がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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奮闘中、難航中…。

2010年12月08日 |   …… 「月下に語る」


琉球短編小説第2弾、シルフさん奮闘中。

でも難航中。。。
(12月中旬までに…できるかなぁ…)

 

今日、6割・7割方書きあがった原稿を預かりました。

ううむ。やっぱり完全創作は難しいですのう。

結果は既にあって、その謎の過程部分を創作する、
という工程なので
色々と行動の理由付けをしたりそのつじつまを合わせたりするのが
大まかにはできてるんだけど細かいところでややこしい
(↑また、監修のワタシが色々こだわってひねりたい0型だから余計に大変(笑))

う~む。

複雑ですなぁ。男心。

賢雄の立ち位置、どうしようかなぁ…。

 

ってなことで、更に色々とその理由付けやつじつまを
更に練りながらメモ…したのが写真。

ちなみにマックの紙ナプキン(笑)

 

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アカインコは“死んで”いない!?

2010年12月08日 | ・琉球史散策/第二尚氏

琉球音楽の始祖、赤犬子(アカインコ)。

琉球王国最盛期である1500年代の尚真王の時代の人物とはされていますが、
その人物については実に謎が多いのだそう。

前記事で参考した「沖縄の伝説散歩」という本には
こんな伝説も載っていました。

放浪の旅に出ていたアカインコ。
ある時、船大工に飲み水を頼んだが断られ、
アカインコは思わず
「水船!!」
と叫んだ。

するとこの船が難破。

怒った漁夫たちはアカインコを恨み楚辺まで押しかけてきた。
アカインコは追い詰められて、
ここ、楚辺で昇天して姿を消した。

(参/「沖縄の伝説散歩」長嶺操・徳元英隆著)

うをっ!人間じゃないじゃん!!( ̄△ ̄;

つまりは「死んだ」のではなく、
生身の体のまま、天に昇った、とな。

う~む。やはりアカインコ、只者じゃない…(笑)

一応、アカインコは魔術使いという説も。
とりあえず、霊力高く「おもろ」を操る人物だった、というのは
所々で聞きますね。
(おもろを操る霊力持つ男性…といえば、大城賢雄も浮かぶのですが)

そんなことを聞くと、アカインコのイメージがまた変わりますネ…

ワタシ的にアカインコは「崇高な人物」よいうよりも、
庶民的で素朴でやさしそうな吟遊詩人。
(「よくスベる青年」もまた、良し(笑))

与並岳生著の「アカインコが行く!」のアカインコは
体育系の正義の味方風ですが、
やっぱりワタシは文化系のイメージだなぁ…。

というわけで、写真は読谷村楚辺の赤犬子宮。
以前も載せたけど、レタッチでミステリアスに(笑)

 

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