たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

夏はやっぱりカブトムシ~ワンダーキッズ~

2015年08月06日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 注意事項等のお話し中です。8月5日(水)は「夏はやっぱりカブトムシ」の2回目。参加者はキッズ送迎6名+ファミリー現地3家族7名の13名でした。アシスタントはかこです。これはかこが撮ってくれた写真ですね。



 まずはAポイントへ。



 今年は樹液の出ている木が例年より少ないので、この日は2人ずつにしましたが、あとで子どもたちだけになってもらう予定の場所です。これもかこが撮影。



 これも同じく。



 カブトムシはもうご出勤なので、持ち帰りたい子どもたちには自分の手で採ってもらいます。ここは日没後も活動するモンスズメバチが少なくて助かりますね。



 そのあとTポイントへ移動。コクワガタを採っているところです。



 Aポイントへ戻り、2人ずつになってもらいます。1家族の到着が遅れていたので、2本の木だけ1人ずつになってもらいましたが、1人でも全然OKな子どもたちですね。



 この子の木ではアブラゼミの幼虫も木登りを始めましたが、残念ながら上のほうまでのぼってしまって、羽化までは観察できませんでした…。



 1年生たちは2人でちょうどよかったかな。



 力を合わせて、カブトムシを捕まえようとしておりました。



 落としちゃったかな?



 遅れてきたご家族も無事合流。



 カブトムシを捕まえてみてもらいます。この子は2年生ですが、カブトムシを木からつかみとるのは初めてだったのかな。でも、おくせずすぐにOKでした。



 樹液が出ている木の前で静かに待っていると、カブトムシが飛んでくるところや、飛んできたカブトムシを見ることもできますよね。



 なんだかとてもビビリな2人です。「夏はやっぱりカブトムシ」の雰囲気が伝わる写真にはなっているでしょうか?



 クツワムシの観察中。たか爺の期待通り、Aポイントでは複数の個体が鳴きはじめていました。



 東京・埼玉・群馬等では絶滅危惧Ⅰ類のキリギリスの仲間ですね。



 あとはみんなで再びTポイント。そのあとDポイントまで。



 この日は到着早々、ポイントを熟知している感じの地元の元気なママが2人の男の子を連れて虫探し中だったので、あまり期待はしていませんでしたが、ノコギリクワガタの大型オスとコクワガタの大型オスが捕まりました。帰りにトイレ休憩に寄ったら、他にも何家族か来ていましたね。まあ、昔から人気スポットにはなっております。たか爺としては、そんな親子がもっともっと増えていってほしいところですが、残念ながらどんどん絶滅危惧種に近づいているようです!?
 
 それにしても暑かったぁ…。なんだかこの夏の夜シリーズで一番暑かったような気がします。OS-1を2本持っていって正解でしたね。たか爺も年明けには還暦。年には勝てないからなぁ…。

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サバイバル魚釣り大会と川遊び~キッズ夏休み~

2015年08月06日 | 魚釣り


 8月4日(火)は、キッズ夏休み企画「サバイバル魚釣り大会」で巾着田です。小3以上のキッズ会員が対象。ダイソーの竹釣りざお約2m・淡水川釣り玉ウキ仕掛(替え針3本付)・餌にする川虫キープ用のプチカップのみ用意して、準備から餌探しも含めた正味2時間勝負です。当然、すべて1人でやってもらいます。
 たか爺としては、少なくとも魚釣りの経験はあるどんな子どもたちが挑戦にきて、実際にはどの程度のことまでできるのか見てみるために、今年はお試し開催です。まあ、金魚釣りやマス釣りで、だいたいの見当はついていますけれどもね!? 参加者は3年生1名・4年生1名・5年生3名・6年生1名の6名でした。 
 時期的には川遊びもしたいだろうなぁということで、時間は10時から14時としましたが、魚釣りに集中できない子が複数いた場合には、全員お弁当だけ食べて13時には帰途につき午後の川遊びはなしですね。



 まずは餌探しから。とりあえずカゲロウ・カワゲラ・トビケラ等の種類や大きさを問わず、5匹捕まえてもらいます。魚釣りのルールやポイント等の説明のあと、9時55分からスタート!
 でも、どう見てもみんな時間がかかりそうな探し方ですよね…。「川虫が何かわからない子、捕まえ方がわからない子、捕まえるためには何を持ってくるべきかわからない子は、事前に自分で調べておいてください」と連絡してあったにもかかわらず、石の下流部に網を置いてから石をひっくりかえすという採り方をしていた子は0名です…。
「川虫って何?」
 いきなり聞いてきた6年生までおりました…。



 これはたか爺が試しに採ってみたもの。シロタニガワカゲロウが中心です。他にもまだ小さなサナエトンボの仲間のヤゴやトビケラも捕まりました。子どもたちでも5分あればこの半分ぐらいは採れるはずですが、一番早かった4年生が20分、5年生トリオが25分、3年生と6年生は35分。1匹採るのに4~7分もかかっておりました…。



 一番早く餌を見つけた子が釣竿をつないでいるところです。残念ながら釣果は0でしたが、最後に仕掛けを巻き戻すところまでちゃんとできていました。
 上州屋で購入した仕掛けは、道糸の先がすでにエイトノットループになっているものだったので、本当は子どもたち自身に引きとけ結びで竿に結んでもらう予定でした。でも、餌探しに時間がかかりすぎたため、これはたか爺がやっておきました。次回は子どもたちにも覚えてもらいたいですね。2mの釣竿と仕掛けは、子どもたちにはちょうど扱いやすいサイズのようでした。



 10時35分頃、1匹目を釣り上げたのはこの5年生です。



 このカワムツですね。
 でも、あとが続かず、終了間際の11時50分には自ら仕掛けをからめてリタイア。



 10時40分頃にはこの5年生も1匹。11時頃にも1匹追加で、最終的に2匹です。この子も仕掛けを巻き戻すところまでちゃんとできていました。

 11時頃、まともな釣り方をしていなかった6年生にイエローカード! 2枚目をもらうことなく、11時10分には自ら何をどうすればこうなるのかまったくわからないほど仕掛けをぐちゃぐちゃにしてリタイアです。竿先は折るし、竿の反対側も割れていました…。今後、魚釣り関係へのエントリーはご遠慮いただくことにして、あとは見学です。



 11時20分頃、この3年生がすでに2匹釣っていることが判明。釣れたら言ってくれぇ…。11時40分頃にも2匹追加で、最終的に4匹です。でも、残念ながら、最後に仕掛けを巻き戻すことはできませんでした。



 この3年生が釣った4匹は、アブラハヤ3匹とカワムツ1匹でしたね。

 11時30分頃、やる気をなくした5年生の1人にイエローカード! この子は0匹のまま、仕掛けを巻き戻すこともできませんでした。でも、よかったですね。もしこの子がレッドカードになっていたら、午後の川遊びは中止になっていたところです。



 結果的に4匹・2匹・1匹で、0匹が3名。まあ、こんなところかな!? 当然、今回は賞状は作りませんが、6名中4名はとりあえず合格。これから少しずつ腕をあげていってください。



 産卵に集まっていたヒラタドロムシを見つけてくれたのは、かいとです。黄色い部分が卵塊ですね。



 これなら卵だとわかるかな?



 マユタテアカネです。



 流れている枯葉にとまっていたハグロトンボ。



 コオニヤンマ。



 カジカガエルの子ガエルです。



 魚釣りに集中できなかった子は1.5名だったので、お弁当のあと、午後は予定通り川遊びとなりました。



 飛びこんだり。



 蔓によじ登ったり。



 さっきまで魚釣りをしていた場所ですね。



 あとはご自由にお遊びください。

 こう毎日猛暑続きじゃねぇ…。魚釣りでも川遊びでも、やっぱり川が一番です。魚釣りは、夏休み後半の「水ガキばんざい! 川遊び」の際にもOK。挑戦してみたい子は学年を問わずリクエストしておいてもらえれば、道具を持っていきます。ただし、人出の多い土日は無理なので平日限定ですね。

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越辺川で川遊び~キッズ&ファミリー~

2015年08月05日 | よしざわ自然農園


 8月2日(日)も越生町です。よしざわ自然農園さんをお借りして、「プライベイトリバーで川遊び」ですね。
 右上に見えている建物は朝日のあたる家。小さい子を休ませたり、シャワーを使ったりできるので、本当に助かります。目の前を流れる水のきれいな越辺川で、親子で1日川遊びを楽しんでもらいました。昨晩の「夜間採集・観察会」のあとの早起きはつらいところですが、10時から15時までたか爺もたっぷりと楽しませていただきましたよ。



 定員40名のところ、年間予約ではキャンセル待ちが8家族26名にまでなって心配しましたが、実際の参加者は10家族34名に落ち着いてくれてホッとしました。アシスタントはまさパパとかこです。まあ、かこはほとんど参加者になっていましたけれどもねぇ…。
 やはり水の事故が一番怖いので、保護者の方はお子様からは絶対に目を離さないこと! 川遊びに限ったことではありませんが、これに尽きます。アシスタントのお仕事は、もし子どもだけで遊んでいる子がいたら、保護者が近くにいるかどうか必ず確認することでしたが、自分が遊びながらどこかへ消えちゃったらねぇ…。午後は参加者の写真撮影等で少しは役に立ってくれたので、とりあえずはよしとしておきます。キッズアシスタントの面倒までみてくれたじゅんパパには感謝ですね。



 お庭と川の境目にかけられたスリル満点のブランコ。これはまさパパが撮影。



 川へ下りると、目の前は小さな子でも安心な浅瀬です。これもまさパパ撮影ですね。



 川の中にもブランコがあります。小さな子にも気に入ってもらえたようです。



 この子はダイナミック! なぜか小学生の女子たちは自分で乗れるのに、男子は乗れないのか、たか爺は不思議でしょうがない!?



 よしざわさんちのワンちゃんも水浴びです。これはかこが撮影?



 魚釣りはあんま釣り。ここではすぐに木の枝に引っかけてしまって、ウキ釣りはむずかしいですね。これもかこ撮影かな?



 大きなカワムツも釣れていました。



 上流部はある程度の深さがあって小学生向きです。川の生きものさがしにも向いていますね。これはまさパパが撮影。



 ミズカマキリを捕まえていた子もいました。



 川の生きものさがしといえば、熱血父ちゃんのじゅんパパにかなうものはいません。ワンダースクール№1の魚とり名人です。



 今回はなんとムギツクまで捕まえておりました。この16年のワンダースクール史上初めてですねぇ~。お見事! もっとていねいに撮っておけばよかったなぁ…。



 カジカも大物を3~4匹。



 ジュズカケハゼです。



 ギバチも何匹か捕まえていました。
 写真は撮っていませんが、川の生きものとしては他にもサワガニ、カワニナ、ヘビトンボの幼虫、コヤマトンボ・コオニヤンマ・ハグロトンボのヤゴなどが捕まっていましたね。



 この子はシュノーケリングの練習中です。



 早瀬では、ジンベイザメに乗って川下り。これもまさパパ撮影です。今回はなかなかいい写真を撮ってくれていました。



 下流部もけっこう深さがあります。



 ボディボード用も活躍していました。楽しそうでしたね。



 ミヤマカワトンボを捕まえていた子です。



 たか爺は知りませんでしたが、テラスではストーンペインティング。これはかこが撮っておいてくれたものです。



 テラスのハンモックですね。これもかこ。



 水鉄砲で遊んでいた子どもたちもいました。



 タマムシです。たか爺はどうしても虫も探してしまいます…。捕まえて子どもたちにも見てもらいました。



 オオカマキリの幼虫はクモを捕食中。



 シオカラトンボはウスバキトンボを食べていましたね。



 この子はなんと泳いでいる魚も捕まえたそうです。最後にリリースしていました。

 猛暑日続きですが、川遊びには最適な日となって何よりでしたね。おいしいモツ煮と梅ジュースは、よしざわさんからの差し入れです。ありがとうございました! 22日も午前中は昆虫採集と標本作り(今回は朝日のあたる家で開催)、午後はまた川遊びでお世話になりますので、よろしくお願いいたします。

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夜間採集・観察会~里山体験プログラム~

2015年08月04日 | おごせ昆虫と自然の館
 8月1日(土)は越生町へ。まずは夕涼みの川遊びでよしざわ自然農園です。
 でも、15時に家を出て大泉から関越にのった途端に大渋滞…。新座の料金所に入るまでに45分もかかってしまいました…。旭ヶ丘シェルターあたりで乗用車4台の事故があったようです。最初は所沢まで100分の表示…。事故処理が早く済んだらしく、料金所からは車も流れ始めたので助かりましたね。



 よしざわ自然農園へは20分遅れで到着…。1家族はもう着いていましたが、現地のお天気が微妙な感じになっていたので中止かと思ってしまっていたようです。ごめんなさいねぇ…。



 越辺川のミヤマカワトンボです。ハグロトンボも増えてきました。



 オニグルミの葉っぱの上で交尾中だったアブラゼミ。



 ニイニイゼミを肉団子にしていたキイロスズメバチ。ケヤキの木の上の方に巣があるのかな?



 おごせ昆虫と自然の館の駐車場に設置されたライトトラップです。



 19時からの「夜間採集・観察会」へは、ワンダースクールからは5家族18名が参加。地元の方たちもけっこう来ていました。まずは室内でレクチャーを受けます。



 そのあと外へ。ライトトラップへは、ニイニイゼミやアブラゼミが飛んできていました。



 樹液が出ている木を観察中。なんだか先生が一番うれしそうだったりして!?



 カブトムシが来ていました。参加者の方たちに見てもらえてよかったですね。まあ、たか爺は昨晩も山ほど見ているからなぁ…。



 たか爺は校庭で、羽化を始めていたアブラゼミを見つけておきました。同じ木の上で2頭。



 みんなで観察中です。



 ここまでは観察できましたね。



 見られてよかったです。



 校庭の小さな池にはアマガエル。



 喉をふくらませて大きな声で鳴いていました。



 大きなトウキョウダルマガエルも姿を見せてくれましたね。



 お休み中のヒメウラナミジャノメです。



 ライトトラップにきた虫たちはほとんど撮っていませんが、残念ながらカブクワちゃんは0。川の近くなので、カゲロウやカワゲラの仲間も4~5種類は来ていました。



 たか爺も初めて見た虫は、カッコウムシ科のツマグロツツカッコウムシのようです。



 幼虫は触ったら大変なやつですが、成虫ならOKのイラガ。



 幼虫はおいしいらしい「桜毛虫」のモンクロシャチホコですね。



 室内へ戻り、まとめを。



 おみやげのカブトムシに群がる子どもたちです。いるところにはいくらでもいるんだけどなぁ…。

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夏はやっぱりカブトムシ~ワンダーキッズ~

2015年08月01日 | 夏はやっぱりカブトムシ


 7月31日(金)は、ワンダーキッズの「夏はやっぱりカブトムシ」。参加者はキッズ送迎2名・ファミリー現地2家族6名の8名です。
 ヒグラシが鳴いていたので、子どもたちにちょっと聞いてみたら、「鳥」!? キッズアシスタントにもなっている6年生と、3年生なんだけれどもなぁ…。ファミリー参加の5歳の子は、「セミ!」と即答でした。



 おチビのコクワちゃんです。
 たか爺はもしかすると、世界中のクワガタの中で一番好きなクワガタかもしれません!? たとえ子どもだってその気になって探せば、都心でもどこでも自分の努力次第で見つけることができるクワガタですからねぇ~。親に買ってもらっただけのどんな外国産のクワガタやカブトムシなんかよりも、はるかに貴重品だと思いますよ。カブトムシだって同じですね。いつどこでどんなふうに暮しているのかわからないと、自分で捕まえることはできません。



 飛んで逃げていくカブトムシ、見えますよね?
 たか爺はノコギリクワガタのメスを網の外へポロリ…。パパたちやたか爺だって、逃げられちゃうこともあります。まあ、そんな失敗も含めて、夜のカブトムシやクワガタさがしは楽しいものです。



 自分の手で捕まえることができたら、子どもたちは絶対にうれしいわけで、もうたか爺の思う壺ですね!?



 たか爺のポイント名を使うと、この日はAポイントからTポイントの木を見てもらってから、Aポイントに戻って1人ずつになってもらいました。1人でいてもらう時間は、早めに切り上げましたけれどもね。



 5本ともカブトムシやコクワガタが出てきてくれましたね。この子の木には、最後にノコギリクワガタのオスもご登場です。



 そのあとまたTポイント経由で、Dポイントまで足をのばしました。これはDポイントの木。
 カブトムシもクワガタもカウントしていませんが、やはり昨晩よりクワガタは少なかったものの、カブトムシは一度捕まえた木に戻ってくると、また次のカブトムシが来ているという感じでしたね。藪こぎ付きのOポイントはパスしました。



 これはBポイントの木。ちょっと疲れ気味だった子どもたちにはちょうどいいぐらいの時間で解散しましたが、「ノコギリが欲しいほしい」と、キッズ2名がうるさくてなぁ…。「そんなに欲しけりゃ自分で探せ!」ということで、9時半近くまで車でMの木、Dポイント、Bポイントと回ります。



 Dポイントではノコギリクワガタのメス1頭。



 ラストチャンスのBポイントではなんとオス2頭、メス3頭です! これは小さかったほうのオスですね。



 それにしても、何枚か撮ってみてもコンデジを狙える写真にはならないコンビです!? せっかく自らの手で目的を達成した喜びを、もう少し自然に表現できないかなぁ…。まあ、いいか。



 アブラゼミも2頭羽化していました。



 外灯も入れて。街の灯りや花火なら絵になったかもしれません!? 

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