毎週のように災害ボランティアとして、
東へ西へと飛び回っている知り合いから聞いた話。
その人曰く、
「遠方からボランテイアを呼ぶのも行くのも、
災害が起きてからしばらくの間だけにして、
ある程度時間が経ったら、
なるべく地元でやってもらった方がいい」
災害から何年も経っているのに、
東京からボランティアが行くことによって、
思わぬ弊害が起きているという。
被災者の中には、
ボランティアを「タダで使える労働力」と
悪用する人がいるそうだ。
ボランティアがやっていることは、
本来、地元の人を雇用してやるべきこと。
しかしいつまでもボランティアが来ることで、
地元の人は仕事を奪われてしまう。
「なので、地元の人にヘンに恨まれることもある」
しかし、今なおボランティアの手が必要な人がいるのも事実で、
その見極めは遠方にいる身でなかなか判断がつかないという。
その土地の災害ボランティアの主体が、
もっとちゃんと仕切るべきなんだろうけど、
そこの整備が進んでいないんだろうなあ。
こういう話、
当事者ならではの一次情報なので、
ここで共有する次第。