8月1日(水)からは、「夏はやっぱりカブトムシ」がスタート。元々はワンダーキッズのプログラムで、サタデースクールやフリーコースも含めたキッズ会員対象ですが、ウィークデーでも参加できるファミリー会員の参加もOKです。今年は全3回開催予定。この日はキッズ4名+2家族6名の10名が参加してくれました。アシスタントはあきらです。
「夜の森探検隊」と違ってカエルやヘビ、セミの羽化等はなかなか見られませんが、カブトムシだけは多く、日没後も活動するモンスズメバチも少ないので、子どもたちに自分で捕まえてみてもらうことができます。樹液を出す木が狭いエリア内に何本かあるので、子どもたちには1人ずつになってもらって、夜の雰囲気を満喫してもらうのにも好都合なんですよね!? たか爺としては、カが少ないのが何よりです…。
この日は「夜の森探検隊」のガイドウォークのような感じで、樹液ポイント回りに少し時間をかけました。ナナフシモドキもお父さんにくっついてきてくれて、見てもらうことができましたね。1人ずつになってもらう時間は短めにしましたが、まあ、あとはオスが出てきたらキープするとか、より大きなオスと入れ替えるとかして、最後に残りはリリースする感じですからね。
2日(木)は、自然環境情報ひろば-丸の内さえずり館-へ。たか爺は電車や人ごみが苦手なので、自宅より都心部へは滅多に出かけません…。有楽町へは乗り換えなしで行けるで助かりました。さえずり館は、なんだか都会のオアシス的な場所でほっとしましたね。
18時半~20時、NACOT(NACS-J自然観察指導員東京連絡会)主催のネイチャーセミナーで、「親子で野遊び春夏秋冬」と題したお話をさせていただきました。予想どおり時間切れで、後半はかなり駆け足になってしまってちょっと反省…。まあ、お父さんやお母さんにはこれから親子で楽しんでもらうためのきっかけに、指導員の方たちには何かのヒントになってくれれば幸いです。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
終了後、NACOTの川上さん、小口さんと軽く一杯。さえずり館との打合せや準備等で、お手数をおかけいたしました。感謝です。何よりも子どもたちの現状や親子での観察会の必要性等の問題意識が共有できてよかったですね。スケジュールさえ合えば、NACOTの活動にももっと参加したいところなので、今後ともよろしくお願いいたします。
でも、都会はやっぱり疲れるわぁ…。これだけ人が集まれば中には変なやつもいるわけで、夜の森より夜の街のほうがよっぽどリスキーだなぁ…。夜の森では迷わないたか爺も、都心のビルの地下街では迷子になっちゃうし…。
3日(金)の「夏はやっぱりカブトムシ」は参加者2名のみ。もっと怖がってもらってもよかったんだけれども、1人の時間は短めにして早めに切り上げました。カブトムシはやたらと出てくるので、リリースするというよりも初めからあまり採らない感じです。時間がたつにつれて、あちこちで交尾も始まりますが、大きなメスにしがみつくようにして交尾していたカナブンサイズのオスもいました。なんだかけなげ!?
オオゾウムシもご登場。今年は初めてですね。
大型でグレーのイオウイロハシリグモも久しぶり。オオクシヒゲコメツキは個体数も多かったです。
モンスズメバチはゴキブリかなにかを仕留めて、肉団子づくり。サルノコシカケにはオオキノコムシの仲間が来ていました。
最後に、ムクゲコノハとオスのハグルマトモエです。