そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#4.0522-4.0524

2009年08月05日 |  / 万葉集
8/5
「娘子らが玉匣タマクシゲなる玉櫛タマクシの魂消ケむも妹に逢はずあれば
(京職大夫ミサトツカサノカミ藤原の大夫マヘツキミが大伴坂上郎女に
賜オクれる歌1/3首 #4.0522)」
「乙女らが大事にしたる玉ぐしの魂ぬけるわれ君に逢えずに()」
「よく渡る人は年にもありちふをいつの程そも吾が恋ひにける(歌2/3首 #4.0523)」
「よく堪える人は年をも経ぬほどもいつのまにやら恋はじめたり()」
「蒸衾ムシブスマ柔ナコヤが下に臥せれども妹とし寝ねば肌し寒しも
(歌3/3首 #4.0524)」
「ふかふかの布団をかぶり寝ていてもあなたなしでは肌寒きかな()」
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万葉集#4.0521

2009年08月05日 |  / 万葉集
8/5
「庭に立ち麻を刈り干し重慕シキシヌふ東女アズマヲミナを忘れたまふな
(藤原宇合ウマカヒの大夫が遷任メされて京ミヤコに上る時、
常陸娘子ヒタチヲトメが贈れる歌一首 #4.0521)」
「庭に立ち麻を刈っては布さらす東女を忘れないでね()」
「宇合が常陸に赴くは養老の三年なれど帰るは不明さんねん(719年)」
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