道を歩いてきました。早くに母を亡くし弟たちの面倒をみながら家事も担当。奨学金とアルバイトで短大進学し、友だちや彼に支えられて生きてきました。彼のご両親とは住む世界が違うので難しいかもしれませんが、どうすれば認めてもらえるのでしょうか。



 自分だったら、どう答えるだろう?と自問しながら読んでいった。

 自分のはるか上をいく回答に感心してばかりだった。
 



 本に書かれていた回答を、具体的に書くことはできないが、

 相談した女性の素晴らしさを具体的に認め、悩みの本質は何か?を鋭く指摘している。

 結婚は二人だけの問題ではないが、二人だけの問題でもあることを指摘し、この後にどう考え、行動すればよいかという指針を示してくれる。

 きっと、この解答を読んだ女性は救われ、勇気が出たはずである。

 短い悩み相談の文章をもとに、よくもこう的確に、(時に辛辣に)回答できるものだと感動する。

 あっという間に読み終えてしまった。

 この悩み相談は、読売新聞に掲載されているコーナーを本にしたものだという。

 新聞の中程に掲載されているらしい。

 このコーナーから読み始める読者も多いというが、なるほどだと思う。
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「医師が考える 死んだらどうなるのか?」からの学び

2021年10月20日 | 本と雑誌
医師が考える 死んだらどうなるのか?」を読んだ。

 著者は、救急、集中治療などの臨床現場で働いていた医師である矢作直樹氏である。

 数々の臨終の現場にも立ち会ってきた方である。

 その方が考える「死んだらどうなるのか」を学ぶのは、貴重である。

 結論は、「死んだら終わりではない」である。

 読んでいて、心が安らぐ本である。

 私自身の死生観と共通するところがたくさんあった。

 共通するところが書いてあったのは、次の通り。


 私たちは寿命が来たら肉体を離れ、私たちには普段見えない、より高次元の世界に移り、そこでこの世と同じような生活を続けると。そして、時が来たらまたこの世にやってくると。 (はじめに)


 仮に魂など存在しない、死んでしまったら全てがお終いだと、もしもそう考えるなら、大切な人を亡くした悲しみはなかなか癒えることはないでしょう。亡くした人への喪失感だけに苛まれて、救いがなくなってしまうことになります。
 一方、霊の存在が永遠であることを信じていれば、少なくとも、
 「また、いつの日にか会える」
と思うことができます。p.79


 「人間の死とは何ですか」と問われれば、私はこう答えます。
 「人は死にません。魂が肉体を脱ぎ捨て、あの世に移ることです。」と。p.85






 読んでいて、なるほどなあと思ったのは、次のところ。


 人間には魂の存在を感じる本能が備わっているような気がします。p.78

 どこかで魂の存在を感じているからこそ、人間は祈るという行為をするのでしょう。心の底から霊魂を否定しているのなら、人は葬儀や供養などもしないものではないでしょうか。つまり人の中には、その「何か」を感じ取る本能が元々組み込まれているのです。p.78



 自分は、霊感が強い方ではないが、「守られている」と感じることは、これまでも度々あった。
 「守られていた」という感じがするのである。
 主観なので、人に証明することはできないが、感じるものはしょうがない。「守られている」という主観を否定できない。

 時々、「あの世は信じない」という人はいるが、そういう人は、どういう気持ちで葬儀や供養に参列しているのだろうか?
 実は、心の底では、あの世や魂の存在を信じているような気がする。

 もし、本当に「心の底から信じない」という人がいたら、恐い。

 この世だけを信じている人というのは、とてつもなく残虐なこともしてのけそうな気がする。

 この世だけの善悪の判断というのは、とても薄っぺらい気がする。
 





 これ以外にも、共感するところがたくさんあった。

 亡くなって霊になった大切な人に心の中で尋ねてみて下さい。必ずや答えが返ってくるはずです。亡くなった人たちは、いつもあなたを見守っているのですから、必ずあなたを幸せに導くメッセージを送っています。p.89

 今までに「これだ!」といいアイデアを思いついたりしていたのは、ご先祖様からのメッセージだったのだろうなあ。








 たくさん線を引いた。

 共感して、線を引いたところは、次の通り。



 目に見えない大きな力、人間を創造した神への畏敬の念、それを根底に持つことで、私たちは生かされていることへの感謝が生まれるのでしょう。そして、死も受け入れられるようになるのです。p.25


 (お迎え現象について)
 私の知人の医師は、担当している患者さんが夢に出てくるそうです。亡くなる数日前に夢に現れて、その医師に別れを告げるそうです。
 「これまで良くしていただいてありがとう。」
 それも一度や二度ではなく、これまでに幾度となくそんな夢を見たといいます。医師ばかりでなく、看護師などにもそんな経験をしている人が多くいます。p.54


 臨死体験とは、次の十項目のうちの、いくつかを体験することという定義がなされました。
① 自分が死んだという感じになる。
② 安らぎが生まれ、苦痛から解放される。
③ 肉体から意識が離れるという体験
④ トンネルの中を通るという体験
⑤ 光に包まれた人たちを見る。
⑥ 見たこともないような光を感じる。
⑦ 走馬灯のように一生を振り返る。
⑧ 急速に天空に昇るような感覚
⑨ 肉体に戻ることにためらう感じになる。
⑩ 時間や空間の感覚がなくなる。

 以上挙げた十項目のうち、臨死体験をした人たちは、必ずいくつかの経験をしており、これは世界で共通することです。p.75


 人間には魂の存在を感じる本能が備わっているような気がします。p.78


 仮に魂など存在しない、死んでしまったら全てがお終いだと、もしもそう考えるなら、大切な人を亡くした悲しみはなかなか癒えることはないでしょう。亡くした人への喪失感だけに苛まれて、救いがなくなってしまうことになります。

 一方、霊の存在が永遠であることを信じていれば、少なくとも、
 「また、いつの日にか会える」
と思うことができます。p.79


 「人間の死とは何ですか」と問われれば、私はこう答えます。
 「人は死にません。魂が肉体を脱ぎ捨て、あの世に移ることです。」と。p.85


 亡くなって霊になった大切な人に心の中で尋ねてみて下さい。必ずや答えが返ってくるはずです。亡くなった人たちは、いつもあなたを見守っているのですから、必ずあなたを幸せに導くメッセージを送っています。p.89

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読書の秋 夢枕獏さんの本を読む秋

2021年10月06日 | 本と雑誌
 今夜は時間がある。

 読書の秋を満喫しよう。

 読書の秋

 夢枕獏さんの本を読む秋

 至福の時である。


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