”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

霜が降りると昼間、暖かくなるの?

2016-12-09 11:31:00 | ブログ

昨日は、不燃物の収集日でした。

地域の運営委員である夫が、「見張り」として立つ日でしたが、

会社で早朝会議があったため、私が代わりに…。(-_-;)

   

寒い朝でした。

初霜が降りました。

 

  

すると、ごみを出しに来るお年寄りが、必ずこんな風に挨拶をなさいます。

「寒いね~。初霜だね。

 今日の昼間は暖かくなるよ。」

 

●その前の日も寒い朝でしたが、霜は降りなかった。

●今日が初霜。

●今日の昼間は暖かくなる。

 

この3つの内容が、お年寄りの言葉には必ず含まれていました。

   

これはどういう意味なのかしら?

確かに昨日の昼間は、ぽかぽかと暖かかったけど・・・。

  

調べてみましょう!霜が降りる気象条件を!!

  

〈霜が降りる気象条件〉

1.霜が降りるところ(地面)の温度が0℃以下であること。

  ただし、気温はもっと高い位置(地上1.5メートル)で測るので、

  地面の温度よりは高く、気温が2℃~4℃で霜は降ります。

 

そして気温が低くなるためには、放射冷却が起きやすいことも条件に加わります。

つまり

2.風が弱い。

3.晴れている。

 

さらに

4.湿度が高い。

  湿度が高ければ高いほど結露して水ができます。

  それが凍ると霜になります。

   

これらの条件の中で、昼間の気温が上がることに関係するのは

2と4ですね。

風が弱く、晴れているということは、日中もそのような状態が続きやすく、

太陽光が良く当たります。

地表が暖まりやすくなり、その空気が気温を上昇させることになるのです。

  

お年寄りの言葉がきっかけで、またひとつ勉強させていただきました。

経験から来る言葉ってすごいですね。(^-^)

 

  

コメント
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