仙台ラーメン最強伝説

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麺屋ゴッチ(青森県弘前市)

2018年10月03日 | 青森県

前回の続き)秋田市で最高の夏祭りを観戦した後はローソンで買った秋田県限定販売の「ぼだっこおにぎり」をパクつきながら国道7号線を北上。東北三大夏祭りをハシゴすべく青森へ向かいます。

国道7号線をそのまま行くよりは上小阿仁を抜けてショートカットした方が早いので国道285号線から国道105号線に抜けて北秋田市鷹巣へ。ちなみにこの2本の国道は何処まで行っても山道でひたすら気持ちの良い道路なのですが今は夜中でしかも濃霧が出てて景色が見えないのが残念。カーブが多いので眠気に襲われることは無さそうですがもし居眠りしたら多分天国に到着してしまいます(笑)

鷹巣から大館までは空港へ直結する7号バイパス(という名の無料高速道路)が出来たのでスムーズに移動可能。大館まで来てしまえば青森県はすぐそこ。雨足が強まりゆく中一気に弘前市の「道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ」へ0時前の到着。

近くのコンビニで飲み物とおやつを購入してチビチビ飲みながらシートを倒してDVD見ているうちに何時しか深い眠りに。雨がボンネットを叩く音ってのは最高の子守歌になりますね(車中泊あるある)

 

翌朝は毎年恒例”嶽きみ”を頂くべくアップルロードを抜けて岩木山へ。残念ながらまだ嶽きみは販売されていないとの事で少し早かった。その代わりに現在は鬼沢産の恵味(めぐみ)が販売されていました。

朝採れ茹でたての恵味をガブリ。おー美味い。甘味濃厚でこれで十分美味しいですね。天の恵みを堪能させて頂きます。

 

天然スイーツの後は職人が作り出すスイーツも頂きましょう。という事で弘前名物アップルパイを買いに岩木山を下山して弘前市内を探索。

まずは先日食して甚く感動した「アンジェリック」の「アップルパイ」(クリックで過去記事へ)を今回も大人買い。道中のおやつ用に菓子パン類も買ってみましたがまぁ何でもかんでも美味しいですねこの店は。教えてくれたひじりん谷川聖@AKB48チーム8に感謝の念。

他にも新規開拓すべく土手町「洋菓子工房ノエル」で「りんごたっぷりパイ」をホール買い。リンゴがこれでもかと入っててこちらも旨いなぁ。

ちなみにアップルパイだけにもしかして冬限定販売かもと少し心配してましたがこの2店舗は年中購入できるみたいですね。弘前では冬のみ提供の店も結構有りますので要注意。

 

さて市内を走り回っているうちにお昼時になりましたのでそろそろラーメンを。以前GWの振替休日に当たって有りつけなかった(クリックで過去記事へ)某人気店に再アタックで行ってみました。今日は定休日でも振り替え休日でもないから大丈夫なはず!と思ったら…

な、なんと…臨時休業ってか(涙)

スープの出来が納得いかないから休みますとか都市伝説だと思ってましたわ(笑)

 

まぁしかし今回は下調べをしておいたので大丈夫。ここから近くて以前から行ってみたかった「麺屋ゴッチ」へ向かいます。

こちら以前は国道7号線沿いの藤崎町エリアに有りましたが17年秋に現在の弘前市田園エリアに移転OPENされています。田園って聞くとどんな田舎かと思ってしまいますが城東のTSUTAYAの裏手側にあり実は田んぼなんてどこにも無いエリア。近所には人気ラーメンが多くちょっとしたラーメン激戦区になっている模様です。

プロレスの神様カール・ゴッチから頂いたと思われる店名通りプロレス愛に溢れた店内が良いですね。

「迷わず喰えよ 喰えばわかるさ」

BGMもプロレス関連の曲が延々と流れています。個人的にはグレートサスケ@みちのくプロレスのテーマソング「インテグラルハード」が好きなんですが残念それは流れなかった。

インテグラルハード - YouTube

 

限定30食「ど煮干し中華そば」750円

早速のスープですが鶏ベース主体の動物系に煮干しがたっぷり入りニボニボ感は十分。煮干しは煮出汁と魚粉で入り粉の沈殿がかなり多いですね。飲み口が少しざらざらしてますが力感が有ってこれはこれで良しです。

煮干しは鰯のみならず数種のブレンドのようで鯵かな。限定メニューに相応しい力の入り具合。

そして煮干しに目を奪われがちですが鶏ベースが思いの外濃厚で津軽のどこの濃厚煮干しラーメンにも似ていないスープバランスな気がしますし、素材感がそのまま出ているのでおそらく無化調と思われます。

麺は加水率高~中程度の中細麺で縮れの入ったもの。かん水の入ったスタンダードな味わいの麺ですね。通常の中華そばならばこれでもいいですがせっかくの濃厚煮干しスープなのでもう少し太麺にするかかん水を減らした小麦感の強い麺を合わせてみたい所です。

何のかんの言いつつスープまでしっかりと完食。旨し。

# ゴッチの水は甘いよ♪ 美味しい水は美味しいラーメンの基本ですね。

こちらはあっさり煮干しラーメン「ゴッチの中華そば」680円

濃厚な鶏出汁ベースで丸鶏のようなバランス。鶏油も効かせてますが強すぎず地鶏のような良質さが有ります。さらにターメリックか何かのスパイスが効いていて鶏のクセを消している模様。

魚介系はさらりと煮干しを効かせているが強くはなく動物系がメインのあっさり系スープに仕上がってます。

醤油ダレは配合控えめ。至極さっぱりしていて津軽中華っぽさが無く新しい世代の創作系ラーメンといった印象を受けます。

油量やや強めのスープには袈裟切りチョップネギがよく合っています。麺は共通の中細縮れ麺。こちらのスープであればこの麺でよくマッチしていると思います。旨し。

 

# こちらはもしかしてもしかしたらロビンマスクなのだろうか?(笑)ヘタウマか

さて「麺屋ゴッチ」ですがスープはまずまず力感が有って良いと思いますがプロレスコンセプトを生かすならばグネグネに縮らせたごっつい太麺を合わせる等もう少しストロングスタイルで力強い麺をセレクトした方が良いような気がします。とはいえクオリティは感じましたので次回は「鬼カツオラーメン」か「闘魂~旨辛醤油ラーメン」を食べてみたい。

(18/08/04)
麺屋ゴッチ/青森県弘前市田園3-2-14

コメント
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