イタリアンパセリの横に、4粒の胡椒が並んでいます。
一番左がホワイトペッパー。
その隣がブラックペッパー、そしてピンクペッパー、グリーンペッパー
と並んでいます。
この中で、私たちに一番身近なものは、ホワイトとブラックでしょう。
子どもの頃は、ホワイトの粉末のものしかありませんでした。
これをラーメンにふりかけると、大人になったような気分に。
その後、粗挽きのブラックペッパーが出てくると、
この黒い粒々がとても辛そうに見えましたが、
でも、これが料理にふりかけられていると、おしゃれな感じがして
ずっとブラックペッパーだけ使っていました。
ところが、このブラックペッパーとホワイトペッパーは同じものなのです。
違うのは、採取する時期と乾燥のさせ方。
ブラックペッパーは、
●緑の未熟果を採取
●外皮をつけたまま乾燥させたもの
ホワイトペッパーは
●完熟した実を採取
●水に浸した後、外皮をはがし、乾燥させたもの
ブラックペッパーは、外皮が残っているので香りも強く、
辛味も強くなっています。
臭みを消したいお肉料理に使うといいですね。
ホワイトペッパーは、外皮がない分、色も白く
香りも辛味もマイルドです。
クリーム系のお料理や白身魚のお料理など
白い色をきれいに残したい場合は、
ホワイトペッパーを使うとよいでしょう。
今まで、何も考えずにブラックペッパーを使ってきましたが、
せっかくスパイスの勉強をさせていただいているのですから、
うまく使い分けないと。(*^-^*)
こちらのお料理には、ブラック、ホワイト、ピンクのペッパーが使われています。
ピンクペッパーについては、こちらをご覧ください。
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