ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

技研公開2013 レポ2 スーパーハイビジョン関連

2013年06月04日 21時19分51秒 | テレビ・ラジオ受信関係
スーパーハイビジョン(SHV)HEVCリアルエンコーダ

最新映像符号化方式「MPEG-H HEVC/H.265」のエンコーダ(符号化器)
この映像符号化方式の符号化/復号化にかかる時間(性能)が
デジタル放送の欠点でもある遅延時間に影響してくることになります。
現在の地デジの放送では視聴まで約2秒ほど(受信機の性能による)遅延があります。

12GHz帯・衛星放送によるSHV伝送技術


16APSKを使用することで衛星中継器1chで伝送可能との事。

次世代地上放送に向けた大容量伝送技術




どうやら、次世代の地上デジタル放送でもSFN(単一周波数ネットワーク)を
使用するようですねえ。「時空間符号STC」というもののおかげで、
SFNの劣化が防げるという事だが・・・
現在の地デジでは混信等でリパックが起きているところもありますので、
理論通り行くのかは、個人的に疑問符がつくと思います。

SHV長距離光伝送システム


中継現場から放送局へSHV素材を伝送するための光ファイバ伝送システム。
72Gbps非圧縮SHV信号を300km伝送できる。
離島地上テレビ中継局へのデジタル信号伝送にも使えそうな技術です。

超解像技術を用いたリアルタイム映像符号化システム

4Kを2Kに変換してから圧縮することにより、4Kの直接圧縮より
ひずみを抑える技術のようです。

非圧縮SHV信号伝送用120GHzFPU
こちらは先ほどの光ファイバと違い無線で伝送する技術。
FPUとは野外の番組中継などで使われる番組素材中継無線の事です。



今回はスーパーハイビジョン(SHV)のハード関係の展示について
レポいたしました。

※使用画像はブレがあり見難いものが多く、申し訳ございません。
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