「ゴールデンウィークにどこに出かけたのかを、学校で子どもに聞くのはかわいそう」という考えをする人がいる。「どこにも出かけなかった子は肩身の狭い思いをするではないか」という考え方である。(おそらくこのような考え方をする人は、「勝ち組」「負け組」の思想をもっているのではないか。)
うまくは言えないが、このような考え方は何かおかしい。
「GWにどこに行った?」と敢えて尋ねる必要もないとは思うが、どのような過ごし方をしたにしろ、出かけなかったにしろ、充実した休みであればそれでいいではないか。
自分は子どもの頃、ハッキリ言ってゴールデンウィークはあまりうれしくなかった。それは、家の手伝いをさせられる週間だったからである。専業農家である実家の仕事は、重労働である。昔は機会も今ほど無かった。今思うと、充実した休みだったと言える。家族の役に立っていたのだから。
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