”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ららぽーととBMW

2015-11-15 10:46:27 | ブログ

今朝、何気なくFacebookを見て、

「ぎゃあ~!!何でこんなモン載せるんだ!!」

と、ご近所中に響くくらいの声を上げてしまった。(>_<)

  

鳥が苦手でない人にとっては、

何でもない写真なのでしょうが、

ジビエ料理で有名なレストランの方が、

キジらしき鳥を両手にぶら下げて写っていました。

  

この程度では「閲覧注意」の表記もされませんので、

我慢するしかありません。^_^;

  

鳥と同じくらい苦手なものに「音」があります。

これは、理由がわかりません。

  

ひとつは、BMWのCMの一番最後に流れる音。

この音を聞くと、地獄に引きずりこまれるような気分になります。

  

もうひとつは、ららぽーとのCMの

「ら~らぽーと♪」という音と声。

これを私は、「悪魔のささやき」と呼んでいます。

ららぽーと磐田さんには、大変お世話になっていますが、

このCMだけは、いまだに苦手です。

  

夫にとっては、

「鳥は鳥だなぁと思うだけ」

「BMWもららぽーともCMが流れているなぁと思うだけ」

らしく、なぜ私がそこまで恐がるのか不思議だと言います。

  

  

よく、ららぽーとの中で私を見かけた人から、

「ものすごいスピードで歩いていたから、

 とても声を掛けられなかった。」

と言われることがあります。

  

特に意識したことはありませんが、

何分かに1回流れる「ら~らぽーと」がイヤで、

早く用事を済ませたいのかもしれません。^_^;

 

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アントシアニンと酸味って・・・

2015-11-14 11:31:08 | 果物

青森県五所川原市産の果肉が赤いりんご、御所川原については、

以前の記事で書かせていただきました。

  

その時、こんな実験もしました。

この果肉の赤い色はアントシアニンだから、

レモン汁をかければ、鮮やかな赤になるだろうと・・・。

 

●レモン汁をかけた直後

  

  

●かけてから2時間経ちました。

 

    

見た目に大きな変化はありませんが、

お皿の汁には、うっすらと赤い色が付いていました。

 

  

  

アントシアニンは、赤、青、紫など色幅が広く、

熱、気温、酸、アルカリなど環境の変化に対応しながら、

自然界に広く分布しています。

 

  

じっくり、中火で加熱した煮込み料理では、

色はあせてしまいました。

 

  

  

180℃という高温で40分ほど焼いたケーキでは

美しい色は保たれました。

 

 

皮を剥かなかったことも、

色を保てたことに関係しているのでしょうか?

  

 

果肉が赤いりんごは一般的に

 ・酸味が強い

 ・渋い

 ・きれいなだけで、生食には向かない

という問題を抱えています。

 

これは、赤い色を作り出すアントシアニンが、

酸味や苦みの素となっているからです。

まさに、あちらを立てればこちらが立たず・・・。

 

今後、品種改良が進んで、

果肉の赤い色も味も安定したものができるようになるのか?

でも、今のこの「不安定さ」も愛おしく思えるのは、

最後に食べるだけの主婦の呑気な感想なのでしょうか?

 

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罪悪感を減らす?ベジブロス

2015-11-13 13:05:55 | だし

講座でも紹介し、

このブログにも何度も登場しているベジブロス。

普段使わないで捨ててしまう野菜の皮、種、ヘタなど

切れ端を使って簡単にだしがとれ、

しかも野菜の栄養が丸ごといただけるということで

女性に大変喜ばれています。

  

  

 

改めて、作り方を説明しますと

水1300ml+両手1杯分(120~150g)の野菜の切れ端+酒 小さじ1

を火にかけ、沸騰したら火を弱め、

20~30分加熱します。

  

あとは、ザルで漉すだけ。

 

  

これで、約1Lのベジブロスが取れますが、

使う野菜によって、出来上がりの量に差は出ますし、

色も香りも異なります。

  

これを、料理に使っていきます。

煮込み料理やスープ、お味噌汁だけでなく、

中華料理にも使っています。

  

  

で、こんな使い方も!! (^^♪

 

我が家は、親戚が某食品メーカーに勤務しているので、

このような商品をよくいただきます。

 

  

濃縮タイプの麺つゆ、そのまま使える鍋つゆなど

時間がない時には、助かっています。

そんな濃縮タイプの麺つゆをのばす時に、

お湯やお水の代わりにベジブロスを使っています。

 

また、鍋つゆで鍋を食べていると、

だんだん煮詰まってきますよね。

そんな時に、ベジブロスを使ってのばします。

  

「市販のつゆで、手抜きをしてしまった~~!!」

という罪悪感?も減り、野菜の栄養成分もいただける。

  

ベジブロスをとってみたけど、

使い方がわからないという方は、

こんな手抜きの方法から入ってみてはいかがでしょうか?

(^_-)-☆

 

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たぶん世界で一番・・・

2015-11-12 09:17:35 | ブログ

2年前の袋井市の胃部検診でピロリ菌が見つかりました。

長年お世話になっている総合病院の先生に相談し、

内視鏡検査を受け、除菌も済みました。

  

その総合病院は静岡市にあります。

JRとバスを乗り継いで、私の家からだと2時間半。

9年ほど前から、年2回の検査でお世話になっていますが、

朝一番で検査がある時は、始発の電車に乗らなければならず、

決して楽な通院とは言えません。

   

さて、話をピロリ菌に戻します。

袋井市の方針で、ピロリ菌検査にひっかかった者は、

アフターケアのため2年に一度、内視鏡検査を受けるように言われており、

今年度がその年に当たります。

  

静岡の病院の先生は、

「そういう検査なら、わざわざこんな遠くに来なくても

 地元の病院で受ければいいよ。」

と言ってくださいました。

  

 

が、それがこんなに大変なことだとは思わなかった・・・。

 

ことごとく、断られます。

 

要は、

「こっちは、検査の患者をたくさん抱えているんだ。

 そんな検診レベルで来るんじゃない!」

ということらしい。

  

意を決して、初めてのクリニックへ行き、

問診票を書いて、長い時間待たされ、

過去の病歴について色々と質問された後に、

検査を断られる・・・。

  

また、ある病院には、事前に事情を説明する電話をかけました。

その電話も色々な部署に回され、

やっと「書類を持って、都合の良い日にお出で下さい。」

というところまで話が進んだのに、

行ってみたら、総合受付で断られた・・・。

  

こんなことが続けば、心が折れます。

「ああ、今日もダメだった。」と落胆して、

その日は、もう何もしたくなくなります。

  

市の保健師さんにも相談し、

大変親身になってくださいましたが、

具体的な解決策は見つかりません。

  

このままでは、同じことを繰り返すだけ・・・。

ダメ元で、昨日、静岡の病院の先生に相談に行きました。

16時~という一番遅い時間に予約が取れましたが、

患者さんの多い総合病院です。

実際にお目にかかれたのは、17時30分を過ぎていました。

  

事情を説明すると、

先生は快く、検査を引き受けてくださいました。

 

「ほんとですか!ほんとに内視鏡をやっていただけるのですか?

 ありがとうございます!!」

たぶん、この瞬間、世界で一番、

私が内視鏡検査を喜んでいたと思います。

 

どんな検査もやらなくて済むなら、やりたくない。

色々な病気を経験してきたので、なおさらそう思う。

 

  

検査は、来年。

他の検査の予約が入って入る日に、一緒にやることになりました。

 

  

検査の説明を聞き終った時は、もう待合室には誰もいませんでした。

私が昨日の最後の患者。

受付の窓口も閉まり、夜間救急受付でお支払いを済ませ、

守衛さんの横の出口から外へ出ました。

  

 

夜の病院は、恐い、寂しい。

ずっとそう思っていたけれど、

昨日は、がらんとした待合室の灯りが

夜道を照らす一筋の温かい光に感じました。

 

  

検査を巡って奔走したこの数か月・・・。

検査レベルでも、こんなにめげるのですから、

ご本人、あるいはご家族のためにより良い治療を求めて

病院を訪れる方のお気持ちはたまらないだろうと思います。

 

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便利です 干しエノキ

2015-11-11 11:38:50 | 干し野菜

干し野菜講座では、まず最初に、

「この中で、野菜を干したことがある方は、

 手を挙げてください。

 どんな野菜を干しましたか?」

と、質問をします。

  

以前は、「しいたけを干しました。」とか

「切り干し大根を作りました。」というお答えが多かったのですが、

最近は、「エノキ茸を干しています。」

という方が随分増えました。

  

今の時期なら、2日も干せばこの状態。

 

  

 

これは、200g入りの一袋を干したものなんですよ。

片手に乗るくらい、カサが減ります。

 

  

 

エノキ茸には、グルタミン酸とグアニル酸という

うまみ成分が含まれていますが、

残念ながら、生のエノキ茸に含まれるグアニル酸は少量。

これが、干すことによって12倍にもなるのですから、

干しエノキは、立派なだし素材となります。

  

 

水を入れた鍋に、干しエノキをそのまま入れて、火にかけます。

 

  

 

沸騰したら火を弱めて、

そこに豚肉や好みの野菜を入れて煮ていきます。

酒、豆板醤、醤油、塩、こしょうで味付けすれば、

ピリ辛のスープが出来上がります。

  

我が家は、それをご飯にかけて、

ユッケジャン風にしていただきます。 (*^_^*)

 

  

干しエノキの食感とうまみ、さらに他の具材からでる

「自然にとれるだし」を存分に味わうことができます。

 

  

簡単にできるので、休日のお昼ご飯にでも

ぜひお試しください。 (^^♪

 

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