乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

近松門左衛門の命日  「うめき」(梅木)「黄色き」「葉」を落として手をあわすが、手は「かわ」さん…

2010-11-22 | 近松門左衛門



     11月22日は…。




 
 今日は いい夫婦の日だと言う。

 いい(=11)夫婦(=22)の語呂あわせ で、通商産業省(現:経済産業省)、余暇開発センターの1988年制定らしい。

 いい夫婦の日とはかれこれ二十余年の歴史なのかとほくそ笑む。

 売り出しは合鴨やチキンの二人セットらしいが、ちまたのスーパーでは今の所あまり見かけないし、それほどなじみは無い。



 ちなみに 11月22日は 次のような語呂合わせ日もあるそうだ。

    長野県りんごの日
       いい(=11)ふじ(=22)の語呂あわせ [JA長野県]

    ボタンの日
      国産の金ボタンを使った日本海軍の制服が太政官布告によって定められた日 [全国ボタン工業連合会、1987年制定] 

    大工さんの日  
      11月が国の技能尊重月間で、22日が大工さんの神様とされる聖徳太子のゆかりの日にあたる。
      また2本の柱を「11」に梁またはケタを「二」にみたてて [日本建築大工技能会]

    和歌山県ふるさと誕生日
       現在の和歌山県の地域が定まった日(1871年) [和歌山、1989年制定]



 11月22日のいい夫婦の日は 4月には良い夫婦だと言う。

 とりあえず2月3月5月6月ではすんなり◯◯夫婦の日ができたが、飽きたので 後は考えなかった。

 売り出す気があれば、なんだこりゃというくらい簡単に記念日ができちゃうんだと、アホくさくなる。

 おどらされるな^^

 今日は家族の健康を考えて魚とお野菜!本日だけは断じて鶏肉料理はつくらないぞと心に決め込む。


  
 ところで 1963年の今日 ケネディー暗殺されたそうだ。

 わたしはといえば ボタンの日などと言われても、さほどの関心はない。




 今日は近松門左衛門の命日(1724年)と知り、
「どうしょう……、どうしょぅ どうしょお、どうしょう…。」
と「うめき」(梅木) 「黄色き」「葉」を落として 手をあわすが、手は「かわ」さん………。









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大和文華館   (2景)

2010-11-22 | お出かけ




        
            大和文華館
           











 大和文華館では美しい庭に花が咲き誇り、木の葉は黄色く色づく。

 二波の小山散歩道を歩くと、そこは鳥の宝庫。

 鳥のさえずりと落ち葉の舞いが感覚として恋らに伝わる。

 大和文華館は数々の所蔵品も素晴らしいが、自然の多い庭も素晴らしい。



             2010年11月21日  大和文華館にて









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黄葉もみつ   (かる~い もみじの語源)

2010-11-22 | 民俗考・伝承・講演

  



           黄葉
         
           もみつ
         
           もみち
         
           もみぢ
         
           もみじ






 ここ何年か万葉集の講義を数少なに受けているのだが、「もみじ」のことを「黄葉」と表記されるうたが多いことに気づく。

 今では「もみじ」といえば「紅葉」と書くことも多いが、この「紅葉」がくせ者だ。

「紅葉」を「もみじ」と読むか「こうよう」と読むかが前後文のつながりで判断するしかない。

「ホテルもみじパラダイス」では「こうよう」は望めずじまいで、顔もホテルまい。
 
 阿呆話はさておき、先に進もう(といっても、中味なし)


 以前万葉集の授業で「黄葉」や「母美知」や「毛美知」のあて寺?が出てきたのでネットで検索すると 他にも「黄変」「黄反」などがあるらしい。

 さらに もみじの語源をネットで調べると、おおむね次のようなものが見つかる。

    
     1  もみ・つ 【〈紅葉〉つ/〈黄葉〉つ】(動タ四)

        紅葉・黄葉する。もみず。

     2  古代では秋が深まり草木の葉が「もみだされるように」赤や黄色に変わることを「もみつ」

 疑問が深まり言語由来事典を調べると、次のようにあらわされている。

     「もみつ (紅葉つ 黄葉つ)」や「もみづ」といい、その連用語で名詞化したものが「もみち」であった。

      平安時代に入り「もみち」は「もみぢ」と濁音化され 「もみじ」へと変化した。

      古くは「黄葉」と表記されることが多く、「紅葉」や「赤葉」は表記されることは少ない。

 なるほど。では平安時代を境に、表記の数が変化しているのだろうなと想像しているばかりで、これ以上は一向に調べようとしないわたし。

 ただただ思い浮かべるのは小倉百人一首の

      奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき



「もみじ」は「かえで」ともいう。この違いは何だろう……。

 勝手にリンクさせていただいている K 300さんを調べさせて頂くと、次のように出てきた。

      かえで → 葉の切れ込み(谷)が浅い

      もみじ → 葉の切れ込み(谷)が深い

 なんだかイチョウの雌葉と雄葉の違いのようにも感じるが……。別物なのか……。



 書棚から岩波(古典)を引っ張り出そうと思ったが今回はここまで。

 いつものことながら、半端な締めくくりをお許し下さい。






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もみじに見る  (松柏美術館にて 6景)

2010-11-22 | お出かけ





          もみじに見る
         

         揺らぎこそすれ











 日本の もみじ




 やわらぎの もみじ




 華やぎの もみじ




 不安げな もみじ




 自信過剰な もみじ




 誇らし気な もみじ






 わたくしは

 揺らぎこそすれ 躍動ある感動を望む











                  2010年11月21日
                  

                  松柏美術館にて







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