3月26日(日)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「春の昆虫、植物観察会」は小雨開催予定でしたが、本降りの雨となってしまったため室内での講義スタイルに変更されました。
参加者はワンダースクールからの2家族6名のみ。たか爺は虫の師匠たちの講義が受けられておもしろかったけれども、子どもたちはどうだったのかな?
ムラサキシャチホコ(標本)
今回はガの擬態の話が中心でしたね。これぞまさしく「トリックアート」!?
ハチのようなスカシバの仲間や、翅に鳥の糞のような模様があるカギバの仲間の標本です。
なんと鳥の糞に来ているハエまで描かれている!? これにはビックリですねぇ~。
春の観察会で見られる昆虫(標本)
解説中です。今回は雨で残念でしたが、4月の観察会へもぜひまたご参加ください。
タケオオツクツク(標本)
中国から輸入された竹箒に卵がくっついてきたと言われていて、埼玉昆虫談話会には市販されている竹箒を購入して調査されている方もおります!? 埼玉県では川口市などの竹林に生息している外来種のセミですね。
クビアカツヤカミキリ(標本)
これは繁殖力や拡散能力が高い「特定外来生物」で、「サクラやモモ、ウメ、スモモなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう」ため、今後お花見の名所だって壊滅的な被害を受けてしまう可能性もありますよねぇ…。東京都環境局のホームページもリンクしておきます。「早期発見・早期防除」にご協力を!
フユシャクなどのお話もありました。
アカボシゴマダラの幼虫は、終了後に昆虫館の庭の若いエノキにて。
今週末の里山体験プログラム「たけのこ掘り」と加須市大越昆虫館「春の自然観察会」は、雨など降りませぬように!