たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

彩湖の生きものさがし

2012年07月03日 | 彩湖・道満グリーンパーク

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 6月27日(水)のワンダーキッズは彩湖です。毎年この時期になると水位を下げるので、ステージ護岸の池や親水護岸の水路に取り残された魚狙いですね。今年はあと30~40㎝下がっていてくれればというところで、残念ながらはずれ…。ステージ護岸の上から覗きこむと、浅くなった場所にいろいろな魚が泳いでいるのはよく見えるんだけれどもねぇ…。まだ緑色になっている階段の部分だけ、水位が下がったところでした。

 それでも、ハゼの仲間やテナガエビは捕まえやすくなるので、どんな子でも0匹はありえません。水際はすべりやすいので要注意ですが、やはり足をとられた「こけたろう」も2人…。そういえば、いつでもどこでもこけまくっていたたろうは春に引っ越しちゃったけど、元気にしてるかなぁ。

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 水位が下がって現れた階段上では、テナガエビの脱皮殻がかなり見つかります。あまりありがたくないミドリガメは、こうきが捕まえていました。小さいうちはきれいでかわいいカメなんですけどね。一応まだ今のところは、アメリカザリガニ同様に「要注意」外来生物です。「そんなこと言ったって、俺の知ったこっちゃねぇ。お前らが勝手に日本に連れてきた結果だろぉよ。」って、そんな目で見るなよなぁ…。たか爺としては、いまだにペットショップで売られていること自体、なんかなぁ…。

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 一番多かったのはやはりヌマチチブでしたね。

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 トウヨシノボリも捕まっていました。テナガエビはこのサイズ止まりかと思っていたら、じゅんが大物も3匹は捕まえていたのかな。フナの子どももじゅんでした。さすがです。

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 バーベキュー広場のクヌギやコナラは、今年も樹液を出している木が多かったけれども、残念ながらシロテンハナムグリが中心でしたね


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事前調査

2012年07月03日 | 化石でワンダー探検隊

 6月25日(月)は、普段大忙しのうちの神さんも代休がとれたので、週末の「ホタル狩りと暗闇体験」と「親子で化石さがし」の事前調査に行く予定でいました。神さんはトンボ公園の梅の実狙いです。そしたら、前日から愛犬のくん爺の調子が悪くて…。以前から片側のお尻がぷっくりしていて気にはなっていたんだけれども、後ろ足がすべっちゃってうまく歩けない時がある。朝から動物病院です…。

 レントゲンを撮ってみたら、幸いお尻のぷっくりは腫瘍ではなく脱腸…。前立腺も肥大しているとのこと。うまく歩けない時があったのは、背骨の椎間板がすりへっているためと判明しました。即手術かと心配していましたが、元々臆病な小心者だし、心臓も悪くて服薬中なので、手術自体が無理な話のようです…。腎臓が悪くて特別食(5.250円/3㎏)、心臓の薬が3種類(8.050円/28日分)、トリミングも入れると毎月2万円以上はかかっていたところに、前立腺の薬が+となりました…。

 まあ、くん爺ももう11歳なので、人間なら60歳というところ。たか爺も頸椎と腰椎のW椎間板ヘルニア持ちなのでビタミン剤+肝臓の薬服用だし、そろそろ前立腺も危なそうで、あとはくん爺とどっちが先かという感じですね…。

 というわけで、秩父へは26日(火)に一人で行ってきました。まずは小鹿野へ。春休みに4回ほど行っていますが、他の産地からの帰りに寄ったので、花園ICから直接行く場合のルートと公衆トイレの場所や状態、何よりも現在の河原の状況の確認です。

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 嫌いな人にはいきなり衝撃画像!? 川原への道の途中になぜか丸坊主のイチョウの木があって、ところどころに繭のようなものが付いていました。近づいてみたら、目の前にいきなり10㎝はあろうかというきれいな毛虫がポトリ。ヤママユガの仲間のクスサンの幼虫です。蛹になる場所を求めて旅に出るために落ちてきたのかな?

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 木にもまだかなり残っていましたが、すでに繭になっているものもいます。「白髪太郎」という名でも親しまれてきた毛虫ですね。白髪を紫色とかに染めた派手なばあさんを見かけたことがあるけれども、こんな色に染めたほうがおしゃれじゃない? この白髪は毒毛ではないので、「手乗り毛虫」もOK! たか爺としては、化石以外のネタ発見というところです。それにしても、やっぱり秩父はいい所だなぁ~!?

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 川原のほぼ同じ場所から撮った、4月4日の「化石でワンダー探検隊」の際の画像とこの日の画像です。秋にも来てみたくなりました。やはり赤平川の水量は増えていて、少しだけ川の中を歩かないとここまで辿りつけませんでしたが、とりあえずひと安心ですね。

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 台風で増水したあとに残った水たまりはけっこう深くて、当日暑ければ泳げる自然のプール状態です。カジカガエルのオタマジャクシや、アブラハヤっぽい魚と幼魚の群れも泳いでいました。川沿いの雑木林の日陰になっている場所も見つかりましたが、最初はハナアブの仲間かと思っていたまだ小さなスズメバチの働き蜂につきまとわれ、日陰として使うのは少々危険が伴う感じかな…。ムササビも生息しているようで、真新しいクヌギの葉の食痕も落ちていましたね。

 帰りに見送ってくれたカジカガエルです。

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 小鹿野だけで帰ってはもったいない話なので、春とは逆ルートで「化石でワンダー探検隊」のメイン産地まで。川原へ下りる斜面の道に咲いていたのは、アカショウマになるのかな? 滝も夏はこんな感じです。

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 やはり夏場は草が生い茂っていて、川原までの最短ルートも今のうちだけ。他には誰も来ないし、化石に限らず川遊びにも最高のロケーションなんだけれどもなぁ…。秋冬も今年は一度様子を見に行って、可能ならば「化石でワンダー探検隊」の臨時開催といきたいところですね。

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 この岩だけでも二枚貝の化石はまだまだ出てきます。春には対岸で見つかったシカの足跡も、この岩のすぐ横にありました。足跡だけでもシカの親子の姿が想像できて、なんだかうれしくなりました。このあと斜面を少し登った感じでしたが、木の葉っぱでも食べていたのかな?

 帰りには、末野のトンボ公園モデル地区へ。駐車場も公園内も草刈り済みで感謝です! ちょっとトンボの写真も撮りたかったんだけれども、せっせと梅の実を摘まないと…。2㎏は収穫できたので、梅干しにしてもらう予定です。交通費を考えると高価な梅干しが買えちゃうけれども、まあ、ついでだからなぁ…。


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