ドイツのパンの定番の一つが「プレッツエル」だ。
ビアレストランに行くと、
有無を言わさずカゴに入った人数分のプレッツエルが運ばれてくる。
最初は必ず食べないといけないものかと思ったが、
そうではないそうだ。
食べた数だけがお会計されるシステム。
だから残った分は次の客に使いまわしだ。
ある時など、
輪投げのピンに引っ掛けたような状態でプレッツエルが出てきたが、
手付かずのまま置いておいたら、
ピンから一つだけ抜いて、
隣のテーブルに持っていった。
日本人から見るとかなり違和感のある光景だが、
向こうでは普通のことなのだろうか。
ちなみにプレッツエルの表面の白い粒は塩。
だからとてもしょっぱい。
現地の人でも健康に気をつかい、
表面の塩をはらって食べる人も多いそうだ。