そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

花と七十二候(1127)

2016年11月27日 | 日めくり帖

2016/11/27

「アゼトウナ黄色輝くひとひらをいつくしむ二人ともに老いつつ(鳥海明子)」
「アゼトウナたぶん菊かと見まがいぬ黄色き小花可憐に咲かす(花言葉:変わらぬ愛)」
「いまの時期小雪次候は朔風が葉を払うらし冬ざれの頃(『朔風葉を払う』)」
「朔風は冬のこの頃吹く風で北風木枯らし等をさしたり(北颪、空っ風など厳しい風が吹く)」
「北風や石を敷きたるロシア町(虚子)」
「北風に糞マリ落としゆく荷馬かな(碧梧桐)」
「から風の吹きからしたる水田かな(桃隣)」
「寝られずやかたへ冷えゆく北下ろし(去来)」

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花と七十二候(1126)

2016年11月26日 | 日めくり帖

2016/11/26

「開拓地の薬草サフラン摘むという勤労奉仕の一日ありき()」
「薬用の他に鑑賞花サフランイヌサフランもあるというらし(花言葉:愛への誘い)」
「サフランに土の爽涼あさゆふべ(蛇笏)」
「さふらんの花咲きにけり薬用の祖神(月斗)」
「サフランを摘む手染むべし濃紫(麟堂)」
「諺のペンは剣より強しとは一部真理で使いようかな(『ペンの日』)」
「浅田氏が会長らしい日本の『ペンクラブ』とは国際的と(国際ペンクラブの下部組織)」
「ペンなるは詩人・劇作家・随筆家の頭文字らし英語表記の(Poet,Playwrigt/Essayist,Editor/Novelist)」

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俳句の作り方

2016年11月26日 | 俳句

2016/11/26

うまく作れないので、すぐにたくさん作れる方法について考える。夏井いつきさんの提唱するところは12音をつぶやいて、5音の季語をつけて、はい一句。実際はこうは簡単にはいかないが、つぶやきに後から状況にフィットする季語をつける方法である。先生は簡単にいうが、実際は難しい。歳時記というか、季語辞典というかを身近に置いて感覚を研ぎ澄ましていなければいけない。季語を全般的に理解するためには二、三年かかるのだろう。はじめに季語が決まっている場合を兼題というが、それに対してどう句を捻り出すか、これもやっぱり難しい。
やはり、季語に対する理解が必要で、過去の経験の中にある状況と季語を組み合わせて一句仕立てる。状況の描き方がポイントだが、これがうまくいかないのである。しからば状況をいかにして描いていくか?
テレビの番組では、その季節にある名所の風景などを写真で提示して、一句詠むように依頼したり、吟行を計画したりして句を捻らせたりする。吟行は有効で自分でもできるだろう。写真を見せてということであれば、図書館で写真集を借り出して、句を捻る方法である。
あと自分史を俳句で作るというのはいかがか。強制連関句会ということで、一日一句の句作はどうかと考える。とりあえずやってみよう。

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花と七十二候(1125)

2016年11月25日 | 日めくり帖

2016/11/25

「雨の日の社の庭に散り敷けるイロハモミジの紅を踏みゆく(鳥海明子)」
「カエデとはイロハモミジのことなりき赤けりやみんな紅葉ではない
 (『花言葉:遠慮』)」

「北の地は冬寒いため囲炉裏にて暖とり食事も団欒もあり(『炉辺話』)」
「西の地は夏暑いので囲炉裏では煮炊きはせずにかまど使いし()」
「俳句では囲炉裏は茶の湯の炉のことか暖とるための囲炉裏は別か()」

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花と七十二候(1124)

2016年11月24日 | 日めくり帖

2016/11/24

「隠しごと隠しきれない日のためにネリネの花は咲くとおもえり(鳥海明子)」
「ネリネとはヒガンバナ科の花であり赤桃の花六弁ありき(花言葉:幸せな思い出)」
「頭から背にかけ蒼き翡翠は色鮮やかなりし宝石のごと
 (『カワセミは夏鳥?冬鳥?』)」

「一応は夏の季語らしカワセミはいろんな呼び名持ち親しまれ()」
「カワセミは渡ることなく一年中水辺に現れ餌をとるらし()」
「夏冬と季節限らず現れてわれらを包む清涼感で()」
「川せみのねらひ誤る濁かな(子規)」
「翡翠の紅一点につゞまりぬ(虚子)」
「沢の雨赤せうびんの声のふるふ(春潮)」

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