仕事の道楽化

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新入学児童保護者説明会での校長の話・・・3つの躾 と 抱っこのススメ

2025年01月30日 | 学校経営

 小学校では、入学してくる児童の保護者向けに「説明会」をしている。

 学校での生活について保護者に知って頂きたいことを伝える場である。


 はじめに、「校長の話」をしてほしいとのことだったので、子育てに関してこれだけは伝えたいという内容の話をした。もらった時間は5分間である。


 お話ししたのは、「3つの躾」と「抱っこのススメ」である。

 

 以下、長文です。

 

 保護者の皆様 本日は保護者説明会に参加してくださり、誠にありがとうございます。

 本校では、何のために教育活動があるかというと「幸せになるため」と考えております。幸せになるために、賢く、優しく、たくましい○○子になるよう指導しています。

 

 学校での生活がより楽しくなるように、ご家庭でも協力していただきたいことを2つお話させていただきます。

 

 1つめは、3つの躾の話です。2つめは、抱っこ(ハグ)のススメです。

 

 

 幸せに生きるためには、土台作りがあります。

 それは、3つの躾を徹底して身につけさせることです。
 この3つの躾を徹底することで、ほかの生活習慣も身についていくといわれています。
 私も4人の子育てをしましたが、3つの躾を指導して本当によかったと実感しています。

 

 さて、その3つの躾とは、

 

1つめが、朝の挨拶です。

2つめが、「ハイッ」という返事です。

3つめが、履物揃えです。

 

 いかがでしょうか?朝起きた時に、おうちの人への「おはようございます」が言えるでしょうか。名前を呼ばれた際に「ハイッ」といえるでしょうか。靴箱や玄関の靴は揃えているでしょうか。

 

 なぜこの3つの躾が大切かというと、

 

 挨拶と返事は、人と付き合うための土台になります。挨拶と返事が気持ちよくできる人は、コミュニケーションが上手にできます。

 

 履物揃えは、モノと付き合うための土台になります。履物がきれいに揃えられる人は、モノをきれいに扱える人になります。

 また、きれいに揃っている状態が気持ちいいという感性が身につきます。

 

 そして、この3つの躾ができるということは、自分の心と体を律することができるということです。コントロールできるということです。自然とほかの生活習慣も身についていきます。

 

 すでに十分身についているという子供さんも多いと思いますが、どうぞ「朝の挨拶「ハイッという返事」「履物揃え」の躾の指導は、今後ともよろしくお願いいたします。

 


 2つ目の話です。

   抱っこ(ハグ)のススメです。

 

 1日に1回でもいいので、子供さんをギュッと抱きしめていただきたいということです。

 毎日抱きしめていますよという家庭も多いかと思いますが、年長さんになると、特に下に弟や妹がいると、抱きしめるという習慣が無くなる家庭もあります。

 

 ぜひ、1日に1回でも結構ですので、子供さんをギュッと抱きしめていただけないでしょうか。

 実は、1年生に、「抱っこの宿題」を出したことがあります。その時の保護者の感想を紹介します。

 (3つほど紹介)

 

 感想1
 我が家では、「おはようだっこ」「いってきますだっこ」「おかえりだっこ」「おやすみだっこ」等、何かする前にだっこをするのが日常です。本人は毎日のことなので、嬉しそうにしていました。抱っこをすることで気持ちの切り替えができるようです。とってもとっても良い宿題です。

 

 感想2
 まだまだ甘えたい時期なのに、下に妹と弟がいることで素直に甘えられていないのが分かります。だから、この「抱っこの宿題」は、これからもコミュニケーションとしてやり続け、子供との信頼関係を築いていきます。

 

 感想3
 日々の忙しい時間の中で、「抱っこ」をすると本当に心が落ち着き、安らぎました。どうしても怒ってしまいますが、落ち込んでいるときにギュッとすることで、子供も私も幸せな時間が過ごせました。○○だけをギュッとしていると、お姉ちゃんも弟も来て、3人ともギューッと。こんな時間も限られてくると思うので、これからも続けていこうかなと思いました。

 

 いかがでしょうか。この「抱きしめる」「ハグをする」という行為によって、親も子も心が癒されることが様々な研究でも分かっております。私も体験してきました。

 

 3つの躾と抱っこのススメというお話をさせていただきました。どうぞご協力をお願いいたします。

 

 この後も様々な説明やお願いがあるかと思いますが、楽しく充実した学校生活を送るために必要なお話です。よろしくお願いいたします。

 

 ~以上~


 4人の子育てをしてきたので、失敗もたくさんしてきた。しかし、学びもたくさんあった。中でも、「3つの躾」と「抱っこの大切さ」はとても大切な学びだった。

 「3つの躾」は、本当に大切である。これができるようになると、あとの生活習慣は自然と身についていく。

 また、「抱っこ(ハグ)」は、子どもの心も親の心も落ち着いていく。

 自分自身の子育てで、重視してよかったと心の底から感じている。

 

 自分自身が一人目の子を入学させたのが、20年も前のことである。子育てについて迷いの多いときだった。上の話は、20年前の自分に聴かせるつもりで話した。


 その頃の自分が聴いたら、その頃やっていた「躾」や「抱っこ」を肯定してもらえるような、応援してもらえるような気がする。

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おいしいゆず大根を作ってみました

2025年01月10日 | 食育

 おいしいゆず大根を作ってみました。

 参考にしたのは、次の動画

【砂糖不使用】切って漬けるだけ!これを食べたらもう市販には戻れません。作り置き常備菜にオススメ

 こんな材料が

 

 こんなゆず大根になりました。(中央がゆず大根 左はゆず味噌 右は大根の皮ナムル 手前はゆず醤油)

 

 この動画で作ってみて良かったところは、「捨てるところがない」ところである。

 大根の皮もゆずの果肉も種もすべて使う。

 しかもおいしい。

 

 ちょっと自分でアレンジしたところは、甘みが少ないので、はちみつを加えたところである。

 特にゆず味噌は、酸味が強かったので、はちみつを加えてまろやかにしてみた。

 

 ゆず大根は家族にも好評だった。

 大根の皮ナムルは、酒の肴にして一人で食べてしまった。

 (今後は大根料理を作る際にはこのナムルを必ず作りたい。大根の皮がごちそうになる。)

 ゆず味噌は、今後作るであろうおでんやふろふき大根にかけて食べたい。

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小林市の須木にある「川サウナ」に行ってきました。

2024年12月08日 | 趣味

 川サウナに行ってきました。

 小林市の須木にある「いろどりの里」は、川サウナを通年やってます。

 サウナテントとデッキチェアが準備されています。

 水風呂は目の前の川です。

 入ってすぐのときは、外気が入ったため、80度弱の温度でした。

 このあと100度くらいまで上げました。

 アロマの香りのロウリュもできます。

 サウナから見た外の景色がこれ。

 川のせせらぎ、鳥のさえずりを聞きながらのサウナ時間は、とても贅沢な時間です。

 

 温まったら水風呂の代わりに「川」に飛び込む。

 冷たすぎました。(やはり、4月〜10月に来てみたい。)

 とはいえ、大自然の中で外気浴をするのは気持ちよかったです。

 

 電話で予約してから行きました。

 1回(午前または午後の部)につき、5000円。+一人につき入場料200円。

 今回は、夫婦二人で行ったので5400円の料金でした。(2024年12月現在)

 クロックスは無料で借りられます。

 ポンチョは、1枚300円でレンタル有りです。

 小林市の魅力をまた一つ発見しました。

 県外の友達や親戚が来たときの遊びの一つとして紹介できそうです。

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見終わったときに拍手をした映画・・・「侍タイムスリッパー」

2024年09月23日 | 映画

 映画「侍タイムスリッパー」を観てきた。

 この映画は、8月17日に「池袋シネマ・ロサ」1館だけの公開だった。

 それが評判を呼び、9月13日には全国120館以上での公開となった。

 そういう広がり方の映画はきっと面白いだろうと思い、本日観に行った。

 (まるで「カメラを止めるな」のような広がり方だなあと思う)

  

 幕末の会津藩士である高坂新左衛門がタイムスリップし、現代の時代劇撮影所にやってくる。

 戸惑いながらもテレビの時代劇に感激し、「切られ役」として奮闘する話である。

 コメディーであるが、後半は会津藩士としての生き方も描かれている。

 

 監督さんは、安田淳一氏。

 監督だけではなく、脚本、撮影、照明、編集など一人で11役以上をこなしたそうだ。

 才能と根性のある人なのだろう。

 

 脚本が本当に素晴らしい。

 ユーモアがちりばめられている。

 時代劇愛(時に切られ役に対する愛)に満ちあふれている。

 

 一生懸命に演じている役者さん達もいい。

 いい台詞があった。

 「一生懸命やっていれば、きっと誰かが観てくれている。」

 その言葉通り、みんな一生懸命に生きている人たちである。

 

 

 2時間20分があっという間だった。

 あまりにも良かったので、見終わったときに拍手をした。(周りに迷惑にならないように小さな拍手)

 

 来週もう1回観に行こうかなあ・・・。

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2024年夏の学び

2024年09月16日 | 修養

 2024年の夏も学びが多かった。

 1つめは、先に書いた「家系図づくり」である。

 これからは、名前を確かめて仏壇やお墓を拝むことができる。

 

 2つめは、戦争関係の施設訪問での学びである。

 鹿児島県南さつま市にある「万世(ばんせい)特攻平和祈念館」

 熊本県人吉市にある「人吉海軍航空基地資料館」(ひみつ基地ミュージアム)の2つに行ってきた。

 いずれも戦時中の日本兵の方々の気持ちを思うと泣けてきた。

 

 

 3つめは、沖縄訪問での学びである。

 いかに日本が米軍の支配下に置かれているかがわかった。

 那覇空港に着陸する30分も前から、民間機は低空飛行を強いられている。

 嘉手納基地の周辺では、米軍機が日本人の民家の上で低空飛行をしている。

 沖縄の空は、日本人のものではないことが分かった。

 今でも米軍の新しい基地が作られつつある。

 

 4つめは「手作りマヨネーズ」のためのハンドブレンダー購入である。

 自分で食べるものはなるべく自分で作りたいと考えている。

 味噌や梅干しを作っているが、マヨネーズも手作りしたい。

 添加物が入っていない美味しいマヨネーズを作るために、ハンドブレンダーを購入した。

 大正解である。

 

 5つ目は、自家焙煎を始めたことである。

 毎朝飲んでいるコーヒーは、豆を挽いて淹れている。

 いつか豆を焙煎するところからやってみたいと思っていた。

 月刊誌「到知」に無農薬でコーヒー豆を作っている方が掲載された。

 ブラジルの鈴木功さんである。

 鈴木さんが作っている無農薬コーヒーがとても美味しかった。

 生豆の状態でも手に入るという。

 さっそく購入して焙煎した。

 素人でも焙煎できることが分かった。

 

 6つめは、地元の観光地巡りである。

 地元のよさを再発見しようということで、小林市の須木にある「かるかやの里」に行ってきた。

 地元には素敵な観光地があることが分かった。

 県外から来た知人友人に、地元の魅力をひとつ紹介できることになった。

 

 

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