仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

釣りは、「学びたい」という環境作りが自然とできる

2015年08月13日 | 釣り
 昨日は釣りに出かけた。

 親子で釣りができるというのは、まことに贅沢なことである。

 親子で共通の話題ができる。

 親子で共通の感動体験ができる。

 親子で学び合いができる。

 今回は、釣りの後、干物づくりをしようと言うことになった。

 次男と三男がゲットした魚は、おかずにしたいが、すでに夕食のおかずはある。冷凍保存か干物にするしかない。そこで、次男にとっては初挑戦の干物づくりをしようと言うことになった。




 鱗を取り、エラとはらわたを取り出す。

 (自分は今までに一度だけ干物づくりに挑戦したことがあるので、我が子にも教えることができる。)

 海水よりちょっと濃いめの塩水につける。(普通は1時間程度だが、うっかり忘れて一晩おいてしまった。)

 翌日は、陰干しである。




 10時間程度干しただけで、おいしそうな干物ができた。




 我が子が作った干物を、一匹だけごちそうになった。おいしい。

 「うまいねえ」というと、我が子は、うれしそうである。

 「でしょ!」と、言いながら笑っていた。



 あとは、もう少し干して水分を飛ばす予定とのことである。



 こういうときは、「干物づくりを学びたい」というスイッチが子供に入っているので、ちょっとアドバイスするだけで吸収してくれる。

 学びにはやはり「学びたい」という環境づくりが大切なのだろう。

 釣りは、「学びたい」という環境作りが自然とできる。



 もし、釣りについて親は知らなくても大丈夫。知らない方が面白いかもしれない。

 一緒に「どうして?」「どうやって?」という疑問を見つけ、楽しんで解決していけばいい。

 子どもと一緒に学び、遊べばいい。親が子供以上に学んだり遊んだりして楽しんでいる姿を見せればいいと思う。今、自分は挑戦中である。

 釣りは本当に面白い。


 
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夏休みの宿題を終わらせる方法

2015年08月11日 | 家庭教育
夏休みの宿題を終わらせるためには、次のつのステップが必要である。

1 どんな宿題があるのかを書き出す。

2 いつその宿題をするのかを書かせる。
問題集があれば、ぺージの上に終わらせる日付を書かせる。

3 終わった宿題は、終わったしるしを書かせる。線を引いて消す。

このステップができているかを、保護者は夜に確認する。


このステップで今年も我が子の宿題はきっと終わることだろう。
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子育てをする喜び

2015年08月10日 | 出産・育児
 先日は、船での釣りに行きました。

 私と中学1年生の次男、そして釣りが大好きな中学1年生の甥っ子の3人で出かけました。

 乗った船は、錦江湾の遊漁船「ジャンボ」です。

 朝5時から11時まで、大人一人5000円、中学生は4000円。

 船長さん以外に、お手伝いをしてくださるベテランの人がいて、釣った魚をしめたり、切れたラインの糸を結び直してくれたりします。

 子供連れでの釣りには、とても助かる船でした。

 今回の私の目的は、

「子供達に釣りの楽しさを味わわせる」

 です。

 1つめのポイントで早くも次男にアタリがありました。

 「おーっ、竿が曲がる。」

と言いながら、リールを巻きます。日常生活では、決して見せてくれない真剣な表情でした。



 1分間ほどの格闘の末、最後は船長さんが網ですくってくれました。いい型のキジハタでした。

 これまで釣った中で一番の大物を見て、次男に釣りのスイッチが入りました。

 興奮気味に、「すごい引きだった。こんな引きは初めてやった。」「メッチャ楽しい。」と喜んでいます。

 2時間位したところで、甥っ子にも当たりあり。イトヨリダイの小物だったが、釣れたことに大喜び。

 はい、甥っ子にも釣りのスイッチが入りました。



 その後もぽつぽつと釣果があり、その度に子供達の釣りへの熱中度は高まりました。

 「楽しい。」「今日はいい日やわあ。」「おじさん、またこのジャンボで釣りに来よう。」「おとうさん、楽しいねえ。今日は釣れるわあ。」

 等と言ってます。それを聞いていた船長さんもうれしそうでした。



 そして終了1時間前のこと、本日の大イベントが始まりました。

 それは、ネイゴの入れ食いです。ネイゴというのは、カンパチの小さいやつです。小さいやつと言っても30~40センチはありました。

 それまで、ちょっと当たりが出ていなかった船の上で、船長さんが、言ってました。

 「魚影はあるんですよ。誰か一人釣ってくれると、魚にも食いのスイッチが入って、どんどん釣れるんですけどねえ。」

 それを聞きながら、

 「へー、食いのスイッチってあるんだ。誰か一人釣ると、どんどん釣れるもんなんだなあ。」

 と思いながら、ルアー(小魚に似せたおもり、2本のハリ付き)を沈めていくと、

 グイーンという引きがありました。

 これは大物だぞ、と思いつつ、グググ、グググとリールを巻いていきます。

 魚が見えるところまで、上げていくと、びっくり。

 2本の針2つとも魚が食いついています。2本の針の間隔は、4センチほど。その2本ともに、ネイゴが食いついていました。これは、重いはずです。



 それからというもの、船のあちらこちらで、うれしそうな声が上がります。

 「おっ、来た来たあ。」「おーっ、引いてる引いてる。」「また来た!」

 どうやら、ネイゴに「食いのスイッチ」が入ったようです。

 それからの30分間は、何回も何回もアタリがあり、子供達も面白いようにつり上げていました。

 小さいのはリリースしましたが、それでもクーラーボックスにいっぱいの魚になりました。



 甥っ子のところと家で食べる分とに分け、じいちゃんばあちゃんちにもお裾分けをしました。

 それでも腹一杯食べられる分の魚を釣ることができました。



 ↑ これが、家で食べる分 ↑


 もちろん、子供達は大満足。船で港に帰る途中も、車の中でも、

 「楽しかったあ。」「あの引きはすごく強かった。」「こんなに釣ったのは初めてや。」「また来たい」

 などと繰り返し言ってました。

 それを見て、子育ての楽しみは、これだなあと思いました。

 もし、自分一人で来て、釣りをしていても楽しいと思います。でも、今日のように、子供達がうれしそうにしているのを見ることで味わえる喜びには勝てません。

 「子供が喜んでいるのを、見ることのできる喜び」

 これが子育ての喜びの一つだと思います。
 
  
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「縦」でも「横」でもない「斜め横」の人間関係

2015年08月08日 | 出産・育児
 甥っ子がやってきた。

 明日は錦江湾で船釣りをするからである。


 早朝、3時に出発。うちの次男と一緒に行く。中学1年生同士の2人は、明日が待ち遠しいらしく、一緒に釣りの本を見たり、道具の準備をしたりしている。会話も弾み、気のせいか声のトーンも高い気がする。「楽しみの塊」のような2人である。



 甥っ子の父親(私から見ると義兄)によると、

「うちの子は、最近は反抗期で、ちっとも言うことを聞かん。」

 そうである。

 さっきまでの様子を見ると、とっても素直である。

 まあ、明日釣りに連れて行くのは、私なので、恩を感じているのかもしれないが、それでも無邪気なものである。素直に言うことも聞く。

 釣り道具についてのアドバイスをすると、しっかり聞いてくれている。



 やはり、「父と子」という縦の関係ではなく、「おじさんと甥っ子」という斜め横の関係がいいのだろう。

 ちょっと遠慮もあるかもしれないが、甘えることもできる関係である。



 そういえば、昔はこういう斜め横の関係がたくさんあったような気がする。

 「おじさんと甥っ子」というような親戚関係のつながりだけではない。

 近所のおじさん、おばさんやお兄さんやお姉さんという人たちも斜め横の関係だった。

 ちょっと遠慮もあるかもしれないが、甘えることもできる。先輩なので、お手本になるところも結構あるという人たちである。



 そういう斜め横の人たちにとてもお世話になりながら成長できた自分である。

 そうだ、甥っ子だけでなく、近所の子達にとっても、自分のできる範囲で、「斜め横」のちょっと頼りになるおじさんでいられたらと思う。(頼りになるかなあ?)
 
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子育ての楽しみ

2015年08月07日 | 出産・育児
 「お父さん、今日は僕ひとりで風船を膨らませることができたよ。」

 小学2年生の末っ子が、帰って来るなりニコニコしながら言ってきた。よっぽどうれしかったのであろう。

 「そう!すごいねえ。一人で膨らせたの?」

 というと、

 「うん、見てて。」

 と言いながら、風船を口にくわえた。確かに一人で風船を膨らますことができていた。

 「すごいねえ。できたねえ。」

 と言うと、満足した表情で離れていった。たぶん、家族の他の誰かにも同じ事を伝えに行ったのだろう。

 我が子が、以前できなかったことができるようになるのを見るのも、子育ての楽しみである。成長している様子を間近に見ることができる。


 「お父さん、今日はこんなことができるようになったんだよ。」

 こういう台詞を、これまでもたくさん聞いた。これからも聞くことになるだろう。



 たっぷり成長した後は、親元を離れることになるので、少しさみしいが・・・。

 どんどん成長してくれることが親の幸せである。


 


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学校のプールに意外とないもの

2015年08月06日 | 体育
 先日は、あるプールに行く機会があった。

 だいたい、どこに行っても必ず見るところがある。

 それは、「プールの目盛り」である。1m毎の目盛りである。


 勤務校に来た当初は、1m毎の目盛りがなかった。だから、自分で目盛りを塗った。

 泳げない子は、1mの伸びがうれしいのである。それが励みになる。


 「きのうより1mたくさん泳げた。」という事実が、翌日の意欲向上につながる。

 泳げない子を泳がす指導にこだわる人は、プールの目盛りがほしい人だと思う。

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失敗を極度に恐れる子供達

2015年08月05日 | 出産・育児
 昨日のキャリア教育研修会では、一般企業に長く勤務された方の話があった。

 最近は、学校に出向いてキャリア教育につながる話をすることもあるそうである。

 その方が、学校で気になることがあると言った。

 それは、

 「子供達が失敗を極度に恐れる」

 ことである。

 何かに挑戦する前に、失敗しないかどうかを気にする。失敗しそうであれば、挑戦しない。

 これは、自分たちの学校教育がそうさせているのだろう。

 「失敗してもいいんだよ。」「間違ってもいいんだよ。」

 とは言うものの、実際には失敗に対して、教師を初めとする大人がいやがっているのかもしれない。

 挑戦して失敗することの方が、挑戦しないで失敗もしないことよりもずっと尊いという事実を、自分が見せるようにしたいと思う。

 (挑戦して失敗するのは、実は得意である。)

 自分が挑戦したけど、うまくいかなかったエピソードを、失敗する度に語ろうと思う。


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キャリア教育を壊す人、いかす人

2015年08月04日 | 仕事
 本日、キャリア教育の研修会があった。;

 キャリア教育とは何か?

 説明ではよく分からなかった。

 文部科学省によると、次のような定義がされている。

 「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャリア発達を促す教育」

 これもよく分からない。

 学校教育の活動は、すべて「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てる」ことを目指している。

 と言うことは、学校教育のすべての活動は、キャリア教育と言うことなのだろう。

 文部科学省の資料には、次の言葉もある。

 「社会人として自立した人を育てる」

 キャリア教育を簡単に言うと、

 「社会人として自立した人を育てる」ために、「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てる」と言うことかな?

 簡単すぎ?

 

 研修会で、様々な考え方や取り組みが紹介されるのを聞いていて感じたことがある。

 それは、「学校教育で、キャリア教育を活かすのも壊すのも教師次第だなあ」ということである。

 いくら立派な「キャリア教育」をしていても、指導する教師自身が、次のような態度を取っていたらぶちこわしである。

 ・ ため息をつく。

 ・ 表情が暗い。つらそうに仕事をしている。

 ・ 子供達に愚痴を言う。

 ・ 大変だ。大変だ。という言動を示す。

 つまり、「仕事は楽しくない。やりがいがない。生きるのはつらいことばかりである。」という態度を示していたら、どんなに立派なキャリア教育をしていても、ぶちこわしになる。いや、立派なキャリア教育をしていればなおさらマイナスだろう。

 キャリア教育を受けている子供達は、上のような態度を取る大人を見て、こう思うだろう。

 「頑張って大人になったら、あんなつらそうな仕事や生活が待っているの?大人になりたくないなあ。」

 だから、せめて子供の前では、上のような態度を取るべきではないと思う。



 仕事は大変であるが、やり遂げたときの達成感は、遊びや趣味の中では得られない。

 仕事の大変さを語るのも大切であるが、それを超えたところの達成感を語ることもなお重要であると考えている。



 「仕事は楽しい、やりがいがある。仕事を通して周りの人や社会に貢献できることは素晴らしいことである。」

 と、態度で示せるような教員でありたい。



 このブログのタイトルは、「仕事の道楽化」である。

 自分は年々仕事が楽しくなっている。仕事が道楽化しつつあるのでうれしい。

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年齢層にかかわらず会話が弾む

2015年08月02日 | 釣り
 今日は、父(78歳)と甥っ子(13歳)、息子(13歳)と鴨池釣り公園に行った。

 釣果はあまりなかったが、行く途中の会話や釣りをしているとき、帰りの会話が弾み、とても楽しかった。

 今日はどんな仕掛け(針やえさの付け方)で釣るか、メインターゲットの魚は何か、どうやって釣れば大物がゲットできそうか?

 等々の会話でずっと楽しい会話が続いた。

 
 考えてみると、こんなに年齢層を問わずに会話ができる遊びは少ないのではないだろうか。

 釣り公園に来ていたのは、もっと幼い、保育園児も来て楽しんでいた。

 「一生幸せになりたければ、釣りを覚えなさい。」
 
 という言葉は、なるほどと思う。
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健康寿命を高める秘訣

2015年08月01日 | 人生観
 昨日、日本人の平均寿命が発表された。

 女性は86歳だそうである。世界一長生きしているのは、日本の女性である。(男性は世界で3位)

 長生きできることはまことに喜ばしい。

 ただ、もう一つの寿命がある。

 それは、「健康寿命」である。

 健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態を指す。

 今の日本人女性の健康寿命は、74歳である。

 つまり、86歳-74歳=12歳

 12年間は、要支援・要介護の状態ということになる。

 これからますます高齢化が進むことが予想される。

 誰もがみんな「ピンピンコロリ」の生き方を望むであろう。

 みんな元気であれば、介護してもらう心配がなくなる。福祉に回すお金が今よりも少なくてすむ。

 自分は、健康寿命を延ばすための秘訣は、健康面からいうと2つあると考えている。

 1つは、「姿勢」である。

 あごを引き、腰骨を立てた姿勢で常日頃から過ごすのである。

 2つめは、「柔軟性の確保」である。

 年を取るというのは、体が硬くなるということである。

 お年寄りというのは、遠くから見てもお年寄りだと分かることが多い。それは、立ち方、歩き方に柔軟性がないからである。

 お年寄りでも、普段から体を動かして柔軟性がある人は、遠くから見ても分からない。


 姿勢を整え、柔軟運動をすることが、アンチエイジングに大きく貢献すると思う。

 まずは、自分が試していきたい。
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