がっかりの蒸し豚

2010年05月02日 23時53分16秒 | アイデアのかけら
おそらく渋谷が発祥と思われる「O]という韓国料理屋がある。
今やチェーン展開している店だ。

僕は十数年前に渋谷本店に初めて行き、
この店の「蒸し豚」のファンとなった。

その後、何度この店で「蒸し豚」を食べたことか。
裏切られたことはなかった。

その後、二子玉川に支店を見つけ、
蒸し豚を食べたが、
一緒に行った家人たちにも好評だった。

それで今日、家人(大)のリクエストに応えて、
久々に「O」の二子玉川店に行った。

店は駅前の再開発にともなって、
場所を移していた。
だけど、メニューは同じだ。

迷わず蒸し豚を頼んだ。

しかし、出てきた皿を見て驚いた。

肉が薄い。
肉が小さい。
一枚を箸でとるのが困難なほどの肉だ。

別に肉の量が減ったことを憤っているわけではない。
肉を小さく薄くしたことで、
明らかに味わいが落ちているのだ。

肉を薄く小さく変えたのは、
儲けを考えてのことだろう。

まあ、企業としてそう考えるのはわかるが、
ここまで露骨なやり方で、
客を失望させるのはどうなんだろうか。

家人(大)のがっかりした姿を見て、
その企みの浅はかさについて考えたのだった。

ドイツ最高峰のビジネスマン

2010年05月02日 09時59分09秒 | コメディのかけら

先日のミュンヘン取材旅行で、
ドイツ最高峰の「ツークシュピッツェ」に行った。

そのメンバーの一人に、
某広告代理店のI君がいた。

このI君、
今回の取材のクライアントに気を使い、
ドイツまでなんと自腹でやってきたのだ。

それはさておき。

問題はI君の服装だ。

現地でクライアントに接すると思っていたI君は、
スーツしか持って来なかったのだ。

本来の予定ならば、
ほぼミュンヘン市内にいるはずだったので、
それでもさして問題はなかった。

だが、突然オフの日ができてしまい、
ドイツアルプスに行くとなったら話は別である。

ドイツ最高峰を眺めるスーツ姿の男。
防寒のためネクタイを締め、
上に着ているのはトレンチコートだ。

ザ・ジャパニーズ・ビジネスマン。
ドイツの人たちの目にはどう映ったのだろうか。

ちなみに、
クライアントは噴火の影響で飛行機が飛ばず、
結局、ドイツには来れなかった。
つまりI君のスーツはまったくの無駄となった。