ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

今日は東京スカイツリーの話題ですね

2012年05月22日 21時14分53秒 | 時事
東京スカイツリーは本日開業ということで
各放送局の情報番組等で取り上げられています。

ということで、本ブログも今日はスカイツリー。

忘れがちなのは東京スカイツリーの本来の目的。
東京下町の活性化のためだけの施設ではない。

「世界一の自立式電波塔」のとおり、
本来の役割は電波塔。
地デジの難視解消やワンセグの安定受信のため
東京タワーに変わる新しい電波塔の構想が持ち上がったのが
そもそもなのです。
そのころは600m級のタワーが必要ということでの構想でした。

この新電波塔の誘致には各地が手をあげました。
埼玉県も新都心への誘致がありましたが、
2006年3月末に墨田・押上地区に決定した経緯があります。

埼玉が敗れた理由はあまり良くは覚えていませんが
「電波障害が多数になる」ということだったと思います。
まあ、放送事業者の本心としては、
東京(本社・演奏所)から離れるとなると、
メンテなど出向に時間がかかってしまうことや、
有線ケーブルSTL施設となれば負担増(東京‐埼玉間の敷設費用)、
県域放送(独立局)の存在もあり、いわゆる大人の事情で
いろいろ難しかったのだと思います。
埼玉県あげての誘致だったので、「災害時には有効」
という理由で、最後の最後まで候補地に残りました。
現在の墨田・押上地区の盛り上がりを見ると、
やはり誘致失敗は残念だったなと思います。

参考 「ああ幻 さいたまタワー」(朝日)
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001205190003

ところで、先日の「笑点」で小遊三師匠が、
地元、大月市の「岩殿山は標高が634mなのですよ」と
挨拶していたので、早速地図を開いてみる。
確かに634mだ。
こんなところにスカイツリーと同じ高さがあったのですね。
ちなみに、岩殿山は山梨県域局の「大月中継局」が設置され、
大月市周辺に電波を送信しています。

東京スカイツリーの本来の役割である、
地上デジタルテレビ放送の電波の送信ですが
本放送は来年2013年の1月頃となっています。

なお、東京スカイツリーからはNHK-FM・J-WAVEのFM放送は
すでに4月下旬より送出されています。
また、モバイル向けマルチメディア放送・NOTTVの電波も
4月より送出されています。

※写真画像は川越駅設置のカウントダウン表示
 開業後撤去されている。

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