”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ぶっとい体は図太い精神に宿る?

2011-08-11 14:06:05 | ブログ

私、今日2時間しか寝てませ~ん。 (?_?)

頭はクラクラ、体はフラフラで、

車の運転も実に危なっかしい・・・。

 

本日ひとつ目の記事も、真夜中の3時頃アップしました。

決して、仕事が忙しいわけではありません。

 

ひとつ目の記事に書きましたように、

昨日は農政勉強会~懇親会まで参加しましたが、

実は私、大人数で食事をするのが大の苦手なんです・・・。

Img_2016

その理由は以下に挙げる通りです。

 ①とにかく気を使って、緊張する。

 ②食べ物の味がわからない。

 ③神経が高ぶって、その夜は眠れない。

 

そんなわけで、今日は寝不足です・・・。

 

しかし、大人数での食事が苦手というのは、

小学校の給食の時、すでに始まっていました。

給食と同じ料理を家で出されれば、ぺろりと食べるのに、

給食となると全く食べることができませんでした。

それは・・・

 ①おばあちゃんの味付けと異なるものが食べられなかった。

 ②大人数の中で、決められた時間内に食べきることが

  大変なストレスだった。

 ③量が多すぎた。

 

そんな神経質な子供だったので、

小学校の6年間は給食でかなり苦労しました。

いまだに大人数での食事が苦手というのは、

給食のトラウマによるものなんでしょうか?

 

私の夫は、苦手な親戚が集まる法事の席でも

みごとにお料理を平らげます。

「周りを見ないで、皿の上の食いモンだけに集中すること。」

を信条としている彼。

この図太い精神が、あのぶっとい体を創り上げるのですね。

 

あ~、ねむっ!!

 

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農政勉強会に参加しました

2011-08-11 02:39:36 | “農”

袋井市農政勉強会が開かれ、

市内の農業経営士、ときめき女性、青年農業士、

市役所関係者、中遠農林事務所関係者

合わせて33名が出席しました。

 

このバスに乗って、視察研修がスタート。

Img_1987

 

●温室メロン生産の取り組み(袋井市堀越 永井英男様)

Img_1992

朝夕の強い日差しによって、メロンが干からびないように

黒いネットで遮光しています。

 

Img_1993

こちらの温室は、シルバーのネットで遮光していますが、

これは黒いネットと効果を比較するための実験だそうです。

 

昼間、温室の中は外気温+3℃ほどになります。

夜は25℃を保つようにしないと、呼吸にエネルギーが使われ、

糖度が低くなってしまいます。

夏場は作りやすいメロンも、冬場は温度管理が大変。

永井さんの温室は住宅地にあるため、

環境を考えると、廃油による加温もできず、

100%重油で対処しています。

重油の高騰には頭を痛めていらっしゃいました。

 

●大規模水田農業の取り組み(袋井市見取 寺田隆雄様)

Img_1994

寺田さんは、水稲だけでも、

米粉用の米(LGCソフト)、飼料米、もち米、主食用の米

と大規模な栽培を行っています。

 

育苗用のハウスは、田植え後は機械置き場になっています。

Img_1999

お米以外にも、小麦、大豆、白ネギ、じゃがいもなどを

作っていらっしゃいますが、

野菜はほとんど儲からないとのこと。

学校給食に利用されることを希望していらっしゃいます。

 

●「べにふうき」無農薬栽培の取り組み(袋井市宇刈 川瀬寛様)

川瀬さんは、平成16年に耕作放棄地をおこし直し、

周囲に茶畑がないという地の利を活かして、

べにふうきの無農薬栽培に取り組みました。

Img_2001   Img_2003_2

べにふうきは、もともと紅茶用の品種ですが、

緑茶として飲むと、メチル化カテキンを多く摂取でき、

花粉症に効果があると言われています。

そこで、一番茶は緑茶に、二番茶は紅茶として販売します。

紅茶では花粉症への効果は無くなるそうですが、

本来の味も楽しんでみたいと思います。

 

●車中から袋井市村松の耕作放棄地を視察

Img_2005_2

 

●バイオマス利活用 農商工連携の取り組み(静岡製機株式会社様)

籾殻を使って、穀物の乾燥を行うシステム、

米粉の開発、販売、活用の取り組みを

スライドを使って説明していただきました。

Img_2008_4

 

電気乾燥庫の見学をしました。

Img_2011_2

乾燥庫で作られたドライフルーツや乾燥野菜を

見せていただきました。

Img_2012_2

 

このあと、市長との意見交換会、懇親会と続き

帰宅したのは夜の9時。

大変勉強になった一日でした。

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みょうが味噌

2011-08-10 11:11:47 | 野菜

「出盛りの時季は、ほぼ毎日食べています。」

というくらい、私はみょうがが大好きです。

それを知っているハルヨさんが、

「もう、花が咲きかけているけど、よかったら使って!」

と言って、200gものみょうがを下さいました。

 

花が咲きかけているということは、傷みも早い・・・。

そこでみょうが味噌を作ってみました。

 

材料】

 みょうが  200g、  味噌  2/3カップ、  みりん  大さじ3

 砂糖  大さじ1、  だし汁  1/2カップ、  サラダ油  適量

【作り方】

 ①みょうがは粗みじんにする。

 ②フライパンにサラダ油を熱し、①を中火で炒める。

 ③味噌を入れ、香ばしくなるまで炒める。

 ④みりん、砂糖、だし汁を加え、汁気がなくなるまで加熱する。

 

Img_1945

きゅうりに付けて食べると、最高!

焼きおにぎりにぬっても、香ばしくておいしいです。

 

こんなお味噌があるのかどうかわかりませんが、

ふきのとう味噌が早春の味だとしたら、

みょうが味噌は夏の味・・・といったところでしょうか?

 

みょうががたくさん採れすぎて困っている方、

ぜひお試しくださいね。 (^_-)-☆

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にたきこま de 洋

2011-08-09 09:19:04 | 野菜

8月3日のブログで、にたきこまというトマトを

和食に使ったお料理を紹介させていただきました。

 

今日は洋風に使ってみましょう。

●チキンとなす、ズッキーニのにたきこま

Img_1939

 おなじみのチキンのトマト煮ですが、野菜たっぷり!

 

にたきこまライス

Img_1947

 米2合、水2カップ(400ml)、固形コンソメ1個、にたきこま2個、

 塩小さじ1/2を炊飯器にいれて炊くだけ。

 パセリがなかったので、ピーマンのみじん切りを散らしました。

 

鯖とにたきこまのパン粉焼き

Img_1979

 塩、こしょうした鯖とにたきこまを耐熱皿に並べ、

 パン粉、オレガノ、バジル、オリーブオイルをかけたら、

 230℃のオーブンで20分ほど焼きます。

 

色々なお料理に使ってみましたが、

一番甘味を感じることができたのは、鯖とのパン粉焼きでした。

 

でも、日本生まれの調理用トマトは、

和にも洋にも合うんだyo~♪

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莢いんげん 受難の年?

2011-08-08 10:54:03 | 野菜

昨日行われた食育イベントで使用する食材は、

原則地元産・・・となっていましたので、

ときめき女性の皆さんからも食材を提供していただき、

どうしても手に入らないものだけ、スーパーで購入しました。

 

その中で苦労したのが、莢いんげんです。

 

莢いんげんには、「つるあり」と「つるなし」のものがあります。

「つるあり」は3mくらいまで伸び、長期に渡って収穫できます。

ただ、つるがあるということは

 ・支柱を立てなければならない

 ・収穫が大変

という理由で作る人は少なくなっています。

 

一方「つるなし」は、膝くらいまでの高さにしかならないので

収穫も簡単です。

でも、一株から採れる量はそれほど多くはなく、

収穫できる期間も短くなっています。

今、市場に出回っているものは、この「つるなし」タイプです。

 

袋井周辺では、6月頃に莢いんげんが多く出回るので、

今の時期には入手が困難だろうとは思っていました。

しかし、スーパーのものは、あまりにも高い!!

 

そこで、材料費を1円でも節約しようと

家庭菜園で「つるあり」を作っている人を探しました。

「つるあり」なら、今の時期でも実をつけているはずです。

 

「つるあり」を作っていらっしゃる方は、数名いらっしゃいました。

種蒔きの時期が遅れて、

今の時期に「つるなし」を作っている人もいらっしゃいました。

ところが、誰に聞いても

「今年は、莢いんげん自体が不作なんだよ。」

Img_1956

結局、必要量を賄えなかったので、

安い八百屋さんで、1パック98円のものを購入しました。

 

なぜ、今年は莢いんげんが不作なのか?

莢いんげんの生育適温は15℃~25℃です。

気温が30℃を超えると、落花が増え、

莢が折れたり、変形した莢のものが目立つようになります。

梅雨明け前から、かなりの高温が続いたことが

影響しているのでしょうか?

 

今の時期、スーパーで売られているものは

北海道産が大半を占めています。

Img_1943

乾燥したいんげん豆の主な産地は北海道で、

全国生産量の90%を占めているということを考え合わせても、

莢いんげんが比較的冷涼な気候を好むことは明らかです。

 

8月に入ってからの袋井は、夜中から明け方にかけて

だいぶ涼しくなってきました。

夜中に開花するといういんげんの花。

畑に残っているいんげんが、

これからたくさん実をつけてくれるといいなぁ・・・。

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