たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

来年度の事前調査!?

2017年10月10日 | 里山体験プログラム
 10月8日(日)の里山体験プログラム「トンボの観察会」の午後は、よしざわ自然農園さんの朝日のあたる家の庭をお借りして、虫さがしや川の生きものさがしなどで遊んでいく予定でした。でも、なぜか参加希望者は0!?
 けっこう暑い日になったので、川遊びだってできたのになぁ…。なんだかもったいなかったけれども、秋は行事も多くて、子育て世代は何かと忙しいですからねぇ…。
 当初はさち婆も同行予定だったので、それなら武蔵丘陵森林公園でお花見して帰ろうかと思っていたら、孫娘の運動会が7日から8日へと雨天順延。さち婆は運動会へ、たか爺も予定変更です。



 まずは埼玉県指定天然記念物「上谷の大クス」へ。
 おごせ昆虫と自然の館のすぐ近くから車で2.4㎞なんだけれども、なぜか今まで見にいっていませんでした。「魔法の小枝でキーホルダー作り」や「香りのえんぴつ」の材料として、クスノキにはずぅ~っとお世話になっているのにねぇ~。



 ウッドデッキといっしょに撮ったほうが、木の大きさもわかるでしょうか?
 いったい何頭のトトロが棲んでいるんだろうね!?
 


 全国巨木ランキング第16位、埼玉県では第1位の巨木ということです!
 当然落ちている枝はいただいてこようかと思っていましたが、残念ながらあまり拾えませんでした…。これからはちょくちょく寄りたいところです。駐車場も近くに水洗の公衆トイレもあるし、来年度は大クスの木の下で「魔法の小枝でキーホルダー作り」なんていうのもいいかもね!?



 そのあと、嵐山町へと移動。
 つたえ農場の五十嵐さんから提案のあった都幾川沿いの新しい田んぼを見にいってきました。この田んぼになるのかな?



 でも、駐車場所はここじゃなさそうだなぁ…。
 田植えや稲刈りのあとそのまま都幾川で遊べるのは最高なんだけれども、近くに公衆トイレはなさそうだし…。とりあえず次回は、対岸の駐車場所や川や川原の状況も見にいってみる予定でおります。
 


 お昼はカインズモールのラーメンとアイスコーヒーで済ませ、やはり五十嵐さんに教えてもらったホタルの名所へも。
 こんな道を歩いていくと。



 こんな感じで。



 でも、ホタルとは縁がなさそうなこんなため池に着いて…。車で入らなくてよかったぁ…。結局、すぐ近くまでは辿りつけていたものの、現地へは到達できませんでしたねぇ…。



 これは、ため池の近くの畑にありました。なかなかいいでしょ!?



 思いがけずコウヤボウキの花にも出会えたので、良しとしておきます。
 後日改めて仕切り直しの予定ですが、駐車場所のスペースからいくとワンダースクールとしての「ホタル狩り」は難しいかもしれませんねぇ…。



 翌9日(月)は義弟の一周忌。
 おいしいお昼ご飯もいただいてまいりました。これ以外にも天ぷらの盛り合わせ、茶碗蒸し、マイタケの天ぷら付きの冷しソバまで付いていて、さすがにもうお腹いっぱいでございます…。
 それにしても、年をとると本当に1年なんてあっという間ですねぇ…。たか爺はもうとりあえずはいつどうなってもわが人生に悔いなしですが、生きている間は毎年季節ごとに見られていた生きものたちの姿を見続けることができたらいいかなぁ~。

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里山体験プログラム「トンボの観察会」

2017年10月09日 | おごせ昆虫と自然の館


 10月8日(日)は越生町。おごせ昆虫と自然の館の「トンボの観察会」です。
 関越道が事故渋滞で、ナビの案内どおりに所沢ICでおりて下道利用となりましたが、どうにか10分遅れで到着できてよかったぁ…。ワンダースクールからの参加者も練馬の3家族9名だったので、渋滞には巻き込まれてしまいますよねぇ…。とりあえずセーフでよかったです。お待たせしてしまった越生町の3家族7名と講師陣には、改めてごめんなさい!



 アキアカネとナツアカネの見分け方や、ショウジョウトンボとウスバキトンボは実は赤トンボの仲間(アカネ属)ではない等、赤トンボに関する室内でのレクチャーのあと、屋外へ出てトンボ採りが始まりました。



 でも、トンボは意外と少なくて、みんな苦労していましたねぇ…。
 確認できた種類は、アキアカネ・ナツアカネ・ミヤマアカネ・マユタテアカネ・ノシメトンボ・ウスバキトンボの6種でした。



 イチモンジセセリを捕まえたところだったかな。



 この子はキタキチョウも捕まえていましたが、幼虫のほうを載せておきます。嫌いな人はごめんなさいねぇ…。



 もうひとつおまけに…。ヒラアシハバチの幼虫たちです。
 かわいい顔をしてるでしょ!? ハンノキにとまっていたマユタテアカネを捕まえたママの網に、たくさんくっついておりました…。芋虫は苦手なようだったのでたか爺がつまみとっておきましたが、肝心の葉っぱの縁にぶら下がって集団で威嚇しているらしいポーズは、撮れていなくて残念…。



 キタテハです。



 後半はプールでのヤゴ探し。



 ギンヤンマかクロスジギンヤンマのヤゴですね。



 こんなツートン柄のヤゴは初めて見ました! 顔はギンヤンマだけど…。
 この日は昆虫王の長畑さんも来てくれていましたが、「若齢だからこんなだけど、成長すると意外と普通になるんじゃないの」みたいな感じでアタリ! 帰宅後に寄居の新井さんへメールして聞いてみたら、ギンヤンマのヤゴのようです。クロスジギンヤンマだとこの時期にまだこの大きさのものは少ないようですね。



 ショウジョウトンボのヤゴ。こちらも新井さんに教えてもらいました。



 この写真だと背棘の有無は確認できないけど、オオシオカラトンボのほうになるのかな。



 イトトンボの仲間です。



 ヤゴ以外では一番個体数が多かったコマツモムシ。



 マツモムシです。



 こっちが普通の体勢ですね!?



 ハイイロゲンゴロウもおりました。



 プールサイドのクコの花に来ていたスズバチです。
 ナガコガネグモの巣にかかってしまったドロバチの仲間もいました…。



 ヒャクニチソウはウリハムシだらけ!
 人が通るたびに飛びたって、ものすごいことになっていましたね。



 陽だまりに集まっていただけなのかな?



 室内へ戻って、本日のまとめです。



 トンボの写真は1枚も撮れなかったので、標本写真を載せておきます…。

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メグスリノキ

2017年10月07日 | みんなの花図鑑
 10月7日(土)の「セイタカアワダチソウの入浴剤作りと草はら探検」は雨天中止です…。
 14日(土)・15日(日)の「草はらジャングル探検隊」の際にもまだ収穫できると思うので、その際にチャレンジしてみてくださいね。平日の10日(火)から13日(金)でも個別対応OKですよ。



 これは6日。
 4日の事前調査の際に拾った自然学習センターのでぶどんマテバシイです。ミニドリルで穴をあけてヒートンを付け、殻斗にお絵かきしておきました。そういえば、今年は「自然観察を楽しむアート展」があったので、光が丘公園のマテバシイもあまり拾ってきていないし、ヒートンも付けていませんでしたねぇ…。



 これも6日。昨年のセイタカアワダチソウをはさみでジョキジョキ。ほんとうは7日の参加者の方たちにやってもらう予定だったのになぁ…。



 100均のプラケースに水切りネットをかぶせ、セイタカアワダチソウを2つまみほど入れてしばれば入浴剤の完成です。水切りネットは短いものでもOKですが、長いものだとWにすることができて尚いいですね。
 まあ、寒い日になったので、たか爺ンちでもこの日からセイタカアワダチソウの入浴剤を使うようにしましたが、昨年のものでもやっぱり湯上りの保温効果は抜群でしたねぇ~。



 7日の午後は、けん兄のお引越し。たか爺ンちからはこの冷蔵庫のみでしたが…。


 
 国分寺市なので、ついでにちょこっとだけ薬用植物園へも寄ってきました。メグスリノキです。



 という木なので、薬用植物園にも植えられているわけですね。



 もちろん、たか爺の目的はこの木の「空とぶ魔法のフシギダネ」! 「自然観察を楽しむアート展」の際には、小口さんが「お宝Box」用に持ってきてくれて、終了後にたか爺がいただいてまいりました。



 葉っぱの形からは想像できませんが、カエデの仲間なので翼果をつけます。



 せっせと拾い集めてきましたよ!
 以前は「空とぶ魔法のフシギダネ」の際に、高尾山のカジカエデを使っていましたが、さらに大きな翼果ですからねぇ~。



 時間がなかったので、お花のほうはメグスリノキの近くのオオベンケイソウのみ。名残り花です。



 かと思ったら、最後にヘビウリも撮っていました。



 カラスウリによくいるクロウリハムシも来ていましたね。



 ということですが、何に効くのかね? カラスウリじゃダメなのかな? 名前にヘビやカラスが付く植物は、人は食わないというイメージですが、ヘビイチゴだってシロップ漬けにすれば食えるし、カラスノエンドウだって天ぷらにすればうまいしね!?

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「セイタカアワダチソウの入浴剤作りと草はら探検」事前調査

2017年10月06日 | みんなの花図鑑


 10月4日(水)は彩湖道満グリーンパーク。通路の草刈りが終わった浄化施設の原っぱです。「セイタカアワダチソウの入浴剤作りと草はら探検」の事前調査ですが、もちろん収穫もしてきましたよ。
 11時半に予約していた歯医者さんが14時近くまでかかってしまったため、15時すぎからにはなってしまいましたけれどもねぇ…。まともな写真はありませんが野の花中心なので、久々にカテゴリーとジャンルは「みんなの花図鑑」にしておきます。



 入浴剤作りに使うセイタカアワダチソウの蕾のほうは、ちょうどいい感じ!



 こんなふうに開花したものは摘みません。
 まだ少なくてよかったですね。蕾の収穫はこの1~2週間が勝負です。



 スズメウリの花も残っていました。雄花ですね。



 雌花は大半が実になっていて、灰白色に熟したものも多かったです。



 ヘクソカズラも。



 シロノセンダングサ。



 ハマベアワフキになるのかな。
 セイタカアワダチソウが好きなようで、個体数も多かったですね。



 オオベニタデ。暗いので、お花のアップは無理ぃ…。



 アメリカイヌホオズキです。



 ナンバンギセルは名残り花。ここも暗すぎて…。



 酢だこになりはじめていたタコノアシです!?



 ウラナミシジミは秋の蝶ですね。



 殻斗が深くてカエル型が多いマテバシイの木のどんぐりは、今年はいまひとつ…。自然学習センター前のでかどんの木もいくらも落ちていませんでした…。



 天使の梯子です。
 そういえば、10月4日は生後39日で亡くなった次男の命日でございました。もう32年かぁ…。



 これは翌5日(木)。
 収穫してきたセイタカアワダチソウを20本ずつ束ねて乾燥させます。葉っぱも使えるらしいのですが、下の方の葉っぱは収穫の際に落とし、束ねる際にも間引きして、なるべく蕾中心にするのがたか爺流ですね。
 とりあえずこれで135本ありましたが、早めにもう少し収穫してこないと。そろそろオギの穂集めも始めないといけませんが、腰の椎間板ヘルニアの具合が悪くて難儀しております…。



 午後はくん爺の通院でした。
 たか爺がドライバーでさち婆がヘルパーといったところかな!? 1時間で済んでよかったけれども、診察・お薬・耳のお掃除で15.500円也…。



 お疲れさま。

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秋の生きものさがし~ワンダーキッズ~

2017年10月04日 | 秋の生きものさがし
 10月2日(月)は普段どおり、自然に目が覚めるまでは寝こけておりました。まずは、遅れに遅れていた9月16日の「ねりま遊遊スクール」の実施報告書書きから…。そのあと、車から「自然観察を楽しむアート展」の荷物をおろして、とりあえず玄関の中へ。たたんであったサードシートを元に戻して、5人は乗れるようにしないといけませんからね。
 オギのリース関係は、とっておくものと28日と29日の「オギのトトロやフクロウ作り」の際にあげちゃうものとに分けたり、ワークショップ関係は10・11月用に組み直してから片づけないといけないので、しばらくこのまま積み上げたままになっちゃうかなぁ…。



 2日のワンダーキッズ「秋の生きものさがし」は、秋ヶ瀬公園のピクニックの森。チカラシバの「ウニぃ~!」からスタートですね。



 今はまだ大丈夫ですが、じき厄介なくっつきむしのひとつになります。
 靴の中に入ったりすると、歩くたびに靴下の上からくいこんでくる感じ…。



 セイタカアワダチソウももう蕾をつけていました。



 週間予報はちょっとまだ微妙ですが、彩湖道満グリーンパークで土曜日に開催予定の「セイタカアワダチソウの入浴剤作り」にはちょうどいいタイミングかな。



 バーベキュー場の池ですね。



 子どもたちはクヌギのどんぐり投げです。
 向う岸まで届いていた子もおりました。



 まだやりますか。



 さっそく別のくっつきむしの洗礼もうけておりました。
 こちらも厄介なアレチヌスビトハギです。きれいにとっておかないと、洗濯してもとれませんからねぇ…。



 何を見つけたのかな?



 クビキリギスでした。



 「口紅をひいたネズミ男」です!?



 まだ幼虫もいます。成虫で越冬するキリギリスの仲間ですからね。



 個体数では№1のコバネイナゴは、いくらでも捕まりますよね。



 ノコンギクにはハナグモが隠れていました。



 アキアカネです。
 撮ったあとに、子どもたちに採らせてみたら逃げられちゃたけど…。



 一応、周回路へも入ってひと回り。
 でも、やっぱりまだまだやぶ蚊ブンブンでしたねぇ…。



 たか爺が見つけたオオカマキリです。
 行きの車の中では「トンボを採る」、「おれはカマキリを捕まえる」と威勢がよかったわりには、このカマキリにも逃げられておりました…。



 飛んで逃げているオオカマキリも写っていますが、わかりますか?
 まあ、ちょうど「カマキリも飛ぶの?」って聞いてきた子もいたので、実際に飛ぶところを目の当たりにすることができて良かったかもしれませんね。



 スッポンタケの仲間のキツネノタイマツは、ちょっと匂うけど…。



 オオカマキリの原っぱは草刈り済みでした。
 そろそろオギのフクロウたちをとめるリースが少なくなってきたので、奥に生い茂っているクズの蔓はこの冬に収穫させてもらう予定でおります…。



 子どもたちが見つけたコカマキリを観察中です。お食事中でしたね。



 きらいな人はごめんなさいねぇ…。コスズメの幼虫です。
 子どもたちは、アマガエルやカナヘビも見つけていましたね。

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NACOT主催「自然観察を楽しむアート展2017」無事終了いたしました

2017年10月03日 | NACOT


 「葉っぱでアート」のパーテーション面の下にテーブル1台を追加して、ワークショップ「魔法の小枝でキーホルダー作り」の材料やパーツ等を移動。「たか爺の子どもと楽しむネイチャー=アート」のコーナーの土日バージョンです。
 9月26日(火)から始まった「自然観察を楽しむアート展2017」は、10月1日(日)にて無事終了いたしました。土日はたか爺も終日、新宿御苑インフォメーションセンターのアートギャラリーですね。



 6名が作業できるようにしたテーブルです。
 でも、肝心のワンダースクールの会員の方たちが2家族しか遊びに来てくれなくて、ちょっとなぁ…。アシスタントのまさパパ、キッズアシスタントのれいとしゅういちがお手伝いにきてくれたので、4家族11名は来てくれたことになりますが、4/112家族で11/361名ではかなりさみしかったですねぇ…。
  


 手前は「セミの抜殻しらべ」の抜殻の山! 奥は写真の展示面です。



 今回はたか爺もこのミドリシジミと、オオトラカミキリ、チャイロスズメバチの3点を展示してもらいました。



 「魔法の小枝でキーホルダー作り」のほうはこんな感じ。



 手前のセミの抜殻の山では、小久保さんが解説中ですね。



 手作りクッキーの差し入れ、ありがとうございました! おいしすぎて、さち婆も感激していましたよ。
 例年お子様連れの来場者は意外と少ないので、作りたい子が好きなだけ作っていく感じです。もったいないので、昔の子どもたちにも作っていってもらいました!? 4月の「新宿御苑みどりフェスタ」の際には、有料(200円/1個)で作ってもらっていますが今年は109個。今回は無料でも、2日間で60個どまりでしたけれどもねぇ…。



 お昼は土日ともに、新宿御苑インフォメーションセンター内にあるカフェ花の木です。たか爺はこの「野菜たっぷりトマトパスタ」がお気に入り。火・金は、やはりお気に入りのすぐ近くにあるお蕎麦屋さんのくろ田でしたけれどもね。



 これも一応、今回出品したアカガシワ・シリブカガシ・ジュズダマのペンダントと、シリブカガシのブレスレット。ウッドビーズは100均のものです。

 とりあえず無事に終わってくれてホッとひと息ですね。お手伝いまたご来場、ありがとうございました!
 でも、疲れたぁ…。日曜は車から荷物もおろさず早めに爆睡です。月曜はワンダーキッズがあったので、荷物を車から玄関内へ移動しただけですが、腰の具合は最悪だなぁ…。本日はリハビリデーだったので、先生に念入りにマッサージもしてもらいましたが、当分腰痛には悩まされそうですねぇ…。

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