こちらの玉ねぎ、見ただけでは特別なものとは思いませんが、
さらさらゴールドという「高ケルセチン玉ねぎ」です。
玉ねぎには、ガン、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病や
花粉症などの予防効果が期待されるケルセチンが含まれています。
その量は、一般的な黄玉ねぎで、可食部100gに対し40mg。
また、白い中身よりも、薄茶色の外皮に多く含まれていると言われていますが、
外皮だけを食べることは困難ですし、
一番効率よく外皮のケルセチンを摂れるのは、ベジブロスではないでしょうか?
さて、このさらさらゴールドですが、
ケルセチンの量は、従来の玉ねぎの2~5倍と言われています。
種苗メーカーの植物育種研究所(北海道栗山町)が開発。
そして、その種を北見市の農家が栽培し、
三井物産が2014年10月から加工メーカーや首都圏の百貨店などに
販売を始めています。
さらさらゴールドの開発には、世界中から300種類の玉ねぎを取り寄せて調べた結果、
緯度が高く、かつ寒冷地の方がケルセチンを多く含むことがわかりました。
やはり、厳しい環境で育った玉ねぎの方が、
自分自身を守ろうとして、体の中に抗酸化物質を蓄えるのですね。