そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#15.3652-15.3655

2013年02月14日 |  / 万葉集

2/14
「志賀の人筑紫に至り悲しんでため息混じりに歌詠むという(筑紫の館タチに至り、本つ郷クニのかたを遥望ミサけ、悽愴カナシみてよめる)」
「()」

「志賀シカの海人の一日もおちず焼く塩のからき恋をも吾アレはするかも(歌四首 1/4 #15.3652)」
「志賀の海人アマ日ごと塩焼き思えばしょっぱい恋をしてきた()」

「志賀の浦に漁イザりする海人家人の待ち恋ふらむに明かし釣る魚(歌四首 2/4 #15.3653)」
「志賀の浦魚獲る海人家の人待っているのに徹夜で釣るよ()」

「可之布江カシフエに鶴タヅ鳴き渡る志賀の浦に沖つ白波立ちし来らしも(歌四首 3/4 #15.3654 一ニ云ク、満ちし来ぬらし。)」
「可之布江カシフエに鶴鳴き渡る志賀の浦沖では白波立って来るのか(一説では、満ちてくるのか)」

「今よりは秋づきぬらしあしひきの山松蔭にひぐらし鳴きぬ(歌四首 4/4 #15.3655)」
「今からは秋らしくなるあしひきの山松蔭でひぐらしが鳴く()」

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