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作品の背景を知る

2007-12-10 00:59:28 | アート


(無理やり貼り付けたので、線が入っています…)
このタイトルを見てまず思い浮かぶ作品

ジャン=フランソワ・ミレー
『落ち穂拾い』
または
クロード・モネ
『積みわら』
などではなかろうか

もちろんどちらの作品も展示していた


「落ち穂拾い」は前々から見てみたい作品のひとつだった
以外に小さい
しかし、作品はイメージ以上に明るかった
黄金を髣髴させるぐらいに!!
特に背景は輝いていた
ちょうど真反対に模写した作品が展示されていた
日本人 和田栄作 という絵描きさんだ
作品はすごく大きいのだが、暗い…
僕はこっちの作品のイメージを、持っていたのだろう
畑の地面の色が特に暗い
向かい合わせの展示だったので、見比べられる面白さがあった

収穫風景を描いた作品だとばかり思っていたが…
フランスの習慣の中に
刈った穀物全てはとり入れず
畑を持たない貧しい人々の為に、穂を畑に残していおく
それを拾い集めている作品 「落ち穂拾い」
落ち穂を拾って暮らしを立てている3人の女性
その素敵な習慣にミレーが感銘を受けた
そんなエピソードがあった

作品のなかみを知ることで、観る視点も感じるものも変わってくる
だから、「黄金」に輝いて観えたのかもしれない

正式な作品名は『落ち穂拾い 夏』