今夜のジャズ。
ユセフ・ラティーフ『Centaur & The Phoenix』。
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Centaur & The Phoenix |
Ojc | |
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あまり聞き慣れない演者ですが、今でも存命されている(現在92歳!)マルチリード奏者。
本作品は60年に名門レーベルRiversideからリリースされたものです。
1. Revelation
2. Apathy
3. Ev'ryday (I Fall In Love)
4. The Centaur And The Phoenix
5. Iqbal
6. Summer Song
7. The Philanthropist
8. Jungle Fantasy
9. Titora
Richard Williams (tp)
Clark Terry (flh, tp)
Curtis Fuller (tb)
Josea Taylor (bassoon)
Yusef Lateef (ts,fl,argol,oboe)
Tate Houston (brs)
Joe Zawinul (pf)
Ben Tucker (b)
Lex Humphries (ds)
8-9
Yusef Lateef (ts,fl,argol,oboe)
Barry Harris (pf)
Ernie Farrow (b)
Lex Humphries (ds)
Roger Sanders, Garvin Masseaux (perc)
米国出身なのですが、ムスリムに改宗し現在の名前になっています。
そのような背景からかジャズにおいても様々な楽器を導入し、このアルバムでもargolなるシリアの笛を演奏していたりしてます。
またその音楽性については中近東やアフリカからも大きな影響を受けているそうで、自作の5曲目や7曲目、また8曲ではなかなか馴染みのない演奏が繰り広げられております。
所謂「スピリチュアル」の先駆けなんでしょうね。
比較的ハードバップ要素の高い曲から始まり、徐々に独自の世界観へ。
pで参加しているザヴィヌルもとても影響をうけたでしょうね。
おススメはユセフらしさが詰まった5曲目。
Yusef LATEEF "Iqbal" (1960)
たまにはこういうのもありで。
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