災害ボランティアはいつまで

2018年11月14日 08時42分47秒 | その他のかけら

毎週のように災害ボランティアとして、
東へ西へと飛び回っている知り合いから聞いた話。

その人曰く、
「遠方からボランテイアを呼ぶのも行くのも、
 災害が起きてからしばらくの間だけにして、
 ある程度時間が経ったら、
なるべく地元でやってもらった方がいい」

災害から何年も経っているのに、
東京からボランティアが行くことによって、
思わぬ弊害が起きているという。

被災者の中には、
ボランティアを「タダで使える労働力」と
悪用する人がいるそうだ。

ボランティアがやっていることは、
本来、地元の人を雇用してやるべきこと。
しかしいつまでもボランティアが来ることで、
地元の人は仕事を奪われてしまう。

「なので、地元の人にヘンに恨まれることもある」

しかし、今なおボランティアの手が必要な人がいるのも事実で、
その見極めは遠方にいる身でなかなか判断がつかないという。

その土地の災害ボランティアの主体が、
もっとちゃんと仕切るべきなんだろうけど、
そこの整備が進んでいないんだろうなあ。

こういう話、
当事者ならではの一次情報なので、
ここで共有する次第。