トリックアートの世界展

損保ジャパン東郷青児美術館


そんな簡単にパッションは騙されないぜ！
なんて考えながら美術館へ
（いや、そこは甘んじて騙されればいいんじゃないの…）

まぁ、そんな偉そうなことを言っても
現実生活の中で、いつも見間違ったり錯覚したりするエブリデイなので
だまし絵に騙されたって、どってことないさ
（自分を卑下するのは、この辺で終わりにして…）



佐藤正明　　　Sｕｂｗａｙ

アメリカの地下鉄内で、壁に穴を空けなければいけないような脅迫感に襲われたというような説明がなされていた
内面心理の不安定さを吐き出している作品に見えた
（ぜんぜんトリックアートな趣きはなく…）
かなり衝撃的だ
画質的に重たさを感じるわけではない
逆にポップ感が漂っている
不思議と機械的に感じることはない
暖色系も配されるからだろうか
とにかく日常の風景をこんなかたちに変化させた作品
その心理に共感できたこともあり、作品から伝わるものがあった


体験ブース

正面に穴の開いた壁があり
両サイドには鏡が設置されている
奥行きがどこまでいっても穴の開いた壁になるのだが
ちょっとチープだった…