協力金について

2020年12月17日 08時21分51秒 | アイデアのかけら
東京都では、
酒類を出す店が夜10時以降の営業を自粛すると、
協力金が支給される。

11月28日~12月17日実施分に関しては、
一律40万円。
1日あたり2万円。

この金額は妥当なのかどうか。

テレビのニュースでは、
繁華街の飲食店の店主が、
この程度の金額をもらっても…
と嘆いている姿をよく見かける。

その一方で、
店主ひとりでやっている行きつけのラーメン店曰く、

「普段、夜10時以降に店を開けていても、
 1日2万円も売上はない。
 しかも今回の2万円は、
 売上ではなく純粋な利益」

そう、中には1日2万円支給されると、
普段よりも儲かる店もある。

要は売上の大小に関わらず、
「一律」というところが、
いろいろな摩擦を生んでいるわけだが、
かといって「売上に応じて」となると、
申請も支給も複雑になり、
実施まで時間がかかってしまうのもわかる。

この文章には結論も提案もない。

ただ上記のような話を、
ラーメン店のカウンターで聴いたので、
記録しておくだけです。

店主はこんなふうにも言っていた。

「ま、ウチにとってはボーナスみたいなものです」