久しぶりに史跡めぐり記事をば。
南山巡りの写真もまだ全部紹介してないのですが、
今日はちょっと南山から北山へ。
今帰仁グスクのこんな場所をご紹介。
テンチジアマチジ。
今帰仁グスクの御内原にある御嶽。
実はこの御嶽は、アレがあった場所と言われています。
では、今回は「北山炎華」から引用してみましょうか。
「…もはやここまでか…。」
ばらばらと、遠くで城が崩れる音が聞こえる。
恐らく、全壊するのも時間の問題だろう。
我が城が、我が領土が、我が国が。
……それならば。
剣をかまえ直した攀安知を見て、護佐丸はこちらに向かってくると思い警戒した。
だが、
バキイィン!!
攀安知が愛刀・千代金丸の切っ先を向けたのは、護佐丸ではなく、
この城、そして北山の守護神ともいえる霊石であった。
「なっ!!攀安知殿っ!?なにを!!」
「くくく…ははは…こうなれば道連れじゃ…。」
そう言った後、攀安知はゆらりと護佐丸に顔を向けた。
「おい、護佐丸。わしの、この言葉を覚えておけ。
お前が今までやってきたことは全てお前に返ってくる。相手を裏切れば己が裏切られ、そして」
うっすらと笑みを浮かべ、まっすぐに護佐丸を見据える。
「相手を騙せば、また、己も騙されるのだ」
「北山炎華」(シルフ著)より
攀安知が自ら叩き割った霊石があったとされる場所。
実際の石は昭和の頃まではあったとのことですが、
どっかのおじいが持ち去って今はない
ってどこかで読んだんだけど(笑)
とりあえず、残念ながら今は紛失中、らしいです。
でも『琉球王国ぶらぶらぁ散歩』にはヒビの入った霊石?の写真が。
どういうこっちゃ?
+ + +
【追記】
写真が暗いので後日撮った写真も追加しておきます
+ + +
ちなみにこのテンチジアマチジ、またの名を「今帰仁の金比屋武」は
琉球七嶽、つまり琉球の7大重要御嶽のうちの1つです。
【琉球七嶽】
①
安須森御嶽
⑥
クボー御嶽
⑦
首里森御嶽
(あれっ、独立記事書いてないっぽい…?首里城下之御庭にあるこれ↓)
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護佐丸の日の準備、終わった~♪
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そういえば小説第3弾もさっさと進めないとな~;
(半分くらいはできてるんですが…)
「月下に語る」と違って締め切り設定されてないので
ゆるゆるです(笑)