1月上旬から動き始めたMAV-2Wダイポール基台の軽量化作業だが、実際の加工を終えて約3週間、ようやく部品重量を測ることが出来た。その結果がUP写真の表だ。
メインは基台のベースとなるマウントで、ブラケットの断面積を根拠に幅を詰めて61%の削減となった。その次はブラケットで、加工チョンボによる設計変更のお陰もあって、結果的に41%の削減となった。最後にバランだが、樹脂なので当初はターゲットにしていなかったけど、Uボルトの移動が叶えばマウントを相当小さくできるので、移動場所を確保するために両サイドを切断した結果、6%と微量だけど削減につながった。
結局、標準構成(購入時の状態)に対しては30%超の削減となったが、軽量化に着手する前にマストへの喰い付きを促す固定金具とエレメントケーブルの緩みを防ぐための飾りナットを追加していたため、全体では28%(218g)の削減を経て787gが569gになった。実際に使ってみて効果を実感できるのかは分からないけど、今のところ一定の満足感はある。
あとは過去記事でも紹介した軽量ホイップアンテナを適用すれば、アンテナ全体の軽量化は完成する。とりあえず自立して連続50Wでも耐入力に余裕があるコンパクトアンテナを立ち上げたい。でもこれ、新モービルシャックでHF帯が立ち上がってからだな。と言うことで、このダイポール関連の作業は一旦区切りにしたい。何か着手できた場合は、また記事化しますね。
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