10月31日(金)は、イチョウ並木も色づきはじめた光が丘公園です。「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査に行ってきました。この何年か使っていたクスノキ広場発だと、未就学児中心の場合は移動距離が少々長くなってしまうため、今回は昔よく使っていたユリノキ広場発のショートコース中心に調査。今年は、トウカエデやイロハモミジの種が不作なのはちょっと残念でしたが、風散布の木の種類的にはまったく問題なくてよかったですね。
光が丘公園には、こんな松ぼっくりをつける木もあったんですねぇ~。初めて気がつきました。下向きにつく大きな松ぼっくりって、めずらしいですよね。アカエゾマツになるのかな? 考えてみればこの15年、たか爺も広~い公園のごく一部しか歩いていないわけで、冬休みや春休みにでも一度、キッズアシスタントの子どもたちといっしょに隅から隅まで歩いて調べてみたくなりました。
11月1日(土)は、けん兄のお引越しで小平まで。再び爺婆+爺犬のみの家となり、さち婆はやたらとさびしがっております。大学卒業後2年間は宇都宮で1人暮らしも経験しているので、何の心配もないんだけれどもねぇ…。
まあ、母親というものは子どもがいくつになってもそういう生きもののようです。たか爺としては、そんなに遠くに行ってしまったわけではないので、お花見旅行の際にはくん爺の面倒をよろしく! っていう感じだけなんですけどね。
11月2日(日)は越生町。おごせ昆虫と自然の館の「ミツバチの話と蜂の子の試食会」です。講師は、たか爺のハチの師匠のsundogさん。到着するとすでに、駐車場にオオスズメバチの巣盤を並べて店開き中でした!?
確か本業は別にあったと思うけど、スズメバチの巣の駆除やミツバチの養蜂もやっていて、今はどっちがどっちだかわからない!? スズメバチの季節には、テレビに出たりもしています。そういえば昔、チャイロスズメバチの巣探しに同行させてもらったり、モンスズメバチの巣の駆除を見学させてもらったりしたこともあったっけなぁ~。
ワンダースクール通信№865
ワンダースクール通信№756
昔の『ワンダースクール通信』ですが、ご参考までに。
参加者は、ワンダースクールから8家族24名。アシスタントはまさパパです。地元の方も2家族参加していました。
オオスズメバチの幼虫たちと、羽化したばかりの成虫です。成虫のほうは、オス蜂なのか新女王蜂なのか確認してからじゃないと、たか爺は迂闊に手を出せません…。師匠は新女王蜂でも全然平気で、手でつまみながら毒針まで出させて、子どもたちに見せてくれておりました。
オオスズメバチのオス蜂をつかんで観察中!? 刺さない(刺せない)とわかっていても、ちょっと緊張気味かな? まあ、こんなこと、他ではまずできませんからねぇ~。
「スズメバチと記念撮影」です。たか爺も2匹もらってきましたが、飼育用にもらわれていったオス蜂たちもいました。水と昆虫ゼリーをきらさず、飼育ケースにタオル等をかけておいてあげると、1ヶ月ぐらいは楽しめますよ。
昔『子どもと自然大事典』に書いたハチと子ども もご参考までに。
館内へ入ってからは、蜂の子の試食会。蜂の子というとクロスズメバチの幼虫や蛹のイメージですが、今回はオオスズメバチです。
蜂の子の甘露煮はなかなか好評で、おみやげとしても持ち帰った方が多かったですね。
たか爺とまさパパは、巣からとりだしたばかりの蛹もそのまま生食でいただきましたが、昔モンスズメバチの蛹を食べさせてもらったときと同じで、プチュっと食べたら皮ひとつ残らず、すべて口の中でとけてしまって実にクリィミー! 「どんな味?」って聞かれても、「スズメバチの蛹の味!」としか答えようがないんだけれども、クリームシチューに入れたら、まったく気づかずにそれだけで栄養価がとんでもなくアップする感じかな!?
2枚目は、ミツバチの巣のほうです。
蜂蜜も食パンに塗って、試食させてくれました。花が咲く季節の順にサクラ・ニセアカシア・クリの3種類です。たか爺は、ニセアカシアのお花の天ぷらが大好きなんだけれども、蜂蜜もおいしかったですねぇ~。
オオスズメバチの蜂の子を乾煎り中! このあと、イナゴの佃煮も試食させてもらいました。
まあ、基本的に昆虫でも野草でも毒さえなければみんな食べられるわけで、あとは料理の腕次第!? 最近よく食糧危機問題とセットで「昆虫食」も話題になっていますが、そんな時代にはなってほしくないですね。たか爺としてはこのまま、あくまでもグルメな食材のままであってほしいところです!?
午後、希望者はよしざわ自然農園へ移動。お弁当のあと、自由に遊んでいってもらいました。
越辺川の生きものさがしが中心ですが、このブランコやハンモックも、子どもたちには人気があります。
いろいろと捕まりますよねぇ~。来春から初夏にかけて羽化しそうな大きさのカワトンボ、コヤマトンボ、コオニヤンマ等のヤゴもかなり捕まっていました。
長靴で川に入っても結局は…。という子も当然いたので、みのるじぃじがたき火をしてくれました。
子どもたちはたき火が大好きなので、竹も燃やされちゃう前に、たか爺考案の「タケロッピー」もいくつか切っておきました。よく乾いたら切口の面取りをして、白と黒で目を塗れば出来上がり! あとはキーホルダーにしちゃうことが多いけれども、もっといっぱい切れたらフレームにでも入れて、「タケロッピー合唱団」なんていうのもいいかもね!? でも、「Takeney&Co.」のオープンハートのペンダント向きの竹がなくて、ちょっと残念でしたね…。