賞味期限とはなんぞや

2020年12月27日 08時33分35秒 | アイデアのかけら
冷凍庫の奥の隙間から、
薄茶色の板状の物体を見つけた。

生麩だった。
くるみ入りの生麩。

京都のある店の生麩が好きで、
京都に行くたびに買って帰るのだが、
少なくとも今年、京都には行っていない。

賞味期限を見ると、2019年4月。
1年半も前に切れている。

普通なら有無を言わさず廃棄するところだが。

一応真空パックされている、
そしてずっと冷凍されている、
という条件を考えると、
味はさておき、
衛生上の観点でいえば、
食べたところで問題ないのでは?

とりあえず解凍し、パックから取り出してみる。

見た目や匂いなどに異常はない。
薄く切り、口に含んでみる。特に変わった味もしない。

調理してみるか。

1センチ幅ぐらいに切り、
バターでソテーする。
こうやって生麩を食べるのが好きなのだ。

食べてみる。

表面はカリっ、中はふわっトロっ。
いつもの生麩だ。
くるみの風味もちゃんとする。

少なくとも僕の舌の精度では、
賞味期限内のものと変わりない。
『芸能人格付けチェック』の問題として、
出題してほしいぐらいだ。

賞味期限ってなんなんだろう?
そう考えた出来事でした。