がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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『やわらかな日常』

2009年09月23日 | ・徒然日記

この連休は特別どこかに旅行したりなどはできなかったけれど、
まぁ、映画も見れたし、秋服買いにも行けたし、グスクめぐりもしたし、
写真にまつわるあれこれもやってみたりできたので良かったかな。

猫助を観察する暇のあるのんびりできた連休でした。

明日からまたハード

頑張ろう。

 

またいっこ、デジブックの試作を作ってみました。
画像処理した写真たちを編んでみました。

 

※期間限定公開につき、終了しました※

 

1枚写真で見る(見せる)のとはまた違った印象を与えてくれますね。

「大きな古時計」のBGMが眠気を誘います。
寝る前にどうぞ(笑)

 

 

しかし、デジブック。

再生するたびに演出が変わるのは難点ですね

あるときは画像と音楽がジャストタイミングで終わるのに
別のときは音楽があまったり短すぎたり。

スライドムービー編集にうるさい私としてはそれは許せん

その点、妥協して見て下さい…
(うまいタイミングのバージョンで見れるといいんですけどね…


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沖縄に雪が降る

2009年09月23日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

9月も下旬になっても30度をゆうに越える沖縄。

そんな沖縄を冷やそうと、中城湾の夜景に雪が降りました
(雪の降ってない中城湾の夜景はコチラ

斎場御嶽にもこのとおり、

雪が降りました

沖縄を象徴する青い海にもこの通り

 

あ~、面白い(笑)

写真の本を読んでいたら画像処理のサイトを見つけて、
「雪を降らせる」がワンタッチでこんな状態に(笑)

でも北海道の北の山ではもう雪が降ったらしいですよね。

 

さて、ここで沖縄人が本土に行ってテンションがあがる事ベスト3の発表です!(笑)

ベスト3 お墓の密集地(笑)
↑これはテンションあがるというより驚く…かな?

ベスト2 踏み切り及び線路

ベスト1 SNOW

です(笑)


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デジブックに初挑戦

2009年09月23日 | ・徒然日記

デジブックに初挑戦してみました!

デジブックとは写真を音楽にのせて見せるスライドショー
(ワタシはスライドムービーって言ってます)のことです。

これまで撮ってきた「水」のある風景写真の一部をまとめました。
過去記事で紹介したものもあります。

枚数制限が50枚までなので本当にごく1部ですが…。

尚、デジブックの一押しポイントは高画質の写真をパソコンの全画面で見れる
ということなのですが、ケータイで撮った解像度の低い写真もあるので
その点はご容赦を。

ヒーリングな音楽とともにひと時の癒しの時間になれば幸いです

 

※期間限定公開につき、終了しました※

 

↑クリックすると別ウィンドウで開いてスライドムービーが見られます。音アリ。


実はムービー編集にはうるさい私。

なのでこのオート編集がベストだとはとても言えないのですが
…まぁ、ブログ公開用の手軽なムービー、と思えばいっか…

ちゃんと見れるかな~? 


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斎場御嶽

2009年09月23日 | ・琉球史散策/神話・近代

世界遺産、「琉球王国のグスク及び関連遺産郡」の1つ、
斎場御嶽(せーふぁうたき)

今年7月に来沖していた大学時代の恩師と共に
史跡巡りした
際に行った場所。
(ちなみに恩師のリクエストに伴い、ですよ(笑))

ワタシもその時初めて行きました。

世界遺産なので整備もされているし、観光客もたくさんいました。

―斎場御嶽とは―

沖縄で御嶽(うたき)とは神が降臨し鎮座する聖域のことを指すが、
琉球開闢のなかでこの国が七つの御嶽から出来上がったと伝えられ、
そのうちの1つがここ斎場御嶽(せーふぁうたき)であり、
その歴史から七御嶽のなかでも琉球王国最高の聖地とされている。



斎場御嶽のメインはやはり1番奥にある
三庫裏(さんぐーい)と呼ばれる
三角形に切り取られた空間と大岩。

自然の造形のダイナミックさと緻密さにただただ圧倒。

この不思議な不思議な三角形の空間、
洞門は約1万5千年前におこった地震の断層のズレからできたらしいです。
(※近世になって三庫理の岩壁の一角が崩れたことによるもので、
かつての三庫理は三方を岩壁に囲まれた空間だったという説もあり)

この形、岩下の薄暗い空間、向こう側からもれる光、
そしてそこを通り抜ける風に
神秘的な力を感じざるを得ません。

この奥(※人がいるところ)は
久高遙拝所(くだかようはいじょ)と言って
琉球開闢に登場するアマミキヨという女神が降臨したという神話の島
久高島を見ることができます。

自然の草花で空間が囲まれ、
まるで額縁のよう。

その日はあいにくの曇り時々雨の天気でしたが
晴天の日などはすごい海がきれいでしょうね。



三庫理の洞門に向かって右側です。
二本の垂れた鍾乳石。
その下には壷がおかれ、鍾乳石から滴る水を受けていいます。
(ちょうど人がいるところですね)

その日はちょうど雨が降ったりやんだりだったので
鍾乳石から雫が絶え間なく壺の中に滴ります。

この水滴は天から流れてくる霊水とされていて御水(うびぃ)と呼ばれ、
聞得大君の水撫でに使われ再生の効果 があると信じられていたそう。
また壷の水量によってその年の豊凶を占っていたそうです。

で、もちろん、美術人としては…

こういうことになります(笑)

頑張って撮ったけど、
これが精一杯でした(笑)

ここは大庫理(うふぐーい)と呼ばれる空間です。
斎場御嶽を入って最初に出くわす拝所です。

ここは聞得大君即位儀式の際に中心的な祭場となった場所だそうです。
(※聞得大君=きこえおおきみ。琉球の最高神女。王の姉妹など、王族から出る)

あたりは森、森、森。

しかし、この琉球最高の聖地にも戦争の傷跡はあって…。

砲弾池。

砲弾の跡に雨水がたまり池になったもの。

寄満(ゆいんち)。

寄満は首里城の台所の名前です。
転じて宝物や幸せの寄り満ちる所という意味があると考えられているそうです。

琉球王国の最高の聖地、斎場御嶽。

今も生きるこの息吹を感じてみませんか。

 

※記事を書くにあたって、次のサイトを参考にさせていただきました。

m(_ _)m

美ら島物語 世界遺産特集 斎場御嶽
(※入場無料となっていますが今は有料です。大人200円、子ども100円)

あしこし九州 沖縄


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