雨過天晴

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Infinity

2019-03-11 | 音楽

3月11日ですね。

もう8年にもなるのか。

お亡くなりになった方も、行方不明の方も多く、8年の歳月が単純に被災者の方々の心を癒やしてくれるわけではないと思います。

 

今日はこういう日だからこそ聴いておきたい一枚をご紹介。

トム・ハレルの新譜で『Infinity』。

 

 

トム・ハレル / インフィニティ (Tom Harrell / Infinity) [CD] [Import] [日本語帯・解説付]
Tom Harrell,Mark Turner,Charles Altura,Ben Street,Johnathan Blake,Adam Cruz
High Note Records / King International

 

1. The Fast 
2. Dublin 
3. Hope 
4. Coronation 
5. Folk Song 
6. Blue 
7. Ground 
8. The Isle 
9. Duet 
10. Taurus

Tom Harrell (tp, flh)
Mark Turner (ts)
Charles Altura (el-g, ac-g)
Ben Street (b)
Johnathan Blake (ds) 
Adam Cruz (perc on 3)


メンバーも豪華。

2管の相方にはマーク・ターナー、ベースはベン・ストリート、リズムセクションはジョナサン・ブレイクと強力な布陣。

またギターには前作『Something Gold, Something Blue』にも参加していたチャールズ・アルトゥーラが参戦。


SOMETHING GOLD, SOMETH
HIGNO
HIGNO


ハレルの独特な曲想とでも言いましょうか、結構重いテーマをリズム・セクションで軽く見せたり、いやいや重いもんは重いんだ、っていうのもありますし、何とも言えない哀愁感漂う感じもあったり。

本人が70歳を超えたとのことですが、さすがにそこまではないものの、人生経験の豊富さが、新しい楽曲作成につながっているのは容易に想像できます。

ただ”重い”と言っても”暗い”とかそういう意味合いじゃなくて、結構音に圧があって、重量感を感じるんですよ。

それは違う言葉でいうと”パッション”・・・なのかな。



 

この日本人であり続けることの大事さを感じるこの日に、個人的には2曲目を聴いていただけると嬉しい限りです。

 

 

 

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