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「春来れど春らしくなく雨多し東日本は雪になるらし()」
「松竹の株価下がると伝えたり梨園で鬼籍いる人多く(団十郎、勘三郎、その他の人間国宝や重鎮が)」
「中国の船からビームをあてるらし各社一面取りあげ非難()」
「黒い霧朝もやのした太極拳汚染が進む中国の空()」
「北朝鮮戒厳令のようなりき一触即発装いけるか()」
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「夕されば 葦辺に騒き 明け来れば 沖になづさふ 鴨すらも 妻とたぐひて 我が尾には 霜な降りそと 白妙の 羽さし交へて 打ち掃ひ さ寝ヌとふものを 行く水の 帰らぬごとく 吹く風の 見えぬがごとく 跡も無き 世の人にして 別れにし 妹が着せてし 馴れ衣 袖片敷きて 独りかも寝む(古き挽歌一首、また、短歌 #15.3625,)」
「夕方は葦辺で騒ぎ明けたなら沖に漂う鴨でさえ妻とたわむれその尾には霜よ降るなと白妙の羽を交えて打ち掃ひ寝ヌといふもの行く水の帰らぬごとく吹く風の見えないように跡も無く世の人ならば死に別れ妹が着せたる馴れ衣袖を片敷き独りで寝るのか()」
「鶴タヅが鳴き葦辺をさして飛び渡るあなたづたづし独りさ寝ヌれば(反し歌一首 #15.3626 右、丹比大夫タヂヒノマヘツキミが亡ミマカれる妻メを悽愴カナシめる歌)」
「鶴が鳴き葦辺をめざし飛んでいくああ寂しいよ独り寝るのは()」