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「少しづつ春近づけど弥生なる奈良の修二会が終わらなければ()」
「お水取り終わらなければ春は来ず寒さ緩むがあと一月は()」
「あわただし上水が出ずパニックにエア噛みしたる低層階で(始業前にはなんとか解消)」
「昨日買うラーメン作るチンをして麺の固さが調整できず()」
「昼からは感知器替える届くとこあとは道具の助け借りねば()」
「一日中雨降りやまず寒い日よ天気予報は傘が続けり()」
「本日は緊急修繕二件だす蛍光灯とポンプの異音()」
「()」
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「古の倭文機シツハタ帯を結び垂れ誰ちふ人も君には益さじ(2628)」
「伝統の倭文機の帯垂れ結びどんな人でも君に及ばず()」
「古の狭織サオリの帯を結び垂れ誰しの人も君には益さじ(一書ノ歌ニ曰ク)」
「伝統の狭織サオリの帯を垂れ結びどんな人でも君に及ばず()」
「逢はずとも吾(あれ)は恨みじこの枕吾(あれ)と思ひてまきてさ寝ませ(2629)」
「逢わなくもわたし恨まずこの枕わたしと思い寝てくださいね()」
「結へる紐解きし日遠み敷妙の我が木枕(こまくら)は苔生しにけり(2630)」
「結ぶ紐解いたはいつか敷き妙のわが木枕は苔がむしている()」