クリスマスも終わってあとは紅白かガキの使いのどちらか見るだけになりましたね。
ワタシだけですか?
東京はとうとう900人以上のコロナ感染者を叩き出してしまいましたね。
もう仕事も休んでしまって、家でゆっくりしましょう。
さてイブの日に届いたヘッドホンでご機嫌に流しているアルバムをご紹介。
アメリカのジャズギタリスト アレックス・ウィンツの『Live to Tape』。

- Idris
- On A Summer Day
- Textures
- What Me Worry
- Ely, MN
- Cadeques
- I'm All Smiles
Alex Wintz (g)
Dave Baron (b)
Jimmy MacBride (ds)
Dave Baron (b)
Jimmy MacBride (ds)
ウィンツは初めて聴くギタリスト。
バックの2人もほぼ聴いたことなく、ドラムスのジミー・マクブライドが唯一チャド・レフコヴィッツ-ブラウンのリーダー作で聴いたことがあるけどほぼ覚えてない。
ただ本作の仕上がり抜群です。
かなり正統派のジャズギタートリオです。
このギターが結構ピリッとしてて、音の際立ちが良い。
正統派ジャズギターはややもするとモサッとしかねないのですが、全くそんなことはなくキリッと切れ味抜群のギターを前面に出して、バックの2人がしっかりとサポートする各々の役割が明確です。
ワタシは役割がはっきりした作品よりも全体の和を大切にしている作品の方を好みがちなのですが、この作品ではいやらしくないリーダー像というか、リーダーがしっかりしているからこそのメロディの輝きを感じます。
決してサポートは控えめすぎることもなく、でもフロントはリーダーちゃんとやってね、って押し上げてるトリオ構成がすごく良しです。
もう今年も最後の最後ですが、素敵な作品に出会えました。
ヘッドホン買ってて良かった。