高千穂はとにかく冷えた。10時過ぎ高千穂峡をでて、途中、清和文楽邑(せいわぶんらくむら)道の駅でトイレ休憩、だごじる昼食。ここでは清和文楽人形芝居が鑑賞可能とか
建築物もユニーク。ふたたび九州自動車道御船ICにはいり八代をへて南九州自動車道へ、日奈久で料金を精算、終点の芦北でおりる。まだ未完の高速道。水俣をへて出水にむかう。独身の頃、鳥栖、熊本、鹿児島と営業で車を走らせた懐かしの道。右手の八代海がうつくしい。途中、ネックウオーマーを仕入れて4時ごろ出水つる観測センターに到着、ツルらしき鳴き声が聞こえる。
入館料210円をはらって屋上展望台へ。なんと鶴の大軍団、うじゃうじゃいる。
まったく何を撮ってよいかわからない。
ナベヅルは頭から首にかけて白く残りは全身黒褐色。鍋の底のように黒いツルというのが和名の由来。世界の9割が日本に渡来する冬鳥、2月北帰行まで越冬する。マナヅルは顔が赤く体が灰色の大型のツル。おおきくて立派な真のツルというわけでマナヅルというらしくナベヅルより湿地を好む。出水の渡来地も乾燥化がすすんでおり地元の給餌に頼っているとのこと。
センターの女性にここで車中泊OKですかと聞く。OK、ラッキー。5時閉館、明日朝の日の出を期待して、ここに来る途中発見した「ぬくもり湯」にもどり冷えた体をあっためる。生き返った感じ、寿司天ぷら定食1300円也。きゅっとやりたいが車ゆ残念。8時、真っ暗ななかを再び観測センターにもどる。2~3台のキャンピングカーが留まっていた。例によってマルチシェイドを8面窓に装着、シェラフを2枚重ねて寝る準備。車中ではここでもラジオTVはダメ。ワンカップをあけて飲む、うまい。体も温まり今宵はよく寝れそう。明日が楽しみ。