仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

人間の一生

2015年03月18日 | 教師修業
森信三先生の主張に感化され、実践している。森信三先生の主張は、短くて、わかりやすい。取りかかりやすいのだが、きちんとできるようになるのは相当難しい。

根本的、本質的なことを簡単な言葉で主張しているからだろう。


例えば、次の言葉である。

「しつけの三原則は、挨拶、返事、履き物そろえ」

「立腰教育(腰骨を立てる)は、人間に性根を入れる極秘伝」

「時を守り、場を清め、礼をただす  これで組織は健全になる」

いずれも簡単に取りかかれそうだが、徹底して身につけたり、指導したりするのは難しい。
きちんと身につけられたら、そうとう判断力、行動力、感化力が高まるだろう。


wikipediaで、森信三先生のページを見ていたら、次の言葉があった。

人間の一生(読み人知らず)

職業に上下もなければ貴賤もない。世のため人のために役立つことなら、何をしようと自由である。

しかし、どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。

すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。それから十年本気でやる。

すると四十までに頭をあげるものだが、それでいい気にならずにまた十年頑張る。

すると、五十までには群を抜く。しかし五十の声をきいた時には、大抵のものが息を抜くが、それがいけない。「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年頑張る。

すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、それから十年頑張る。

すると、七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。しかし、それからまた、十年頑張る。

するとこのコースが一生で一番面白い。

森信三先生も、この言葉通りの人生を歩まれたであろう。


この言葉は、教育界では、野口芳宏先生ではないだろうか。

自分も、少しでも近づきたい。
自分も、生涯現役のつもりである。
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同僚とサークルやってます

2014年05月19日 | 教師修業

 小学校に勤務している。勤務校では、教育サークルがあり、勤務が終わってから同僚と学び会う時間が月に一回ある。

 1時間半くらいであるが、お互いの実践や教育に関する考え方を学ぶとてもよい機会になっている。

 先日行われたサークルでは、次の内容がテーマとなった。

○ 短距離走の実践

○ 水泳指導のステップ

○ きれいな字を書かせる指導法

 いずれも自分の提案である。文書や映像で提案した後に、同僚から代案や質問、意見が出る。この時に、お互いがどんな実践をしているか、どんな考えで指導しているかが分かり、おもしろい。熱意が伝わってくる。

 こんな同僚とサークルや仕事ができる自分は幸せである。

 

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学級創りパワーアップセミナーIN宮崎

2014年01月22日 | 教師修業

 「学級づくりがうまくいかなかった。」

 「学級づくりがうまくいったけど課題もたくさんある。」

 「もっとよい学級づくりをしたい。」

 そう考えている先生方にピッタリの講座があります。

 新年度の学級作りに必ず役立つ講座です。

 平成26年(2014年)3月1日(土)に、宮崎市で講座があります。

 学級創りの達人、奈良の土作彰先生をお招きし、次年度の学級創りがもっとよくなるたくさんのお話をしていただきます。

 この土作先生の講座を聴くと、元気が出ます。面白くてためになります。4月の学級開きが待ち遠しくなることでしょう。

 興味がある方は、次のサイトへどうぞ。



学級創りパワーアップセミナーIN宮崎

 

おすすめの講座です。
 

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 暑い時、寒い時に教員が取るべき行動

2013年11月28日 | 教師修業

 秋の運動会練習は、暑い時に行われる。そのような時、自分が尊敬する先輩教員は、テントに入るようなことはなかった。暑い時は暑い場所で指導をしていた。

 また、寒い時期に劇やオーケストラなどの鑑賞会がある。そんな時尊敬する先輩教師達は、けっしてヒーターの近くに来るようなことはなかった。寒い時は寒い場所で児童の指導をしていた。


 「暑い時は暑い場所で、寒い時は寒い場所で児童と同じ場で指導をする。」これは、尊敬する先輩教師から学んだ。 

 もちろん、体調不良の時に無理をする必要はない。もし自分だったら、子供達にその旨伝えて、体調不良の時に取るべき行動を身を以て示すように心がける。

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ちょっとした習慣

2013年08月28日 | 教師修業

 ちょっとした習慣。それは、「放課後以降の時間に、子どもの名前を一人ずつ言う。」である。

 口にすることで、その日の様子を思い出すきっかけになる。

 その子とどんな会話をしたか、どんな行動をしていたか、どんな指導をしたか、どんな変容があったかが少し見えてくる。

 座席表毎に順場という日もあるし、出席番号順という日もある。

 いずれにしろ、一人一人の子どもの様子が思い出せる。そして、次の日への手だても見えてくる。

 
 

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初任者が貢献するポイント

2013年08月26日 | 教師修業

 佐藤正寿先生の講座があった。大変学びの多い講座だった。

 例えば、

「初任者が職場に貢献する方法はあるのでしょうか?」

という質問に対する答えがとても参考になった。



「初任者は、職員室など、先輩方がいるところで、質問をすればいいんですよ。そうすれば、いろいろな意見が出ます。違った先生方の意見がその場で出れば、初任者のあなただけでなく、周りで聴いているベテランにとっても学びになります。あなたの周りで、職員研修が行われることになります。」


 

 

目から鱗が落ちる言葉がたくさんあった。

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教員になってほしいと周りの人に思わせる若手教員

2013年06月05日 | 教師修業

 20代前半の同僚がいる。

 朝のボランティアは、勤務1時間位前から子ども達と一緒にやっている。昼休みは、ほぼ毎日子ども達と一緒に過ごしている。それが無理しているというわけではなく、自然にやっているように見える。子どもと一緒に活動するのを楽しんでいある。


 こういうことができる若手教師は、それだけでかなり教員という仕事に適性があると考えている。


 宮崎は、教員採用の倍率がかなり高い。なかなか教員にはなれないが、こういう人にこそ、教員になってほしい。

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無駄な言葉を遣わない

2013年05月19日 | 教師修業

 すごい方がいた。ある研修会の講師である。

 75分の講義の間、一度も「あのお」「ええと」と言わなかったのである。

 

 もちろん、「今から講義を始めたいと思います。」というような、無駄な「思います」という言葉はない。

 

 中身ももちろん素晴らしかった。

 

 言いたいことと、それを裏付けるエピソードや「例えば・・・」という話が分かりやすいのである。

 

 つまり、抽象と具体のバランスもよいのである。

 

 その方は、話の修行についても語った。

 無駄な言葉を使わないようにすると決めてから、やっていることがある。

 

 それは、話の途中で「あのお」「ええと」と言う言葉を言わないようにし、もしそれらの言葉が出たら、指を折って数えたそうである。

 

 そういう修行の積み重ねで、できている講義だった。

 

 

 自分は、「ええと」「あのお」をよく使っている。ICレコーダーで録音した授業を聴くとよく分かる。

 

 また1つ、自分の修行の課題ができた。

 

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 教員にとっての「初心」とは何か

2013年05月16日 | 教師修業

 教員にとっての「初心」とは何でしょうか?


 こう尋ねられた。

 自分は、当たり前すぎることではあるが、「子どものせいにするな」
 
 である。


 当たり前のことではあるが、うまくいかなかった仕事の原因を自分ではなくて周りに求めるようになる人が多い。これは経験を重ねる毎に多くなる。

 
 「子どものせいにしない」

この当たり前のことを心がけていくだけでも、かなり力量は上がる。楽しい教員生活が待っている。

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「伝える力」があるか

2013年04月10日 | 教師修業

 学校では、毎年「新任式」がある。

 新しく転入された先生方を迎える式である。

 新しく転入された先生方は、一人ずつ話をされる。

 その様子を見て、この人は「伝える力」があるかどうかが、最近すぐに分かるようになった。

 
 
 それは、「視線」である。

 視線を両端の児童にまで配りながら話をする先生は、間違いなく伝える力がある。「聴き手」の反応をよく見ている。


 話の内容も聴き手をひきつける話である。


 勤務している学校には、そんな先生が多い。伝える力が大きい先生が多いのである。そういう職場で仕事ができる自分は幸せ者である。
 

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清掃の時間で育てる

2013年01月12日 | 教師修業

 清掃に一所懸命取り組む子は、自分の力を周りの人のために使える子である。当然周りから好かれる人になる。清掃に一生懸命取り組むように育てることは、幸せな人生を歩む上からも大変重要である。
 また、清掃によってきれいになる楽しさを味わわせたり、きれいになったことで周りの人が喜ぶ体験を味わわせたりすることは、望ましい勤労観を形成するためにも大切である。


 ほめるチャンス満載の清掃の時間

  清掃に一生懸命に取り組むようにするための指導は、ほめることだと考えている。
 清掃の時間ほど、子どもをほめるチャンスが多い時間はない。取りかかりの早さ、無言作業、熱心さ、後始末の仕方等々、子どものよさはいたるところで見つけられる。
 しかし、このほめるチャンスは、意外と見過ごされている。


 ほめる種をまく

 子どもをほめるためには、ほめる種まきをするとよい。一番良いのは、教師も一緒に清掃をすることである。清掃をしながら、指示やお願いをするのである。指示したことができたら、ほめる。そのうちに指示しないことまでするようになる。さらにほめることができる。
  その他に、次のような種まきをすれば、ほめることができ、清掃に一生懸命取り組む子どもが育てられる。

○ 清掃の範囲を限定して、方法を示して清掃をさせる。できたらすぐにほめる。

○ 無口な子は、無言清掃ができていることをほめる。

○ 時には清掃場所を変えさせる。以前との比較でできているところをほめる。

○ 片付け方のモデルを写真等で示す。できていたらほめる。

○ できていない清掃があれば教える。「ここのすみに拭き残しがあるから拭いてね。」その後必ず綺麗にさせる。場合によっては、拭き残しがでないような拭き方を教える。その後必ずほめる。

○ まじめに清掃をしていない場合は叱る。その後教師も一緒に清掃をして、清掃ができるようになったらほめる。

○ 他の職員にもよさを見つけてもらうようお願いする。「A君には無言清掃をするよう指導したので、できていたら私に教えていただけないでしょうか。」

○ 他学級の児童の良いところがあれば、その学級担任に伝え、ほめてもらう。

○ 下級生の清掃指導をさせる。下級生が清掃していたら指導をした上級生をほめる。

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向上したければ位置づける

2012年06月04日 | 教師修業

 「継続は力なり」

とよく言う。

 

 自分の場合、

「継続こそ力なり」

であると信じている。

 

 どんなに才能がある人でも、継続して積み重ねられた努力の前にはカブトを脱いでしまう。

 

 継続するためには、何が必要か、

それは、

「1日の生活の中に、位置づける」

ことだと考えている。

 

 「位置づける」とは、生活のリズムの中に設定するということである。

 

 例えば、自分の場合、いくつか位置づけている。

 

 朝起きたら、掃除を15分間行うようにしている。

 (その後は、教材研究、読書などである。)

朝、出勤用の服に着替える前には、真向法の体操を3分間行う。

 

 寝る前の20~30分は必ず読書をする。

 

 微々たる努力かもしれないが、

 

 必ず後々効いてくると確信している。

 

 現に、教員として、社会人として、幸せを感じられるのも、継続したいと考えた実践を、毎日の生活の中に位置づけたことが、原因の一つであると考えている。 

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数字に強くなれるかな・・・「数独」

2012年05月07日 | 教師修業

 教務主任をしているにも関わらず、数字に弱い。

 

 少しでも数字にこだわれるような、数字に注意を払えるような活動はないものかと探していた。

 

 最近取り組んでいるのが「数独」である。

 

 iPod touchや iPad でも遊ぶことができる。

 やってみると面白い。

 

 教務主任の仕事に役立つかどうかは分からないが、数字には注意を払えるようになる。

 

 解けたときの爽快感は格別である。

 

 

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教師力アップセミナー

2012年05月01日 | 教師修業

 

平成24年度教師力アップセミナー第1回講座が行われる。

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 今回の講師は、学級づくりの達人 野中信行先生である。

 

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平成24年度教師力アップセミナーin宮崎 第1回<o:p></o:p>

 

明日の教室が変わる 授業が変わる<o:p></o:p>

 

学級づくりの達人 野中信行先生に学ぶ会

 

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  日時、場所、内容と申し込み方法は、以下の通り。

 

○ 日時 平成24年5月19日(土)10:0015:00(受付09:30~)<o:p></o:p>

 

○ 会場 佐土原市民文化センター 中ホール<o:p></o:p>

 

○ 日程 (講座内容は変更になることがあります。)<o:p></o:p>

 

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9:3010:00   講座Ⅰ1年間の学級づくり戦略を考える<o:p></o:p>

 

11:15~12:15 講座Ⅱ  地元教師の学級を盛り上げる技~野中先生が実践を斬る!~<o:p></o:p>

 

12:1513:15 休憩<o:p></o:p>

 

13:15~14:15 講座Ⅲ 学級崩壊を防ぐ学級づくり<o:p></o:p>

 

14:3015:00 講座Ⅳ 野中流「みそ汁・ご飯」型授業づくり<o:p></o:p>

 

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○ 参加費 3500円(当日4000円) <o:p></o:p>

 ○ 参加人数  120名まで

○ 申し込み方法

 事務局(嶋田)に以下の内容を書いたメール(葉書)を送る。
メールのあて先
…sima.yuuiti@nifty.com

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家庭訪問でも授業力は分かる。

2012年04月27日 | 教師修業

 家庭訪問でも授業力は分かる。

 

 特に良く分かるのは、時刻を守れているかどうかである。

 

 10分遅れ、20分遅れで訪問している教員がいると聞く。

 

 時間管理ができていない教員は、授業でも、終了時刻や開始時刻が守れていない。(ことが殆どである。)

 

 「道が分からなくて迷いました。」

 「大事な話があったので、長引きました。」

 等の言い訳を自分もしていたことがある。

 

 

 道が分からなければ、事前に調べればよい。

 初めて勤務した学校では、地理に疎いこともあるだろう。そういう時は、計画段階で、4~5件目の時間帯にワザと空き時間を作るようにしていた。それで時間調整はできる。

 

 「大事な話」があるならば、いったん終えてから、他の家庭訪問が終わってから再度すればよい。

 

 

 

 逆に言うと、家庭訪問の時間管理一つをとっても、授業力向上につながる場になる。

 

 家庭訪問のねらいを明確にして、その目的を果たすために計画的に話題を振っていく。

 もちろん、和やかに進めながらである。

 

 

 

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