電子書籍で本を買うようになってきた。
Amazonの「Kindle」で電子書籍を買い、iPadやiPhoneで読んでいる。
電子書籍なので、全くかさばらない。
すべて電子データとして、機械の中に保存してある。
読みたいときに読めるのはいい。
気に入った文章には、マーキングをして、後でそこだけを読むこともできる。
しかも、紙の本よりも、少し安くで販売している。(印刷や流通のコストがかからないせいかな?)
しかし、しかしである。デメリットもある。
それは、紙よりも「読みにくい」のである。
作家の林真理子さんは、「電子書籍だと、文字が頭に入ってこない」と言ったそうだが、その気持ちが分かる。
ページ間のジャンプや、読み飛ばしをするのも、紙の本の方がまだしやすい気がする。
ただし、これは、「慣れ」の問題でもあるような気がするので、電子書籍をどんどん読んで、慣れていくようにしたい。
最近、電子書籍で読んだ本はこちら
「月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術」
「あんなに あんなに」 ヨシタケシンスケさんの絵本
「Dr.ナグモ式 健康法」
これから読もうと思って買っている本はこちら
「古事記物語」
「お金の大学」 両@リベ大学長
先月「異世界者のコミック「転生したらスライムだった件」が面白かった」を書いた。
その後も、時間を作ってコミックを読み続けている。
最近、「異世界もの、転生もの」と呼ばれるコミックが多い。
これは、主人公が生まれ変わったり、異次元に飛ばされたりする話である。
なぜか、その異世界では、主人公は特別な能力を身につけて、ヒーローになっていく。
読んだ作品のうち、特に面白かったのは、次の3作品。
1つめは、「転生したらスライムだった件」
これは、以前のブログでも紹介したが、主人公である「リムル・テンペスト」がものすごく強い。
しかし、周りの仲間のことを大切に思って行動するので、周りの者も主人公を慕う。
義理人情を大切にしているところが気に入っている。
2つめは、「葬送のフリーレン」
魔王を倒した後の物語である。
「クライマックスの後の話なのに、面白いわけがないやんけ」・・・と思っていたが、面白い。
1000年は軽く生きる長命種のエルフ(妖精?)であるフリーレンが主人公。
魔王を倒した時のメンバーを振り返りながら、メンバーの素晴らしさに初めて気づいていくフリーレンの話である。
こちらも仲間を大切にする話である。
あれっ? 結局のところ、自分は義理人情や仲間を多雪にする話が好きなのかな?
3つめは、「異世界居酒屋「のぶ」」
居酒屋が舞台である。
その居酒屋は、なぜか中世頃とみられる外国にある
どうやら裏口が異次元トンネルになっているようだ。
出てくる料理がとてもおいしそうである。お酒も。
そして、その料理をおいしそうに慈しみながら食べる人たちの表情がよい。
料理を食べる登場人物が、ほぼ全員いい人である。
だから、ゆったりとした気持ちで、安心して読み進められる。
料理が好きで、いい人が出てくる漫画が好きな人にはお勧めです。
はまってしまった。
コミック「転生したらスライムだった件」(1~17巻)である。
主人公のスライムがとんでもなく強くなっていく。
もともと、強い主人公が出てくる話は大好きである。
だから映画「マン・オブ・スチール」(主役はスーパーマン)や
小説「剣客商売」(主人公の秋山小兵衛じいさんはとんでもなく強い)が好きである。
主人公の「リムル・テンペスト」は強いのだが、周りの仲間を助ける義理人情がある。
これも惹かれる理由である。
当然周りの者も主人公に惹かれていく。(というよりも「神」のように崇めていく)
何も知らない外部の者が、主人公を侮辱する言動を取ったときの周りの者の反応も激しい。(私のボスを侮辱するとただではおかないよ、という反応が必ず起きる。)
魔物や悪意を持った人間からの襲撃があり、それをスライムが中心になって倒していくという話になっている。
強い魔物もたくさん出てくるが、それ以上にスライムが強いので、倒される心配はない。
どれだけスライムが強くなっていくかを楽しむ作品でもある。
また、勧善懲悪のストーリーなので、悪い奴は必ずやっつけられてしまうし、善い行動をする者は救われる。
そういうのが好きな私は安心して読み進めることができる。
あまり異世界者のコミックを読んだことのない人にはお勧めです。
面白いです。
「Kindle Paperwhite」を買って、本を読んでいる。
「Kindle Paperwhite」というのは、読書に特化した機械である。(「デバイス」というのかな?)
タブレットほど大きくなくiPhoneほど小さくない。
文庫本くらいの大きさである。
文字は読みやすい。
ブルーライトをカットしているので、目にも優しい。
データで買った本は、かなりの冊数がこの機械の中に収まるので、かさばることは全くない。
難点は、カラーでは無いことである。
(活字の本やモノクロ漫画を読むことだけを目的とすれば問題は無い。カラーではない分、目には優しい。)
また、これは慣れの問題だと思うが、検索がしにくい。時間がかかる。
紙の本であれば、「だいたいこの辺りに書いてあったよなあ」と見当を付けてめくれば、すぐに見つけられる。
この機械では時間がかかる。
ただし、これからの本というのは、こういう機械で読む「電子書籍」という形が主流になるのではないだろうか。
「検索がしにくい。時間がかかる。」という問題は、いずれ解決されるだろう。
電子書籍のよさは、「何冊でも機械に保存でき、いつでも読める。」である。
また、紙代や印刷代、流通代がかからない。
書店好き、紙の本が好きな自分にとっては、まことに寂しいことだが、この電子書籍への流れは止まらないだろう。
このまま行くと、「紙の本を持ってるの?贅沢だねえ。」と言われる時代が来るような気がする。
サラタメさんのyoutubeで、「【悩み消える】ストレスフリー超大全|心をリセットする簡単3ステップ」という動画があった。
これは、「精神科医が教える ストレスフリー超大全」という本の紹介である。
ストレスから解放される方法や考え方を書いた本である。
この動画がとてもよかった。
中でも、幸せの優先順位を述べているところがよかった。
幸せを感じるときに、脳内にはホルモン物質が出るそうである。
1 安らぎを感じる時には「セロトニン」
静かな時間を味わう幸せである。
例えば、朝、ゆっくりと散歩をしたり、夕日を見て感動したり、きれいな花を楽しむような幸せである。
2 人とのつながりを感じるときには「オキシトシン」
例えば、家族や友人、親しい人と楽しい時間を過ごす幸せである。
3 何か成功体験を感じるときには、「ドーパミン」
例えば、仕事の成功、給料アップや昇進などで味わう幸せである。
優先順位は1、2、3の順である。
まずは、安らぎを重視すべきである。
そして、人とつながる幸せを感じる。
この2つだけでも人は十分に幸せである。
しかも、この2つを味わうには、年収は関係ない。
この2つを得た上で、3つめの成功体験を味わえばよい。
現代人が、幸せではなく、ストレスを感じやすいのは、1と2を軽視して、3の成功体験を重視するからである。
1の「セロトニン的幸福」2の「オキシトシン的幸福」を重視せよという話は、とても納得できた。
昨日は、「手の治癒力に学ぶ」について書いた。
書いていて思い出したのだが、以前学級通信で「8秒間の抱きしめ」について書いたことがある。
抱きしめること、触れ合うことの大切さについて書いた文である。
以下に紹介します。
8秒間の抱きしめ
あるお母さんから、次のような話を聞きました。
私は、仕事でつらいことがあると、家に帰って我が子をギュッと抱きしめるのです。とても安らぎます。張りつめていた気持ちがフッと軽くなるのです。
それ以来、私も毎日のように娘(小3)を抱きしめることにしています。確かに、とても安らぐのです。子どもから、パワーをもらったような感じがします。
子どもを抱きしめるというのは、何も親だけにメリットがあるわけではないようです。子ども自身にとっても、良い影響があるそうです。
七田眞氏は「赤ちゃんは天才!」という本の中で、次のように述べています。
子どもが頼んだことをしてくれたら、子どもを強く抱きしめ、次のようにささやいてあげましょう。
「ママを助けてくれてありがとう。ママは大助かりだわ。ママは、こんなに優しくて、素直で明るい子が大好きよ。」
そっと、優しく抱くのではだめです。ギューとです。そして、8秒間という時間を守ってください。
これをすると子どもの心に、いっぺんに母親の愛情が伝わり、とたんに反抗的でなくなり、素直で明るい子に変わります。
すると困った問題が全て解決してしまいます。子どもが明るく素直になり、「もっとお手伝いをする」と言います。
ママに感謝されることを喜び、もっとママの喜ぶことをしようというやる気を育てるのです。
8秒間の強い抱きしめで、子どものやる気、自立心が見事に育ちます。
下の子へのいじわる、友達へのいじわる、母親への反抗、やる気のなさ、おねしょや指しゃぶり等、困った問題がいっぺんに解決されて、自分が子どもの心を満たしてやらなかったことに気づかされます。
「赤ちゃんは天才!」七田眞 著(KKベストセラーズ)より
小学○年生というのは、親離れをしつつある年齢です。
「8秒間の抱きしめ」ができるかどうか分かりませんが、最後の時期かもしれません。(私は娘が大きくなっても、抱きしめようと思っています。)
ただ抱きしめるだけでもいいと思います。きっと親子ともに生きる元気がわいてくるのではないでしょうか。
今思えば、我が子を抱きしめながら、「幸福ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が出ていたのだろうなあ。
懐かしい。
「手の治癒力」を読んでいる。
著者は、桜美林大学教授の山口創氏。
手を当てたり、ハグをしたりすることで、癒やす効果があるそうだ。
ふれあうことで、「絆ホルモン」とか「幸福ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌される。
人と触れ合うことで、癒やし会うことかがある。
親子でも触れ合うことが重要だそうな。
逆に、触れ合うことが無かった場合、恐ろしいことが起きる。
次のように述べている。
触れない子育ての弊害
13世紀のことだ。当時、人間は本能的に言葉をしゃべるものだと信じられていた。
神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ2世(在位1220〜50)はその言語は何かを確かめるため、ある実験を行った。
彼は50人の赤ちゃんと乳母たちを集め命令をした。
「赤ちゃんにおっぱいを飲ませ、おむつを換え、お風呂に入れ、寝かせなさい。ただし、一言も話しかけてはならない。抱いて可愛がることも禁じる」
この実験の結果は、予想外のものだった。
50人全員が、1歳の誕生日を迎えることなく亡くなったという。
十分な栄養、清潔が保たれていたにもかかわらず、赤ちゃんは全員死んでしまったのだ。
著者は、原因を次のように述べている。
スキンシップが無いことのストレスによって成長ホルモンの分泌が止まってしまったことが大きな原因だったのだ。
以前勤務していた学校では、「抱きしめる」という宿題が出ていた。
1週間、全校児童が親から抱きしめてもらうという宿題である。(事情があってできない場合は、肩たたきでも可)
子供からも親からも好評だった。
この1週間は、その学校の親子には「オキシトシン」がたくさん出ていただろうなあ。
昨日は、「部下を定時に帰す『仕事術』・・・佐々木常夫氏の人間味も伝わってくる」を書いた。
ほかにも記しておきたいところがあるので書くことにする。
佐々木氏は、成果に応じて報酬を増やすというアメリカ方式のやり方は間違っているという。
「仕事の成果は仕事で報いる」のがよいと主張している。
成果を出した人には、スケールの大きな仕事や、やり甲斐のある難しい仕事を任すというのである。
佐々木氏は、根本的に「仕事は善」だと考えているのだろう。
キリスト教的な「労働は悪」と考えていないからこその発想である。
学校現場でも同じである。
成果を出した人には、もっとやり甲斐のある仕事が任される。
本日の記事は、佐々木氏の書いた次の箇所に対する感想である。
間違った成果主義を取り入れるな
成果に応じて多少の差をつけるのは当然のことですが、極端に差をつけることは会社全体の活力につながらないと考えています。
日本の社長は一般社員の約10倍の報酬で、アメリカは200~500倍と言われますが、そんな大きな差をつけるアメリカ方式を見習ってはなりません。
第一、多くの報酬を得た人たちがますます働くことにはなりません。
なぜなら、成果をあげる人はもともとたくさん働いているからです。
むしろ、報酬を減らされた人たちのモラールダウンの弊害のほうがよほど大きいのです。
「仕事の成果は仕事で報いる」というのが私の考えです。
私の経験からいっても、自己実現欲求を満たしてくれるスケールの大きな仕事や、やりがいのある難しい仕事を任されたときの喜びは大きいものです。
ある仕事で成果を出した人には、このように仕事で報いるのが正しいと思います。
部下を定時に帰す『仕事術』 p.175
佐々木常夫氏の「部下を定時に帰す『仕事術』」を読み返した。
やはり、素晴らしい本である。
具体的で、その具体に哲学というか、佐々木氏の信念もうかがえる。
この本の副題が「『最短距離』で『成果』を出すリーダーの知恵」である。
本の帯には「現場で鍛え上げた佐々木流『仕事術』」と書いてある。
職種は違っても、取り入れられるノウハウはかなり多かった。
自分は、仕事術という「技術」だけでは無く、佐々木氏の人間味というか、生き方や仕事に対する考え方がとても参考になった。
例えば、次の記述である。
アドバイス13「友達は大事にしよう - 友情は手入れが必要」p.165 より
仲間の一人が、「佐々木が東京に戻ってきたから、彼なら同窓会をしてくれるだろう」と言ったそうです。
そこで私は、転勤後間もない2月の第4金曜日に、ワンゲル仲間に集合をかけました。東レの社員クラブに招待したのです。
そうしたら、30名の仲間が来るわ来るわ。岡山から、高松から、大阪から続々と集まってくれました。
そのうちの1人が、「6時開始というのは遅い。もっと早く集まろう。」と言い出し、約半数の仲間は4時に東レの応接室に集まってきました。
20年ぶりの再会に大騒ぎとなり、受付の女性に注意される始末でした。
その後、6時に同窓会が始まり、9時過ぎに場所をかえて2次会、3次会と深夜に及びました。そして私は、同窓会を毎年その日時、つまり2月第4金曜日6時に東レ社員クラブで行うことに決めました。
その会は昨年で20回を数え、別名「佐々木会」と呼ばれています。
どんなに仲のよい友達でも、会う機会をもたなければ疎遠になってしまいます。
親しかった人、お世話になったお客さまなどには、ときどき電話をかけたり、年賀状を出したり、コミュニケーションをとるべきでしょう。
そういう人たちは自分の財産なのですから。友情には手入れが必要ということです。
本当に大事な人間関係であれば、「手入れ」が必要ということである。
「去る者は日々に疎し」という言葉がある。
尊敬する鍵山秀三郎先生は、「いい縁ほどすぐ遠のく」と言っている。
こういう人間味のある言葉から、佐々木常夫氏という方は、温かい人なんだろうなあと感じる。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣」という本をyoutubeの本要約チャンネルで知った。
本要約チャンネル
なかなか面白そうだったので、Kindleで読んでみた。
Kindle版はこちら → 「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣」
16の老けない習慣は、以下の通り。
老けない食事
1 「「頭」で食べずに「おなか」で食べる。
2 調理温度が高い料理を避ける
3 「白い主食」とさようなら
4 3つの若返り成分を毎日とる
5 魚を1日1回、必ず食べる
6 毎日発酵食品を
7 いい油だけをとる
8 悪いものは体に入れない
老けない運動
9 おしゃべりしながらのんびり走る
10 笑いながら筋トレする
11 ストレッチを習慣にする
老けない睡眠
12 寝る時間より起きる時間にこだわる
13 睡眠2時間前から食べ物とブルーライトにこだわる
老けない精神
14 気持ち5割で人と付き合う
15 少しはサボる
16 言葉とイメージで心を浄化する
これまで読んできた健康に関する書籍が、ギュッと1冊に詰まっているような本である。
特に自分ができていないのは、4,5,6 かなあ。魚や発酵食品は結構食べているが、毎日は食べていないなあ。
9~11の運動は、ほぼできている。
13の睡眠2時間前の食事とブルーライトもできていないなあ。照明を替えることにしようか。
14~16は、自分はあまり意識していなかったので、特に自分には学びが多かった。
瞑想やお風呂の入り方にも言及している。
自分が今気をつけてやっていることなので、面白かった。
この本には、当然のことながら、なぜそれらの習慣が「老けない」事につながっているのかという説明がある。
また、習慣化するための、具体的な方法も紹介されている。
オススメの本である。
「死ぬまで歩けるからだの使い方 100年足腰」という本が面白かった。
著者は、行列ができるスーパードクターにして、膝の「保存療法」の第一人者である巽一郎氏
O脚を矯正する歩き方である「内もも歩き」や猫背などの姿勢を矯正するための「CS体操」など、簡単で効果のある運動が紹介されている。
意外だったのが、体重への言及である。
膝が痛い人の場合、体重が5キロ減るだけで、3割の人は手術不要になるそうだ。
体が軽ければ、膝にかかる負担は軽くなり、膝痛の原因である微少骨折を抑えられるからである。
体重を落とすために、巽氏が行っている方法が、次の2つ。
① 「空腹の日」を作って食べる量を減らすこと
② しっかり消化させる食べ方で栄養をとること
巽氏は、1週間に1日だけを食べない日にする。それを1週間で一番忙しい日にしたそうである。
空腹の日の方が、集中力が上がるそうである。
ここまで読んで、「まるまる1日食べないのはつらい」と思う人もいると思う。
私もそう思う。
私の場合、「空腹こそ最強のクスリ」という本にあるように、1日のうちに16時間食べない時間を作るようにしている。
朝食を食べない。昼食は食べるが、ご飯は少しだけにする。
夕食は好きな物を食べる。
この「夕食は好きなように食べる」という楽しみがあるので、毎日続けられている。
空腹をどうしても我慢できないときには、以前ブログに書いたように、次の方法をとっている。
空腹をどうしても我慢できないときにとる方法ベスト3 ← こちらをクリック
②の「しっかり消化させる食べ方で栄養をとること」については、早食いを戒めている。
巽氏は、唾液をしっかりと出すために、『15秒ルール』を設定している。
これは、かみ始めるまでの15秒間、食べ物を舌の上に置いた状態で待つことで、唾液という消化液をしっかりと分泌させるために行っている。
この食べ方だと、食べ物からキチンと栄養をとることができ、満腹感を得られるようになる。
食べ過ぎを防ぐことになる。
逆流性食道炎も防げるそうである。
このほかにも、玄米のススメや野菜の選び方、高血圧の問題などにも答えてくれている。
外科的な内容だけでなく、内科的な内容も含まれており、とてもためになる1冊だった。
明るく生きるための考え方や体とのつきあい方も述べられており、素晴らしい本だと思う。
昨日は、「自分でできる子に育つほめ方しかり方」の本について学んだことを書いた。 ← クリックするとジャンプします
本日は、その続き
この本には、ほめ方しかり方だけではなく、子供とつながる聞く習慣やぶつかる習慣についても書かれている。
子供と対話を継続していくために、関係性向上のためにも、傾聴するのは重要である。
傾聴するための具体的な方法が書かれている。
著者は、その傾聴の仕方を「アクティブ・リスニング」といっている。
アクティブリスニングのポイントは4つ
1 ボディ・ランゲージ(表情・アイコンタクト・姿勢)
2 無条件の受容精神(興味・態度・信頼・分離)
3 反映力(反復・言い換え・明確化・要約)
4 コミュニケーションのバリケードに気をつける
(ジャッジしない・解決してあげようとしない・話をそらさない)
アクティブリスニングでは、正論よりも真摯に傾聴することが大事である。
受け入れてもらったと感じた子供は、親と気持ちや問題を共有しやすくなる。
これは、子育ての体験を通して、本当にその通りだと思う。
子供と親との間ではなくとも、夫婦間の会話の体験でも同じだろう。
配偶者から相談(のようなもの)をされたとする。
このとき、若い頃の自分は、つい助言をしてしまっていた。
年をとると分かるのだが、多くの場合、相手は、助言など求めていない。
ただ聴いてくれることを望んでいるのである。
それを知らずに、ついつい助言をしてしまっていた。
さらに、批判的なことまで口にすることさえあった。
そういう場合は、夫婦喧嘩になってしまう。
どんなに正論であったとしても、相談に対して批判的なことを口にしてはいけない。
この本を読みながら、そんなことを思い出してしまった。
さらに、この本には、子供と「つながる習慣」と「ぶつかる習慣」についても書かれている。
つながる7つの習慣は
1 応援する
2 励ます
3 傾聴する
4 信頼する
5 尊重する
6 違いを話し合う
7 受け入れる
である。
ぶつかる7つの習慣は、
1 批判する
2 攻める
3 文句を言う
4 脅す
5 罰する
6 目先の褒美で行動をコントロールする
7 ガミガミ小言を言う
このつながる習慣とぶつかる習慣は、子供だけでなく、大人に対しても同じだろう。
人間関係を良好にするためには、心しておきたい習慣である。
昨日も書いたが、この本のよいところは、これらのポイントに対して、具体例を書いているところである。
この具体例を読むことで理解が深まる本である。
本要約チャンネルで「自分でできる子に育つほめ方叱り方」が紹介されており、面白そうだったので買って読んでみた。
「自分でできる子に育つほめ方叱り方」 ← Amazonで買えます。
著者は、島村華子氏。
モンテッソーリ教育とレッジョエミリア教育を知り尽くした方らしい。
ほめ方には、3つのほめ方があるらしい。
1 おざなりほめ 「すごいね」「じょうず」
2 人中心ほめ 「優しいね」「頭がいいね」「かわいいね」
3 プロセスほめ 「頑張って最後までやりきったね」 「失敗してもあきらめなかったね」 「いろんな方法を試したね」
どのほめ方がいいのだろうか?
著者によると、3の「プロセスほめ」である。
「おざなりほめ」と「人中心ほめ」をすると、
「ほめられ依存症になる」
「興味を失う」
「チャレンジ精神が低下する」
「モチベーションが低下する」というデメリットがあるらしい。
3の「プロセスほめ」についても、3つのポイントがある。
それは、
「プロセス(成果・姿勢・やり方)をほめる」
「もっと具体的にほめる」
「もっと質問する」である。
このようにほめることで、モチベーションが自然と上がる。
次に叱り方については、4つのポイントがある。
1 「ダメ」「違う!」をできるだけ使わない
2 結果ではなく努力やプロセスに目を向ける
3 好ましくない行動の理由を説明する
4 親の気持ちを上手に伝える
罰を与える叱り方はよくないという。
「怒鳴る」「ものを取り上げる」「体罰」や「無視」などの罰である。
罰を与える氏から方のデメリットは「より攻撃的、反発的な態度を生み出す」「力を使った問題解決方法が正当化される」「親子関係にヒビが入る」「反省を促さない」である。
ポイントだけを書いてみたが、この本のよいところは、具体例が豊富に書かれているところである。
例えば、発表会がうまくいったときのほめ方は
× 「すごいよかったよ」
○ 「毎日たくさん練習していたもんね」
「○○のところがダイナミックで引き込まれたよ」
「どこが一番うまくいったと感じた?」
のように、例が書かれているので、ほめ方をイメージしやすい。
この本には、ほめ方しかり方だけではなく、子供とつながる聞く習慣についても書かれている。
長くなったので、続きは、明日書きます。
「命がけの証言 Kindle版」を読んだ。
これは、ウイグル人の方達による証言である。
何の証言かというと、中国共産党による弾圧である。
強制収容所の恐怖、文化的ジェノサイド、臓器狩り、中絶の強要などの蛮行を証言している。
ナチスが強制収容所で行った虐待や人体実験を思わせる、いやそれ以上の蛮行が、現在も行われていることが分かる。
多くの方に知って欲しい本である。
なんとかこのウイグル人への蛮行を辞めさせたい。
そのためには、多くの方にこの本を読んでいただきたい。
中国共産党が、これから先に台湾や南シナ海、沖縄などを占領した場合、どうなるかが予想できる。
必ずウイグルやチベットに行ったことと同じ蛮行をするだろう。
そうならないためにも、この本を多くの方に読んでいただきたい。
紙の本もあります。「命がけの証言」
「Dr.コトー診療所 愛蔵版 Kindle版」が,現在読み放題で提供されている。
(Kindle Unlimited 会員ならば,¥0で読み放題となる。 )
有名な漫画ではあるが,これまで読んだことがなかった。
面白い。
26巻中で,今21巻まで読んだ。
主人公が毎回のごとく逆境に立たされるのだが,医者としての腕前と誠意で乗り越えていく。
だんだん仲間も増えていく。
描かれる人間関係もほのぼのとしていて良い。
必ずしもハッピーエンドで終わる話ばかりではないのだが,人生というのは不幸から学ぶこともある。
医者を描いた漫画では,自分の好きな漫画は,「ブラックジャック」がダントツの1位である。
そうではあるが,この漫画も2~3位くらいをあげたい程に面白い。