仕事の道楽化

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使わない言葉・・・「切り結ぶ」「練り上げ」「~なのかな」

2010年06月22日 | 教師修業
 自分はいい加減な人間であるが、こだわりもある。頑固でもある。例えば、自分が納得できない言葉は使わない。

 実践記録を見ると、次の言葉を時々見ることがある。
「切り結ぶ」「練り上げ」

 いずれも自分は使ったことはない。自分には納得できないからである。その言葉が指す状況をイメージできないからである。

 「切り結ぶ」の意味は、「刀を交えて激しく切り合う(広辞苑)」である。

 熱のこもった討論は何度もある。例えば、盛り上がった討論の終盤で、チャイムが鳴ったことがあった。決着は次の時間に・・・となったにも関わらず、「発言させてほしい」と言って泣くようにして頼む子もいた。
 話合いでは盛り上がることが結構多い。

 ただし、話合いを表す言葉として、「切り結ぶ」というのは、ちょっと大げさな気がする。だから、自分では使わない。・・・あくまでも自分の主観である。

 「ねりあげ」という言葉は、国語辞典にはない。
 「練り上げる」はある。「計画・文章などを何度も練り直して立派に仕上げる(広辞苑)」という意味である。
時々指導案に書いてあるのをみる。「話合いで練り上げて~」・・・分からない。抽象的すぎて、状況が見えない。

 それから、会議の発言で、最後に「~なのかな」と言う人がいる。「自信をもって言えよ!」と突っ込みたくなる。

 さらに、語尾をあげる言い方を聞くこともある。
 「導入の最初の発問?」というように、聞く人にとっては質問されているように感じる。
「主張しているなら、人に聞くな。」と突っ込みたくなる。

以上、自分では使わない。自分には合わない言葉である。あくまでも私の主観なので、私が各書く文に対して違和感をもつ方も当然いらっしゃるだろう。

 それはそれでいいのだ。

コメント (4)
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