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「娘子らが玉匣タマクシゲなる玉櫛タマクシの魂消ケむも妹に逢はずあれば
(京職大夫ミサトツカサノカミ藤原の大夫マヘツキミが大伴坂上郎女に
賜オクれる歌1/3首 #4.0522)」
「乙女らが大事にしたる玉ぐしの魂ぬけるわれ君に逢えずに()」
「よく渡る人は年にもありちふをいつの程そも吾が恋ひにける(歌2/3首 #4.0523)」
「よく堪える人は年をも経ぬほどもいつのまにやら恋はじめたり()」
「蒸衾ムシブスマ柔ナコヤが下に臥せれども妹とし寝ねば肌し寒しも
(歌3/3首 #4.0524)」
「ふかふかの布団をかぶり寝ていてもあなたなしでは肌寒きかな()」
「娘子らが玉匣タマクシゲなる玉櫛タマクシの魂消ケむも妹に逢はずあれば
(京職大夫ミサトツカサノカミ藤原の大夫マヘツキミが大伴坂上郎女に
賜オクれる歌1/3首 #4.0522)」
「乙女らが大事にしたる玉ぐしの魂ぬけるわれ君に逢えずに()」
「よく渡る人は年にもありちふをいつの程そも吾が恋ひにける(歌2/3首 #4.0523)」
「よく堪える人は年をも経ぬほどもいつのまにやら恋はじめたり()」
「蒸衾ムシブスマ柔ナコヤが下に臥せれども妹とし寝ねば肌し寒しも
(歌3/3首 #4.0524)」
「ふかふかの布団をかぶり寝ていてもあなたなしでは肌寒きかな()」