致知出版社の月刊誌「致知」には、読み応えのある記事が満載である。
「人間学を学ぶ月刊誌」という説明もある通り、よりよい人生を生きるための考え方、哲学、体験談が載っている。
今日読んだページには、次の記述があった。
「二十代をどう生きるか」という連載で、野村證券で「伝説の営業マン」と称された市村洋文氏の言葉である。
~2014年4月号より~
体力も気力もある二十代のうちはフルスイング、力の出し惜しみなんかするなと言いたい。中には、「この仕事は自分に向いているのか」「やりたい仕事が見つからない」と考え込んでいる人もいるだろう。
だが、大事なことは「向き、不向きより前向き」。私はいまだに証券マンが自分に向いていたかどうか分からない。でも、与えられた現状の中で前向きに取り組んできたという自信だけはある。
青い鳥はどこか遠くにはいない。今与えられた仕事に対して一所懸命努力していくこと以外、自分の人生をよき方向へ導いてくれる解決策はないのだと思う。
~以上引用終わり~
確かに、二十代を精一杯生きた人、挫折を乗り越えた人が三十代、四十代になって花開くような気がする。
また、向き、不向きはあんまり無いと思う。一所懸命やっていると、自分がその仕事にあっていくものだと思う。
一所懸命にやっていると、まわりの人に喜ばれる時が来ます。すると、それが自分の喜びになり、さらにがんばれます。
二十代でがんばっているみなさん、今きつくても、きっと花開く時が来ますよ。