がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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I miss you.

2014年01月12日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

 時々、フト思う。

 

南ぬマナ太陽の皆、元気!? (;_;)

 

ちょうど1年前の「龍刻の門」の舞台公演後も
フラのチームとコラボしたり、イベントに参加したり、
年末にも琉球色を封印した舞台に挑戦したらしいとか、
がんばっている様子は小耳にはさみますが、
この1年、南ぬマナの活躍を見れてません

イクマさんの「花城」聴くたびに
南ぬマナを思い出すよ。

久しぶりに公演、見たいな!
っていうか会いたいなー

 

気にしてるよーーー (;0;)ノ

 

以上、心の叫びでした(笑)

 

ってゆーか、Rさん成人式か!?Σ(゜д゜)
はっさびよ、初めて会った時13歳だったのに(笑)

ってことはあのコタチも皆ハタチか!
うひー、ワタシもそれだけ歳とったって事か。


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アマミキヨじゃない人類の始まり

2014年01月12日 | ・琉球史散策/神話・近代

 舞台AMAMIKIYOの記憶も新しい、今日この頃。

もうご存知のように、
アマミキヨは琉球の創世神であり、人の始まり、
ということになっていますが(→

実は琉球における人類発祥の伝説は
アマミキヨ以外にもあるのをご存知ですか?


向こうに見えるのが古宇利大橋

その舞台はこちら!

今帰仁の北に位置する古宇利島!

今は古宇利大橋で繋がれて
恰好のドライブスポット、ビーチスポットとして有名です
ワルミ大橋もセットでね!)

このブログでも古宇利島は何度か書いているのですが
今回は自然風景ではなく島にまつわる伝説を紹介します

古宇利大橋から島に入ってしばらくのトコとろに
このような石碑がばっちり立っています。

アマミキヨ・シネリキヨ(アマミク・シネリク)ではなく、
ウミナイ・ウミキイ(ウナイ・ウキイ(ウミキ?))。

イメージ図也。

女性がやや大きく描かれていて
ここでも女性優位な感じ?


この2人の伝説は「沖縄版アダムとイブ」とも言われていて
この通称で紹介されていることが多い感じ。

 

ではその物語を簡単にご紹介。

 

昔むかし、この島に2人の男女が天から遣わされた。

2人は裸でいても何も恥ずかしいと思うことなく
自由にのびのびと暮らしていた。

天からはいつも餅が降ってきて
2人はそれを食べて生活していた。

しかし2人はこの餅を蓄えるようになったので
神様は餅を降らすのをやめてしまった。

それで2人は海に出て漁をするようになり
労働の苦しさを学んだ。

ある日、2人は海でジュゴンが交尾をしているのを見て
子作りを理解した。

そしてここから人が増え、
沖縄に広がって行った

 

というもの。

(参/ありんくりん沖縄サイト 他)

 


手前で潮が渦巻いている…。

天から餅が降るというのはともかく
子作りについてはなかなか人間くさいリアリティが…

伝説とは言え、魔法みたいに子どもがぽんぽんぽーん
という感じじゃないんだよね(笑)

旧約聖書のアダムとイブでは
2人をたぶらかした蛇の存在があり
「知恵の実」を食べたことで労働や性の不自由に開眼してしまうのですが
古宇利島のアダムとイブは急にどうしたんだろうね。

元々人間が持つどうしようもない欲深さってことでしょうか。

ほんで、ここが2人が暮らしていたという
シラサ岬という場所。

晴れた日は海が本当にキレイ
(※撮影は数ヶ月前の秋頃。やっと今になってお披露目…

そしてこの洞窟が、2人の住処。

かつてはフイ島、クイ島(越島)と呼ばれていた古宇利島ですが
このアダムとイブ伝説があることも伴って
古宇利島は縁結びとか恋の島(クイ→コイ)
って謳ってるみたいです。

ハート岩とかさ、他にも色々あるみたいよ…。

 

まぁそういう俗的なことはともかくとして、
古宇利島は古からの風習、風景等も残っているということもあり
ちょっと“感じる”人曰く、
いわゆる霊的な意味でもなかなかの島
ということです。

桜まつりも来週から始まりますし、
北山に観光客が増えるこの季節。

今帰仁までおこしの際は
古宇利島まで足をのばしてみるのもいかがでしょうか

 


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