仙台ラーメン最強伝説

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蜂屋 五条創業店(北海道旭川市)

2022年08月03日 | 日本全域

新型コロナ“第7波”襲来の少し前、6月中旬にLCCを使って2泊3日の北海道旅行をして参りました。

今年はLCC各社が昨年ほどバーゲンをやってくれないので飛行機旅行が控えめでこれが今年初。やっぱ昨年安い時にLCC乗りまくっといて正解でしたね(笑)

 

さて今回は前回行けなかった稚内に行ってみたい。仙台空港9:00発のピーチエア便に乗り込み途中”岩手山”の上を通過しつつ10:15には新千歳空港に到着です。早い~。

送迎バスでレンタカー事務所まで運んでいただき予約していたホンダセンシング付きのN-WGNに乗り込んだら一路”道北”方面へ向かいます。旅程が2泊しかないため本日中に稚内近くまで400km強を移動しておきたい。

旭川を経由して留萌の黄金岬海浜公園に到着したのが夕方17時頃。名称の通り黄金色の夕陽が綺麗だと聞いて立ち寄ったのですが、時間がまだ少し早かったかな。

夕陽迄のんびりしてても良かったんですが日没までまだ2時間位あるようで…、ここから稚内方面の天塩町迄は海沿いの国道239号線>232号線をひた走るだけなので走っているうちに夕陽を眺められるのではないかなと思い留萌を後にします。

日が傾いてきまして、留萌近辺はメッチャ晴れていたのですが道北に進むにつれて雲行きが怪しくなってきました。悪天候というより好天過ぎて地温が上がり気圧が荒れて濃霧が出てきそうな感じっぽい模様。

案の定日没直前に濃霧エリアへ突入してしまいましたが、でもそれまでの1時間程を夕陽の海岸通りのドライブとして満喫出来たのでセーフ。

 

さて稚内市内へ入る前に遠別町に在ります「えんべつ旭温泉」に立ち寄りましてひとっ風呂頂いていきます。こちらモール泉のような黒色の富士見の湯(循環)と赤褐色の旭の湯(掛け流し)の2種類が日帰りで楽しめる施設との事で大人600円(JAF割引で500円)にて露天風呂まで備えたコスパの良い施設になっています。稚内に行くなら絶対寄りたいと思ってた念願の温泉です。

19:30頃に到着したのですが21:00閉館の20:30最終受付だったのでもし留萌でのんびり休憩してたら間に合わないところでした。やっぱ北海道は距離感に注意必要ですね。

 

さてあちこち寄り道しながらも初日の内に予定通り稚内に到着出来まして22時頃この日車中泊を計画していた「道の駅わっかない」へ行ってみましたらメッチャ混んでてほぼ満車状態。流石は有名観光地で車中泊仲間がいっぱいいる模様です…。

駐車場の端っこの方に数台空きスペースが有りましたがこちらの道の駅はJR稚内駅と隣接していて駅舎のトイレを併用利用しているため空きスペースからトイレまで結構遠いのが玉にきず。うーんどうしよう。このエリアは高速道路も無いからSA・PAで泊まる技も使えないし困った。

思い切って明日朝一番で行く予定のノシャップ岬まで移動してみたら24時間トイレもあるしあれ?ここ良いじゃん!?人気が全然無いけど少し離れたところに人家が有ったし流石にヒグマも来ないっしょ。

という事で少し予定外でしたが今晩はこちらに車中泊を決め込ませて頂きます。

先ほど立ち寄ったセイコーマートにてドリンクと肴は購入済み。レンタカーで車中泊も良いものです!?おやすみなさい(次回へ続く)

 

 

さてラーメンは、この日の昼間に旭川に寄って頂いておりました。

最初いくつかある老舗店から「旭川らぅめん青葉 本店」に行ってみたのですが15時近くになってしまい遅かったのか既に閉まっていて残念ながらありつけず。少し離れた旭川ラーメン村に支店「旭川らぅめん青葉 ラーメン村店」があるようでしたが今回はパスして第二の目的店の方に行ってみます。

という事でこちらも70年以上の老舗店だらしい「蜂屋 五条創業店」に行ってみたら開いてました!旭川ラーメンと言ってもラーメンの系統が結構違うんだらしい、楽しみ。

店に入った途端豚骨の香りと何かを焦がした香ばしい香りが漂ってきました。こちらのラーメンは焦がしラードをスープに浮かべるのが特徴との事でラードの量も「濃い」「普通」「なし」からオーダー可能。

 

しょうゆラーメン」800円

焦がしラードの濃さは「濃い」で注文。

早速のスープですがベースは白濁で取られた豚骨ガラ味でかなり濃厚に取られてますね。豚のクセも結構残っており野趣味を感じられる強めの動物系になっています。

鯵の丸干しとのダブルスープとの事で塩気を伴う魚介系の旨みがぎゅっとこれも強めに効いていて素のスペックの高さを感じます。

そして焦がしラードがスープを覆うように表層に浮かべられていて鼻腔を突くような刺激的な香ばしさを醸し出しています。

ラード濃い目で頼みましたので見た目凄いインパクトですが味的に濃すぎる事は無いですね。動物系の野趣味や鯵のクセが結構強いのでバランス的に醤油はこれで丁度いいような気がします。

麺は縮れの入った低加水の中太麵が合わせられるのですが一口食べた瞬間”山頭火”っぽさを感じました。東北では食べた事ないような麺でして、旭川ラーメンをそんなに食べ歩いたわけではないですがこういう麺が旭川っぽさなんでしょうかね。旨し。

 

しおラーメン」800円

こちらは焦がしラード「なし」でオーダー。

動物系&魚介系のWスープは醤油と共通で塩ダレを合わせたスープですが醤油ダレと塩ダレの差異は正直あまり感じず。ただし焦がしラードを排除した事により全く別物のスープになっています。

豚骨はやはり濃厚で豚のクセが強め。鯵の魚介系もなかなか強烈で鰯や鰹とは異なる特有の味わいが有り旨味の総量が圧倒的に多めなスープ印象有り。

ただ素材が出す塩気が強くて塩ダレだけだとまとめ切れていない印象が有り豚脂か焦がしラードなど間を埋めてくれるもう一つが欲しくなる感じで成程よく考えられてます。

 

店内は有名人のサイン色紙で一杯。流石の老舗店。

 

さて「蜂屋 五条創業店」ですがやはり”焦がしラード”有りきで完成するスープの模様。旭川ラーメンを数件食べ歩いて分かった気になっていましたがこういう系統も有るんですね。もっと旭川ラーメンを食べ歩いてみたい。ごちそうさまでした。

(22/06/14)
蜂屋 五条創業店/北海道旭川市五条通7丁目右6

コメント
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