すみれの花束をつけたベルト・モリゾ
エドゥアール・マネ
三菱一号館美術館
元々は美術館としての設計ではないのだろうか?
美術品の展示・鑑賞用空間としては不向きな感じを受けた
小さな部屋に仕切りを設けて展示している
これでは人の通りが滞り仕方がない
展示方法の改善をしても、部屋の作りは変えられないので難しいだろう
昔の設計を再現と謳っているが
自動ドアにエレベーター
アンバランスが入り混じっている
階段はゴム張りになってしまっていて、酷く幻滅させられた
外観のレンガ作りだけが際立ってしまっている
入り口に続く並ぶ場所も、ガラス張りで建物全体を考えると浮き上がっていただろう
全体にガチャガチャ感が散りばめられていた…
マネの作品には突き抜け感のある、明るい作品はなかったように思う
黒の深みを感じさせてくれるものが多かった
落ち着いていて奥行きを感じさせてくれる色使いでもあった